Gitのコミットグラフをキレイに分かりやすく見るツールは、VSCodeが最高だ!

Gitのコミットグラフを見る機会はそこそこありますが、今までイイカンジのツールを見つけられずに苦労していました。 そんな折にVSCodeでGitのコミットグラフをキレイに分かりやすく見る拡張機能「Git Graph」を教えてもらいました。
2020.04.15

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今のプロジェクトでは、いわゆるGitHubフローでGit運用しています。

  • masterブランチから作業ブランチを作って作業する
  • 作業ブランチからmasterブランチへのマージは、プルリクエストを使う

隔週リリースを行っており、その際はリリースしたいコミットにタグ付けをしています。 通常であればmasterが対象ですが、たまに「この機能は次のリリースにしよう」などの理由でmaster以外のコミットにタグをつけます。

  • リリースはmasterブランチにタグをつけて行う
    • 都合悪いときは任意のコミットにタグをつける

このとき、リリース対象のコミットを調べるためにコミットログ(グラフ)を確認しますが、とても見やすいGUIツールがあったのでご紹介します。

今まで

シンプルなコミットログなら、gitk -allコマンドで見ることが多いです。

gitkコマンドでGitのログを見た様子1

しかしながら、そこそこ複雑なコミットログの場合、gitk --allコマンドではかなり見づらくなります。(こういうコミットにならないように、は別の話)

gitkコマンドでGitのログを見た様子2

gitkコマンドでGitのログを見た様子3

VSCodeでGitのコミットグラフをみる

Git Graphのインストール

下記の拡張機能をインストールするだけです

使い方

とても簡単です。任意のリポジトリをVSCodeで開き、Git機能に追加されたグラフアイコンを選択するだけです。

Visual Studio CodeのGit Graph拡張機能を使う

実際の例

本記事の最初にあったgitk --allコマンドで見づらいコミットグラフは、下記のように見やすくなります。 masterブランチが一番左側に直線で表示されているのが好きです。

Visual Studio CodeのGit Graph拡張機能でコミットを見た様子1

Visual Studio CodeのGit Graph拡張機能でコミットを見た様子2

さいごに

他のGit GUIツールは色々ありますが、有料である、見づらい、起動が手間・遅い、コマンドラインで起動できない、などの理由があり、VSCodeの拡張機能に落ち着きました。 このあたりはかなり好みが分かれると思いますので、他のツールも試してみると良さそうです。