[Alteryx Designer:ツールのご紹介]検索置換ツールについて

2020.03.31

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クラスメソッド(株)のラフルです。初心者向けの認定試験Alteryx Designer Coreについてこちらをご覧ください。

はじめに

Alteryx Designer Coreの認定試験に必要なツールの紹介ブログです。今回は検索置換ツールについて詳しくご説明させていただきます。

参考ページ:

検索置換ツール(Find Replace Tool)

結合カテゴリの一部検索置換ツールがデータブレンディングする際に使えます。共通の属性により二つのデータセットを結合したり、あるいはデータを置換することが出来ます。検索置換ツールには二つの入力と一つの出力があり、エクセルのVLOOKUP関数と同様な働きがあります。

Fアンカーの入力は、元のデータに基づく"F"で、"Find"(検索) を指します。これは、結果で更新したいデータ・テーブルです。 Rアンカーの入力はルックアップテーブル"R"で、"Replace"(置換) を指します。これは、元のデータを置換/追加するために使用されるデータです。

検索置換ツールがインデータベース(In-DB)ツールと共に使用することができません。 また検索するフィールドや置換するフィールドがデータ型が文字列(String, WString, V_String, V_WString)のみに対応します。他のデータ型(例:Bool, Int, Float, SpatialObjなど)を検索する場合はそのフィールドは事前に適切な文字列に変換する必要があります。 しかし、追加するフィールドに関してはデータ型が関係なく追加することが可能です。

ツールの設定では、検索と置換の二つ選択肢があります。

1) 検索:検索する値をフィールドの最初、フィールドの一部分やフィールドの全体に含まれる値のインスタンスを検索することが出来ます。 フィールド内で検索する際に(F入力)テーブルのフィールドを選択し、参照データを(R入力) テーブルのデータに置き換えます。 値の検索する際に元の(F入力) テーブルのフィールド内の検索フィールドと同じ値を含む参照テーブル(R入力)からフィールドを選択します。 オプション条件を選んだ際に、大文字小文字を区別しないことも出来て、単語全体一致のみで周囲にスペースがある場合(フィールドの先頭や末尾にスペースある場合のみ)文字列と一致することが出来ます。

2) 置換:見つかったテキストを値と置換する際に元のテーブル(F入力)フィールド内の検索の更新に使用する参照テーブル(R入力)のフィールドを選択します。 必要に応じて、複数の検索アイテムを置換(フィールドの一部のみを検索)を選択します。

フィールドを追加する際に、選択した値を検索フィールドデータが、フィールド内で検索によって見つかったときはいつでも、ルックアップテーブル(R入力)データに入力された列が追加されます。

文字列に含まれる値を置き換える

一般的なスペルミスおよび略語の標準化、およびプレースホルダ値と実際の値との置換に役立ちます。場合によって予想外の結果が現れますのでご注意下さい(例:4番目の行ではCOLORADOの頭文字であるCOがCOMPANYに置換された)。

単語全体一致のみ

単語全体一致のみを選んだ際に単語ごとに検索が行われます。前回の間違った結果が直せます。

(置換の代わりに) フィールドを付加する

文字列の値を置換する代わりに、「フィールドをレコードに追加」を選択できます。

最後に

データをブレンドする役割として検索置換ツールでは様々な働きがあります。VLOOKUPな様にほかのテーブルに目的な単語を探して置換または追加することが出来ます。

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