Amazon EC2 のリザーブドインスタンス契約について

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リザーブドインスタンスを使おうと思うとき

Amazon EC2 でmicroインスタンスやsmallインスタンスで動作をお試しして、その後の安定運用に向けてlargeインスタンス契約をリザーブドでなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

リザーブドインスタンスは1年か3年と長期に渡る契約ですから、開発環境で使うことは少なく、本番直前に利用が決まることってありますよね?

インスタンスの種類が違うということは、今使っているインスタンスをAMIバックアップして新たに立ち上げるのかなと多くの方が思うはずです。私も最初思っていました。

答えは、リザーブドインスタンス契約時に今動いているインスタンスを立ち上げ直す必要はありません。リザーブドインスタンスは、月末精算時の割引サービスだと思ってください。1年や3年間ある特定の使う宣言をして予約金を払う代わりに、毎月の支払い時に大幅な値引きでインスタンスを使える契約行為です。

リザーブドインスタンス契約時の注意点

ある特定のインスタンスの指定方法についてポイントを。以下のリストにある項目を全て合わせてください。月末精算時に全ての項目が合っているインスタンスに割引が適応されます。ひとつでも違っていたら適応されません。気を付けてください。

  • プラットフォーム(Platform):Linux/Windows
  • インスタンスタイプ(Instance Type):t1.micro ~ c1.xlarge
  • 契約期間(Term):1年/3年
  • 借り方(Tenancy):共有/専有
  • アベイラビリティゾーン(Availability Zone):a/b/c等

オンデマンドとリザーブドの比較

通常の利用方法であるオンデマンドインスタンスとリザーブドインスタンスの料金の違いについて見てみましょう。2011/7 東京リージョンの場合

    1. スタンダード オンデマンド インスタンス
      スモール (デフォルト) Linux $0.10 / 時
      合計 $0.1/時 * 24時間 * 365日 = $876 / 年
    1. スタンダード リザーブド インスタンス
      スモール (デフォルト) Linux $0.045 / 時
      予約料金 $239 / 年 + $0.045/時 * 24時間 * 365日 = $394.2 / 年
      合計 $239 + $394.2 = $633.2 / 年

割引率は、27.3%

※別途、毎月のディスク使用料や通信料が掛かります。 3年予約した場合も計算してみましょう。

    1. スタンダード オンデマンド インスタンス
      スモール (デフォルト) Linux $0.10 / 時
      $0.1/時 * 24時間 * 365日 = $876 / 年
      合計 $876 / 年 * 3年 = $2628 / 3年
    1. スタンダード リザーブド インスタンス
      スモール (デフォルト) Linux $0.045 / 時
      予約料金 $368 / 年 + $0.045/時 * 24時間 * 365日 = $394.2 / 年
      合計 $368 + $394.2 + $394.2 + $394.2 = $1550.6 / 年

割引率は、41.0%

3年分予約の契約はかなりお得ですね!

まとめ

リザーブドインスタンスって名前の通り、インスタンス予約割引ってことなんですね~。 用法・用量を理解してお得に使いましょう~。

それでは!

  • Pingback: Amazon EC2 リザーブドインスタンスの購入 – | .dev():クラスメソッド開発ブログ()

  • リザーブドインスタンス契約時に今動いているインスタンスを立ち上げ直す必要はありません。

    と書いてあるのですが、EC2のwebコンソールで設定できてますか?

    • リザーブドインスタンスは、名前にインスタンスと書いてありますあ、月末精算時の割引オプションなので、管理コンソールで割り当てたり外したりといった操作は不可能です。ただし、リザーブドインスタンスを購入するときは管理コンソールを使います。

      • できました! ありがとうございます!