【新製品】データ検出・業務改善プラットフォーム「Alteryx Connect」 が一般利用可能となりました! #alteryx

【新製品】データ検出・業務改善プラットフォーム「Alteryx Connect」 が一般利用可能となりました! #alteryx

Clock Icon2017.08.16

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

先日(2017年06月)に行われた、弊社メンバーも現地参戦していたAlteryxのカンファレンスイベント「Inspire 2017」にて発表された新製品「Alteryx Connect」は、その内容から関係者としては非常に興味深いニュースとして受け止めていました。当時の参加レポートでもバッチリその辺りは情報をキャッチしてレポートしています。

そのAlteryx Connectですが、先程Twitterタイムラインで「一般利用出来るようになりました!」とのツイートを確認しましたので早速その内容について見ていきたいと思います!

Alteryx Connect is now available! Put the thrill back into problem-solving using organizational tribal knowledge: https://t.co/ws2VjHLRUe pic.twitter.com/vU9T1OSnTL

— Alteryx (@alteryx) 2017年8月15日

目次

 

Alteryx Connect 概要

Alteryx Connectは「データ検出プラットフォーム」です。ビジネスユーザーや情報を扱うエンジニアに"データの世界"への1つの入り口を提供し、Google検索のように情報を容易且つ早期に探し出し、理解してビジネスに関する情報への"信頼"を得るためのサポートを行います。

コラボレーションやデータの探索、データのカタログ化をプラットフォームに組み込む事で、Alteryx Connectはユーザーが発見し、優先順位付けを行い、組織内の全ての関連情報を分析する手段を革新します。シンプルで使い易いWebインターフェースの下に強力なグラフデータ構造と機械学習要素を備えているAlteryx Connectを用いる事で、組織はメタデータグラフをフル活用出来ます。

alteryx-connect_01

シンプルなデータカタログとは異なり、Alteryx Connectでは生データやAlteryxワークフロー、Tableauダッシュボード等に関する知識を簡単に取り込み、またそれらについてのディスカッションも行えるソーシャル機能を有しています。重要なデータや資産を検索する時間を削減し、信頼出来ない情報や品質に関する問題が発生しないようにする事が出来ます。

Alteryx Designerを使う事で、これまで困難だった課題を「どのようにすれば解決出来るか」についてディスカッション出来るようになり、また劇的な生産性向上を実感出来たというお客様の声を良く聞きます。Alteryx Connectについても同様に、活用をしていく事で組織内のメンバーがエンドツーエンドの分析プロセスを加速させ、組織の競争力を高める助けとなる事でしょう。

Alteryx Connectの一般利用開始に言及しているブログポストでは以下の紹介動画も公開されています。

 

Alteryx Connectを活用する事で得られるメリット

また、製品ページは以下となります。Alteryx Connectを活用する事で得られるメリット等が解説されていますのでこちらも読み解いてみたいと思います。

alteryx-connect_02

情報を探す

データの改善をより良い意思決定に繋げる

Alteryx Connectは組織内における全ての情報資産のガイドとなります。賢く活用していく事で組織の競争力を高めていく事が出来ます。

組織の知識を活用出来る
データに含まれている情報の種類や出所、利用者、ソーシャルなやり取りを通じてそのデータがどのように使われているかを調べます。
分析プロセスのあらゆるリソースを調査する
強力な検索機能を使用して、分析アプリケーション/ワークフロー/マクロ/ビジュアライゼーション/ダッシュボード/データサイエンスモデルなどに含まれる情報を検索し、再利用します。
信頼・審査・選抜された情報を見つける
効果的なデータや資産を探し出す時間を削減し、また組織内の他のユーザーが低評価としたものについては検索対象から省きます。

"気付き・洞察"を増幅させる

管理データや分析データ、その他情報をユーザーと結び付ける

Alteryx Connectを使用する事で、関連するデータ資産に素早くアクセスし、データを探索してその文脈や関連付けられた情報を得ることが出来るため、チームがデータの系列や品質及び認証を明確に理解出来るようになります。

"情報活用の組織標準"を確立
Alteryx Connectを活用する事でデータを検索・共有・コラボレーション出来る共通の場所に組織内のメンバー全員を案内出来るようになるので、これまで同種の作業に掛かっていた労力を削減出来ます。
信頼出来る情報資産の共有
情報がどのように利用されているからの"洞察・気付き"を得る事で、組織全体で共有される情報の全体的な品質と信頼性を向上させます。
ユーザーを最適な情報源へと導く
SNSツールを使用して情報に注釈を付けたり、ディスカッションや評価をする事で、関連情報への迅速且つ簡単なアクセスを実現します。

業務改善

エンドツーエンドの分析プロセスを有効化する

Alteryxプラットフォームは"クラス最高のデータ準備"と"高度な分析機能"を兼ね備えた「データのカタログ化」を行う唯一の場所であり、ツール間のデータ移動を行う事無く、本来行うべき作業に集中する事が出来ます。

Alteryx Serverのパワーを増強
Alteryx Serverをアドオンとして使用する事でセルフサービス分析のポテンシャルを最大限に引き出し、データを活用して競争力を高めます。
Alteryxワークフローから情報を収集
既存のAlteryx分析ワークフローを活用して、データの使用方法を詳細に把握します。
"スリル"を問題解決へ
Alteryx Connectを使えば、ソーシャル・魅力的・パワフルな"ワクワクする"分析体験を始める事が出来ます。

 

機能詳細・システム要件

以下PDF資料では機能の詳細やシステム要件等にも言及しています。

主な機能

資産のカタログ化

情報システムからメタデータを収集し、全ての情報を1か所に集約。

ビジネス用語集

標準ビジネス用語をデータ辞書に定義し、カタログ内の資産にリンク。

データの発見

強力な検索機能を用いて、ビジネス成果を向上させるために必要な情報を発見。

データの豊富化とコラボレーション

ビジネスコンテキストや関連性の高いデータを組織に提供するために、情報資産に注釈を付与/ディスカッション/評価を行える。

認証と信頼

認証・系統・バージョン管理を通じて情報資産の信頼性を理解。

Alteryx Connectシステム要件

Alteryx Connectを利用する上で必要とされるOSのシステム要件は以下の内容となっています。

  • Alteryx Server: v11.3以上
  • Microsoft® Windows Server 2008R2 or later with current service pack (64-bit)
  • Dual Core (single chip)
  • 2.5GHz or faster processor
  • 8GB RAM
  • 25 GB以上の空きディスク容量

デスクトップ環境システム要件

また、デスクトップ上で利用する上での要件として、以下Webブラウザをサポートする旨も合わせて記載されています。

  • Apple Safari
  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox
  • Microsoft Edge

メタデータサポート

現時点でサポートされているデータソースのメタデータサポート状況は以下一覧となっています。この辺りは今後対象が増えていく事が期待されますね。既にAmazon Redshiftも対応しているのが嬉しいところです。

  • Alteryx Analytic Apps
  • Alteryx Database – YXDB
  • Alteryx Workflows
  • Amazon Redshift databases
  • Comma Separated Value – CSV
  • EXASOL
  • Microsoft Excel® spreadsheet – XLS/XLSX
  • Microsoft SQL databases via ODBC or OLEDB
  • Oracle databases via ODBC or OCI
  • Salesforce.com
  • Tableau Server

料金

Alteryx ConnectはAlteryx Serverのアドオン機能として利用する形となります。料金体系についても下記ページに展開されています。

 

まとめ

以上、一般利用可能となったAlteryxの新製品「Alteryx Connect」に関する概要・機能に関する紹介エントリでした。一般利用可能という事で実際の利用手順に関する情報なども展開されています。今後のエントリではその辺りについても適宜内容をご紹介して行こうと思います。お楽しみに!

参考情報:

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.