Tableau 2018.2 新機能紹介:ダッシュボード用の拡張機能が登場 #tableau

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はじめに

DI部@大阪オフィスのtamaです。

Tableauユーザーの方なら、今更なお話ですが、Tableau Desktopでは各シート毎に色々なビューを作成し、「ダッシュボード」というものに、その複数のシートを組み合わせます。複数のシートをまとめたダッシュボードを作ることで、ひと目で色々わかるVizを作成できるようになります。

2018.2より、そのダッシュボードに追加できる拡張機能が登場しました!

一口に「拡張機能」といっても、色々な意味にとれると思いますが、WebブラウザのFirefoxやGoogle Chromeに、拡張機能という形で、色々な機能を後から付与することができることは、多くの方がご存知ではないでしょうか。今回の「ダッシュボード用の拡張機能」というのも、同じようにダッシュボードに対して色々な機能を付与できる機能となっております。

使い方

まずはダッシュボード画面を見てみる

とりあえずダッシュボードを用意しないと始まらないので、Tableau Desktopに最初から組み込まれている「日本分析」を開きます。

ダッシュボード画面は、左下に色々なオブジェクトが用意してあり、それらはドラッグするだけで配置できるようになってます。そして、よく見てみると「拡張機能」という項目が増えているので、早速ドラッグしてみましょう。

ドラッグしてダッシュボードに放り込むと、ダイアログが表示されます。要するに「ダウンロードした拡張機能を指定するか、それが無ければ拡張機能ギャラリーからダウンロードしてこい」ということですね。まだ手元には何も拡張機能は無いので、ここはギャラリーに移動してみましょう。

拡張ギャラリーから拡張機能をゲットする

「拡張ギャラリー」を押すと、下記のWebサイトに移動します。(Tableauアカウントでのサインインが必要です

ここにダッシュボード用の拡張機能がズラッと並んでいます!ここから気になる拡張機能をダウンロードする形となります。

よく見てみると、それぞれの拡張機能に開発者らしき企業名が書かれていますね。そうです、今回登場した拡張機能はサードパーティ製のものもあります。Webブラウザの拡張機能もサードパーティがどんどん開発していき、膨大な数の拡張機能が誕生していますが、Tableauのダッシュボード用拡張機能も、今後どんどん増えていくかもしれませんね。

今回は「Performance Insights」を使ってみたいと思います。どうやら、ダッシュボードに埋め込んでボタンを押すだけで、そのダッシュボードのパフォーマンスを測定してくれるみたいです。

拡張機能をダッシュボードに配置する

拡張機能をダウンロードし終えたら、先程のダッシュボード上のダイアログに戻り「マイ拡張」を選択し、先程ダウンロードした拡張機能を指定しましょう。(拡張子は「.trex」です)

すると、さっそくボタンが登場したので、押してみましょう。

ボタンを押すと、しばらく読み込みが発生した後、下記のようなポップアップ画面が出ました。

まず評価をアルファベット表記で表示してくれるみたいですね。このダッシュボードはC評価だそうです。そして、パフォーマンスを向上させられそうな方法が下の部分にかかれています。どうやら、この部分はダッシュボードに合わせたアドバイスというよりは、あまりパフォーマンスがよくないダッシュボード全体に言えそうなアドバイスが表示されているみたいです。(抽出ファイルを使え、とありますが、このダッシュボードは抽出ファイルをすでに使用しているので)

さらに下記には開発元と思われる企業の「Infotopics社」の情報が載っています。

Tableau ServerやOnlineにパブリッシュしたらどうなるのか

一通り拡張機能の使い方を見てきましたが、これはTableau Desktopでの話です。

そこで、疑問に思うのが、拡張機能を配置したダッシュボードをTableau Server等にパブリッシュしたらどうなるのか?という点です。

公式ヘルプを読む限り、Tableau Serverの管理者が拡張機能自体を有効にするかどうかを管理し、さらに拡張機能を安全リスト的なものに指定してあげる必要があるとのことです。どうやらパーミッションを使用しての制御もできるみたいです。ここらへんは別エントリで改めて検証したいですね。

サードパーティも開発可能ということで、既存のコンテンツにどのような影響を及ぼすかわからない部分もあるかと思います。Tableau ServerやOnlineの管理者は、そこらへんしっかり管理していく必要がありそうですね。

おわりに

ついにTableauにもサードパーティ製含む拡張機能が登場しました。今回は1つだけ例として使ってみましたが、他にも「フィルタを記憶させたものに戻す」のような、かゆいところに手が届く的な、便利そうな拡張機能が色々ありましたので、ぜひ実際に使ってみましょう。

これによって、ダッシュボードに対して、より色々な機能を付与でき、より分析が捗りそうですね。

参考

Tableau 2018.2に関するリンク