Alteryx ConnectでアセットのDescriptionを一括変更する

2020.02.25

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(2020年9月28日追記)Alteryx Connect 2020.3からはブラウザ上からアセットの情報を一括変更できるようになりました。詳細は以下エントリをご参照ください。

データカタログ製品であるAlteryx Connectでは、データベースやワークフローなどのアセットのメタデータをブラウザベースで確認可能です。

活用方法の一例として、データベースのテーブルごとに書かれたDescriptionを見ることで「このテーブルにはこんなデータが入ってるのか~!」「このデータならこの分析に使えそう!」などと、使用目的に沿ったデータを見つけられます。

このDescriptionはブラウザ上からも変更可能なのですが、数が多く一括で変更したい場合には不向きです。

そんなときに役立つ、ExcelベースでDescriptionを一括変更してAlteryx Connectにインポートする方法をご紹介します。

もくじ

 

前提条件

今回の検証では以下の環境を使用しています。

  • Alteryx Connect 2019.4

 

Export to Excel

Descriptionの一括変更で必要となる作業は以下の2つです。

  • Export Excelでアセットの情報をxls形式にエクスポート
  • Upload機能でxlsファイルをアップロード(要Administrator権限)

今回の検証では以下のデータベースにDescriptionを付与します。Descriptionには何も書いていない上にテーブル名からデータの内容が推測しにくく、どんなデータが入っているのかわかりませんね。これではDislikeを付けられても文句は言えません。(※Alteryx ConnectにはLike/Dislike機能があり、良くないと判断したアセットにはDislikeをつけることもできます

画面右上のメニューボタンよりExport to Excelを選択すると、直ちにxlsファイルがダウンロードされます。

xlsファイルを開き、一括で変更したいテーブルごとのDescription情報が入っているtableタブの項目を任意の値に更新します。もともと入力されいたDescriptionはPタグが使用されていますが、新しく入力する場合は必要ありません。保存してxlsファイルを閉じます。

 

Upload xls

前項で更新したxlsファイルをAlteryx Connectへアップロードします。アップロードにはAdministratorユーザーのアカウントから実施します。右上のユーザーメニューからAdministrationを選択します。

Administration Consoleの下部にあるUploadに前項で更新したxlsファイルを指定します。

アップロードが完了すると以下のような画面が表示されます。

Descriptionに変更内容が反映されました。

 

おわりに

xlsファイルをアップロードしてDescriptionを一括変更する方法のご紹介でした。Descriptionを充実させて、メンバーにわかりやすいアセットを目指しましょう。

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