Alteryx Inspire 2017 : Alteryx Connectが発表されました!

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、小澤です。

2017年06月05日〜2017年06月07日の期間、米国ラスベガスで開催されているAlteryxのカンファレンスイベント『Inspire 2017』。 その中で発表された新製品Alteryx Connectについて書かせていただきたいと思います。

Alteryx Connectとは

Alteryx Connectの発表はオープニングキーノートで行われました。

IMG_4192

その後、翌日のプロダクトキーノートでも言及され、データソースやデータガバナンスの部分をカバーするようなツールであることが紹介されました。

会場には、Alteryx Connectを実際に触ってみることができるコーナーもあり、そこでどのようなことができるのかが話されていました。

Alteryx Connectの基本的な考え方としては、分析はしたいがデータが様々なところに散らばっており何がどこにあるかわからないためどこのから手をつけていいかわからないといった状況を解決することにあります。

IMG_4237

また、データガバナンスの領域もカバーしており、分析によってビジネスの価値を発揮しやすいよう柔軟なデータマネジメントが可能になっています。

IMG_4238

ここで登場した「Dynamic Data Managenent」という概念において、Alteryx Connectが提供する機能として以下の3つをあげています。

IMG_4239

  • 既存の情報資産の価値を高める
  • 分析を共有して、価値のあるコンテンツを浮上させる
  • 誰が、どのようなデータソースに接続し、どのように利用しているか

Alteryx Connetが実現するものとして

  • 資産のカタログかと用語集
  • 情報発見
  • 豊かに、コレボレーションの実現

IMG_4241

Alteryx Connectの画面

プロダクトキーノートと紹介コーナーにておいて、実際の画面が紹介されていました。

IMG_4242

こちらが、トップページになります。 ユーザごとのアクティビティや情報ごとの変更履歴などが表示されています。

IMG_4243

こちらは、データとしてTableauのワークブックを表示しているものになります。 デモでは、ここから素早くTableauサーバへデプロイもできることを実演していました。

こちらのツイートで言及されてい右側の画面は、RDBのリレーション情報を表示しているものになります。 Alteryx Connectでは、このようにデータソースの管理を行い、そのメタデータまで保持して表示してくれるようです。 利用可能なデータソースも多彩で、RDBだけでなくHadoopやDWH製品などにも対応しているとのことです。

また、データソースには、管理者が設定されており、コメントを入力したり他の人にシェアするためのアクセス権限の追加依頼なども行えます。

IMG_4349

IMG_4352

最後になりますが、Alteryx Connectの公式情報は下記をご覧ください。

終わりに

今回はAlteryx Inpire 2017で発表されたAlteryx Connectについて書かせていただきました。 Alteryx Connectが実現するデータの管理は分析を始める以前の問題として頭を悩ませる部分であり、この部分を解消してくれる製品が出たことによって分析の本質的な部分のみに注力しやすくなるかと思います。