WorkSpacesをインターネットにつなげる3つの方法

2017.12.28

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ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

WorkSpacesを利用される方のほとんどが、インターネットの利用を希望すると思います。 WorkSpacesからインターネットを利用する場合、3つの方法が存在します。ここではその接続方法について書いていきたいと思います。

接続方法

WorkSpacesがインターネットに接続する方法は以下の3つです。

  • NAT Gatewayを利用する
  • WorkSpacesにパブリックIPを自動で割り当てる
  • WorkSpacesにEIPを手動で割り当てる

NAT Gatewayを利用する

NAT Gatewayを利用してWorkSpacesからインターネットに接続します。 NAT Gatewayを各AZに配置することでAZ単位での障害に耐えることができます。

WorkSpacesにパブリックIPを自動で割り当てる

WorkSpacesで利用しているディレクトリサービスの設定からWorkSpacesに自動でパブリックIPが付与されるように設定を行います。

こちらについては簡単に手順を残しておきます。

WorkSpacesダッシュボードのディレクトリから対象のディレクトリを選択して、詳細の更新を選択しましょう。

インターネットへのアクセスを有効化します。※NAT Gatewayを利用している場合は無効にする必要があります。

WorkSpacesにEIPを手動で割り当てる

WorkSpacesのネットワークインターフェイスに手動でEIPをアタッチします。

こちらについては以下を参考に設定ができます。

手動で IP アドレスを割り当てる http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/amazon-workspaces-internet-access.html#manual-assignment

さいごに

DirectoryServiceはプライベートサブネットに配置するケースが多いと思いますので、通常は「NAT Gatewayを利用する」のパターンになるかと思います。 ここでは3つの方法でWorkSpacesからインターネットに接続する方法について記載させていただきました。 この記事が誰かのお役に立てば幸いです。