sdkman でインストールした Java JDK を IntelliJ IDEA のプロジェクトで利用する
概要
sdkman は 複数バージョンの Java JDK を開発環境で利用する際に便利です。
IntelliJ IDEA で Java のプロダクト開発する際に、 sdkman で入れた Java JDK を使う方法についてまとめましたので以下に共有します。
sdkman の導入
sdkman 自体のインストールは以下を参考にしてください。
sdkman を使った各種 Java のインストールなど使い方はこちらを参考に。
例 sdkman を使った Java 8 と 11 のインストール
sdkman でインストール可能な Java JDK を確認します。
$ sdk list java ================================================================================ Available Java Versions ================================================================================ Vendor | Use | Version | Dist | Status | Identifier -------------------------------------------------------------------------------- AdoptOpenJDK | | 16.0.1.j9 | adpt | | 16.0.1.j9-adpt | | 16.0.1.hs | adpt | | 16.0.1.hs-adpt | | 11.0.11.j9 | adpt | | 11.0.11.j9-adpt | | 11.0.11.hs | adpt | | 11.0.11.hs-adpt | | 8.0.292.j9 | adpt | | 8.0.292.j9-adpt | | 8.0.292.hs | adpt | | 8.0.292.hs-adpt ...
↑こんな感じでずらっと利用可能なバージョンの一覧が出ます。
出てきた結果を参考に、インストールしたいバージョンを指定して以下コマンド実行します。 Java 8 と 11 のバージョンを試しに入れます。
$ sdk install java 11.0.2-open $ sdk install java 8.0.282.hs-adpt
IntelliJ IDEAでの設定方法
IntelliJ IDEA で開発対象のプロジェクトを開いた状態で File
→ Project Structure...
を選択します。(mac なら Command + ;
のショートカットで開けます)
JDK 登録
Platform Settings - SDKs
を選択します。
+
を押して Add JDK...
を選択します。
sdkman で入れた java の jdk パス(~/.sdkamn/candidates/java/{バージョン}
)を指定します。
先ほど入れた java 8 と 11 の jdk を登録しておいた図が以下の通りです。
プロジェクトで使う JDK を設定
Project Settings - Project
を選択します。
Project SDK
に先程追加した JDK を選択します。
あとは右下にある OK を押して設定完了です。