Tableau 2018.2 新機能紹介:Tableau Server2018.2を新規インストール(単一構成)してみた #tableau

2018.2から一連のインストール画面がイメチェンされてます
2018.08.03

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はじめに

DI部@大阪オフィスのtamaです。

Tableauが2018.2になったということですが、もちろんTableau Serverの方もバージョンアップしております。そこで、今回の目玉であるTSMに関するエントリを書こうと思ったのですが、そもそもTableau Server2018.2のインストール自体が、過去バージョンと少し変わっていたので、まずは2018.2のインストール自体についてのエントリを投下したいと思います。

環境

インストール先

  • AWS EC2
  • c4.4xlarge
  • Windows Server 2016

その他

  • 完全新規のインストール
  • 単一構成

実践

インストーラーをGETする

インストーラーを実行する

前半は今までのインストールとほとんど変わりません。ウィザードに従ってインストールを進めていきます。従来通り、インストール先をどこにするか等、予め決めておきましょう。

TSMが出現

インストールを進めていくと、Webブラウザが立ち上がり、下記のような画面が表示されます。

ついに現れましたTSM。今までは英語の別ウィンドウが表示されて、そこでTableau Serverの初期設定を行ってきましたが、2018.2からはWebUI+日本語でTableau Serverの初期設定を行ってきます。

ここで入力するアカウント情報なのですが、サーバー自体の管理者アカウントを入力しましょう。Tableau Server自体の管理者を作成するやつではありませんので、注意しましょう。(それは後で別途設定します)

ちなみに、デスクトップにはTSMへのWebショートカットが配置されます。

ライセンスアクティベーション

上記のアカウント入力が終わると、少し待機時間が発生します。

その後、このタイミングでプロダクトキーの入力を求められます。このフローの中で、しかもWebUIでライセンスのアクティベーションを行うのは、何だか新鮮ですね。

キー入力が完了したら、いつものプロフィール情報を入力してきます。

Tableau Serverの初期設定

プロフィール入力が完了後は、Tableau Serverの設定をしていきます。

今まで英語の別ウィンドウで設定してきた項目ですね。繰り返しになりますが、2018.2からはこのような画面で設定していきます。2018.2に限りませんが、Tableau Serverのログイン方式(アイデンティティストア)はインストール後は変更できないので注意しましょう。

そしてTableau Server起動へ…

初期設定が完了すると、下記の画面が出て、最後のセットアップが行われますので、コーヒーでも飲んでまちましょう。

初期設定が終わると、おなじみのTableau Server管理者アカウントの作成に入ります。

管理者アカウントの作成が終わると、Tableau Serverがめでたく起動されます。画面自体は今までとほとんど変わりません。

おわりに

インストール全体の流れそのものはほとんど変わっていないのですが、主にビジュアル面でガラッと変わっているので、今までのTableau Serverのインストールに慣れている方はちょっと戸惑うかも知れませんが、落ち着いてインストールしましょう。

また、今回は新規インストールだったので、あまり深く考えずに実現できましたが、過去バージョンからのアップグレードとなると、またいろいろと事情が変わってきそうなので、そこも別エントリとしてまとめたいと思っています。

参考

Tableau 2018.2に関するリンク