Alteryx Serverの管理者機能紹介(ユーザ管理編)
こんにちは、小澤です。
Alteryx ServerのGalleryにおける管理者向け機能紹介第2弾となります。 今回は左メニューの上から2つ目に位置するユーザ管理について紹介します。
ユーザ登録機能
メニューから「USERS」を選択すると下のような画面になります。
管理者はこの画面からユーザを追加したり、ユーザに登録のためのメールを送信したりといったことが可能になっています。 ユーザのアクセスコントロールはプロファイルとStudioのユーザ割り当てで管理されます。
ユーザの作成
「Add New User」を選択することでユーザの作成が行えます。
ユーザの作成に必要な項目の多くは説明の必要はないかと思いますので、 必要な項目のみに絞って解説します。
項目名 | 入力するもの |
---|---|
Curator | Yesにすると管理者として登録される |
Password | 登録時に指定することができる。「Gallery for Join」が無効の場合、ユーザがパスワードを指定できないので必須 |
必要な項目を入力して「SAVE」を選択することでユーザの作成が完了します。 完了するとユーザ一覧に今作成したユーザが表示されます。
各ユーザの右下に表示されているアイコンはそのユーザのStudioに対する権限が表示されています。 各アイコンは
アイコン | 権限 | できること |
---|---|---|
Admin User | 管理者ページにアクセス | |
Artisan | パブリッシュ、実行、workflowの共有 | |
Member | studio内のworkflowの実行 | |
Viewer | パブリックなworkflowの実行 |
作成したユーザは削除することができませんが、非アクティブ化することができます。
となっています。
ユーザの編集
一覧から編集したいユーザを選択することで編集画面に移動します。
こちらは新規作成とほぼ同じ項目となります。
新規登録時と異なる項目として、右側の「Actions」があります。
これらは
- 管理者アカウントにするか
- このユーザをアクティブにするか
- パスワードのリセット
となります。 パスワードのリセットを行った場合、ユーザのメールアドレスにリンクが送られます。
Sign Upの許可
管理者を登録する際にログイン画面からSign Upを行いました。 管理者権限はインストール時に指定したDefault Gallery Administratorに基づいて設定されますが、 一般ユーザであればSign Upから登録することで誰でもアカウントが作成できます。
許可した人のみをユーザとして登録したいなど、このやりかたに問題がある場合、 ユーザ一覧画面上部にある「Enable user registration」をNoにすることで管理者のみがユーザの作成を行えるようになります。 この設定を行った場合、ログイン画面ではSign Upの項目が表示されなくなります。
終わりに
今回はAlteryx Serverの管理者向け機能のうち、ユーザ管理について解説しました。 次回は、workflowの管理ついて解説する予定となります。