[日本語Alexa] 受付スキル 〜小規模オフィスの無人の受付にEchoを置くとしたら〜

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1 はじめに

小規模なオフィスでは、通常、受付に人はいません。恐らくインターフォンなどが置かれている感じでしょうか。

今回は、そのような受付に置いてみることをイメージしたスキルを作成してみました。

はじめに動作している様子を御覧ください。

2 要件ごとのインテント

今回、設定したインテントは以下のとおりです。

インテント 詳細 スロット
DeliveryIntent 宅配 -
MatterIntent 部署あて 部署名
VisitationIntent 個人あて 個人名
WaterIntent お水の配達 -
OtherIntent その他 -

お客様の告げる用件のパターンでインテントを分けています。

例えば、宅配便の配達の方が用件を告げるとしたら「宅配便です」とか「お届け物です」のようになるでしょう。

これを、宅配インテント(DeliveryIntent)で受けます。

また、個人への面会は、個人名を含んだ、次のような内容になるでしょう。

個人名については、現在、日本語で名前(名字)を受け取る組み込みのスロットがまだ無いため、カスタムスロットとしています。全員の定義が必要なので制限がありますが、小規模なオフィスという事で、対応可能であることにしちゃいます。

部署宛の来客も、個人の来客と非常に似ていますが、部署名をカスタムスロットで受けることで、きれいにインテントを分けることが可能です。

3 定型の来客

弊社のオフィスでは、ウオーターサーバが配置されており、定期的にお水の配達があります。このような定型業務となっている来客には、他の受付と違うカスタムな対応を組み込む事で、円滑な対応が可能になるかも知れません。

来客:アレクサ、受付を開始して
アレクサ:ようこそ、クラスメソッド株式会社へ。ご要件をお願いします
来客:お水の配達です。
アレクサ:いつもご苦労様です。今、扉を開けますので、倉庫の方へお回り下さい

4 チャットへの表示

作成したサンプルでは、来客の状況をchatworkへ投稿しています。どのような表示が適切かは、職場によって違うでしょう。出力先は、slackでもメールでも最も都合の良い既存のシステムに流すのがいいでしょう。

また、特定のメンションを立てるとか、対応状況を明確化するなど、ある程度の運用ルールは当然必要になると思います。

5 使用説明書

サンプル動画では、次のような表示をEchoのそばに置いています。

受付にいきなりEchoが置かれていても、間違いなくお客様は戸惑います。そのまま話すだけで利用できるような簡潔な説明書をそばに配置することが絶対に必要だと思います。

もしかすると、日本中にEchoが溢れ、誰でも普通に利用する時代になれば、このような説明書も必要なくなるかも知れません。

説明書なんか読まなくても、スマフォを使うように・・・

6 最後に

今回は、無人の受付に配置するスキルを作ってみました。うまく既存のシステムに紐付け、そして、運用ルールを定めれば、案外便利に利用できるのでは?と感じました。