[初心者向け]Windows on AWS の Workshop をやってみた

2023.07.03

はじめに

「Windows on AWS」の Workshopをやってみたので紹介します。

私自身、Amazon FSx for Windows File ServerAWS Managed Microsoft ADなどのWindowsに関するAWSサービスやWindowsの知識があまりないですが、理解しながら進めることができました。

また、日本語訳はなく英語のみですが、Google翻訳すると、特に違和感なく文章をよみ進めることができました。

Workshopで理解できること

  • AWS で Windows ワークロードを実行するための基本概念について学べます
  • EC2 インスタンス(Window Server)によるManaged Microsoft ADの管理、Amazon FSx for Windows File Server上でホストされたWindows File Serverの管理方法が学べます

作成する構成

Workshopでは、下記の構成を作成します。

引用元:https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/067af2a2-109d-41ed-9170-4b5f0813fece/en-US/introduction

目次

  • 01 VPCの作成
    • CloudFormation テンプレートの起動
    • VPC を手動でセットアップする
  • 02 AWS Managed Microsoft AD の作成
    • AWS Managed Microsoft AD 起動する
    • DHCP オプション セットの作成
  • 03 Amazon FSx for Windows File Server の作成
    • ファイルシステムの作成
    • 設定の確認
  • 04 Amazon WorkSpacesの起動
    • WorkSpaces を起動する
    • パスワードのリセット
  • 05 EC2 インスタンスの起動
    • Windows Server 2019 のEC2 インスタンス起動
    • EC2 インスタンスに接続
    • AWS Managed Microsoft AD ドメインの管理
  • 06 EC2 インスタンス に Amazon FSx を追加
    • EC2 インスタンスから FSx ファイル共有にアクセスする
    • ファイル共有をEC2へマッピング

各章の感想やコメント

  • 全体
    • 全体的に注意点として、私の場合、Workshop内のリンクからマネジメントコンソールに遷移すると、リージョンが必ずなぜかシドニーになりました。。マネジメントコンソール内では、リージョンが変わっていないか注意しましょう。
  • 01
    • CloudFormationでNATGatewayが2つ作成されますが、1つでも問題ないため、コスト削減目的で1つ削除しました
      • その際、削除したAZと同じプライベートサブネットのルートテーブルのうち、送信先の0.0.0.0./0のターゲットは、もう一つのNATGatewayに修正してください
  • 02
    • AWS Managed Microsoft AD の作成に40分程度待たされますので、待ち時間で次の手順に進みましょう。ADを指定する箇所がありますが、他の設定値の入力などを行い、ADが作成されたらADが選択してリソースを作成しましょう。
  • 03
    • コスト重視で、シングルAZで作成しました。また、毎日の自動バックアップも無効化しました。
    • Amazon FSx for Windows File Serverを作成する際、作成の確認時に、各設定が作成後に編集可能かどうか表示してくれるのが、地味によいなと思いました。
  • 05
    • EC2 インスタンスを作成する際、セキュリティグループも作成しますが、設定のうちソースの種類はMY IPと記載されていますが、自分のクライアントIPという意味です。自分のPCから接続するため、クライアントIPのみを許可する必要があります。
    • Managed Microsoft ADは、コンソール上から管理するのではなく、管理用のEC2(Windows Server)を起動し、EC2経由で管理することが分かりました。
      • 管理サーバー用設定方法について、弊社のブログでも紹介されておりました
  • 06
    • ファイル共有を EC2 にマップするという手順について、他の簡単な方法は、Amazon FSx for Windows File Serverのコンソールに記載されているコマンドをWindowsサーバーで実行するだけでファイル共有をマッピングできます
      1. [アタッチ]をクリック
      2. 手順を確認する。コマンドをコピーしておく
      3. Windowsサーバーのコマンドプロンプトで、ファイル共有をEC2にマップするコマンド実行する
      4. ファイル共有をEC2にマッピングできたことを確認します。

最後に

今回は、「Windows on AWS」のWorkshopをやってみました。

EC2 インスタンスによるManaged Microsoft ADの管理や、ファイル共有をEC2にマップする方法などが理解できました。

Workshopでは、各手順がスクリーンショットで丁寧に解説されているため、エラーを起こすことなく理解しながら進めることができます。

ぜひ試してみてください!!