Tableau 2019.1 新機能紹介:ダッシュボードをスマホ向けレイアウトに自動調整 #tableau

モバイルが加速する
2019.02.14

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

どうも。DI部@大阪オフィスのtamaです。

Tableau DesktopおよびTableau Serverの2019.1がリリースされました。どんどこ新機能を触っていきたいと思います。

今回は「スマホ向けレイアウトに自動調整」機能を紹介します。

今までもある程度はスマートフォン向けレイアウトに編集できた

例えば、下記のダッシュボードをスマホ向けに最適化したいとします。このままだとどう考えてもPC向けなので、どげんかせんといかん。

画面左側にあるメニューの「ダッシュボード」というタブを選択し、さらに「スマートフォン」を選択します。そして「デバイスのプレビュー」を選択することで、デバイスデザイナー画面に遷移します。

画面上部のメニューから、デバイスのタイプやデバイスの種類(iPhoneなど)を選びます。すると、ある程度はその枠におさめてくれるので、後はスマホ枠におさまるように微調整を施していきます。

この調整が大変なんです!

「自動レイアウト」が登場

そこに現れたのが、今回の2019.1からの新機能「自動レイアウト」です。デバイスデザイナー画面の左側メニューに「実行する操作」というメニューが追加されました。これの「自動レイアウトを使用」をチェックしてみましょう。

自動でめちゃめちゃいい感じにスマホ向けデザインに調整されました。これなら、縦にスクロールしていくだけで、スムーズにダッシュボードを確認することができそうですね。ちなみに、自動調整なので、調整項目は選択できないようにグレーアウトされています。もし、この自動調整が納得いかない場合は、自力でレイアウトしましょう。

Tableau Mobileで確認

せっかくスマホ用に最適化したので、Tableau Mobileでチェックしてみましょう。

おお、スマホ向けになってますね。

ちなみに、これは今回の新機能ではないのですが、デバイスデザイナーでレイアウトを設定した場合、PCで見た時は、ちゃんとPC向けレイアウトになります。

おわりに

この機能、やる事はチェックする項目を変えるだけなのですが、機能自体はとても強力で、キレイにスマホ向けにレイアウトしてくれます。スマホだけでなく、タブレット用もあるため、ダッシュボードを外からモバイルデバイスで確認する流れがどんどん加速していきそうですね。

参考