Alteryx 2018.4 新機能紹介:Power BI Outputツールでマイワークスペース以外のワークスペースを選択可能になりました
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
日本時間の2018年11月15日、Alteryxのバージョン2018.4がリリースされました。
Want to know vital usage statistics about your Alteryx Server without downloading the report? With 2018.4, you now see a dashboard the moment you log in so you can identify resource constraints that can impact performance. #AlteryxAnalytics https://t.co/XOeIXhMR3k pic.twitter.com/037kR4ZS4s
— Alteryx (@alteryx) 2018年11月14日
Alteryx Designerも2018.4で新しい機能が搭載されています。
Power BI Outputツールでは、マイワークスペース以外のワークスペースを選択できるようになりました。今回はPower BI Outputツールの新機能についてご紹介いたします。
任意のワークスペースを選択可能になりました
Power BI Outputツールは、Alteryx Galleryからダウンロード可能です。ツールのインストールや認証設定については、以下のエントリにてご紹介しております。
まずはPower BI側で新しくワークスペースを作成します。以下の画像の「Alteryx Workspace」が今回作成したワークスペースです。なお、ワークスペースの作成のため、Power BI Proを使用しています。
Alteryx側では、Input Dataツールを使用してPower BIに出力するデータを用意し、Power BI Outputツールに接続しました。Power BI Outputツールの設定ウィンドウにある Workspace にて、先ほど作成した「Alteryx Workspace」を選択します。
データセットやテーブルを新規に作成するため、 Enter custom dataset and table names を有効にして Dataset name と Table name に文字列を入力します。 Existing dataset and table behavior は Create new dataset
を選択します。
ワークフローを実行します。Power BIのワークスペースを確認すると、Alteryxで指定したデータセットが作成されていることが確認できました。
最後に
今回は2018.4の新機能、Power BI Outputツールでのワークスペースの選択をご紹介しました。2018.4の新機能について、当ブログでもシリーズでご紹介しておりますのでご参照いただきますと幸いです。
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