GitHub で新しく使えるようになったアラート記法を Saved replies ですぐ呼び出せるようにする

2023.12.19

こんにちは、CX 事業本部 Delivery 部の若槻です。

先日に GitHub で Alert(アラート) というマークダウン拡張の記法が新しく使えるようになりました。

使用できるアラート記法は 5 種類で、次のように記述をします。

> [!NOTE]
> Useful information that users should know, even when skimming content.

> [!TIP]
> Helpful advice for doing things better or more easily.

> [!IMPORTANT]
> Key information users need to know to achieve their goal.

> [!WARNING]
> Urgent info that needs immediate user attention to avoid problems.

> [!CAUTION]
> Advises about risks or negative outcomes of certain actions.

これによりドキュメント等でメッセージを強調することができます。

ドキュメントはこちらです。

Saved replies ですぐ呼び出せるようにする

さて、このアラート記法を使いたいときに、何も見ずに記述をする自信は私にはありません。かと言って度々チートシート的なものを見るのも面倒です。

そのような時は GitHub の Saved replies を使うと便利です。これにより予め用意したテンプレートを呼び出すことができます。

https://github.com/settings/replies より 5 つの記法を作成しておきます。

すると、Issue や Pull Request のコメント欄でボタンクリック(またはスラッシュコマンド)により Saved replies のテンプレート一覧を表示できます。

選択したテンプレートがコメント欄に挿入されます。

これで 5 種類のアラート記法を覚えておく必要はありませんね!

おわりに

GitHub で新しく使えるようになったアラート記法を Saved replies ですぐ呼び出せるようにしてみました。

アラート記法を利用すれば GitHub でのドキュメントの表現力が大きく向上するので、使いこなすためにも Saved replies でテンプレートを作成しておくと良いでしょう。

参考

以上