注目の記事

AWSを学ぶエンジニア必読!!『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築』は2014/07/22発売! #jawsug

2014.07.15

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

そろそろ帰ろっかな〜と思っていた矢先、Facebookにてとある書籍が近日中に発売されるという知らせを受けました。その発売日は2014/07/16(水)

追記:当書籍の発売日について誤認していたようなので、タイトルの発売日付を修正しました。正しい発売日は2014/07/22です。

弊社クラスメソッド株式会社は秋葉原駅から程無く近い場所に居を構えておりますが、ビルから徒歩数十秒という近い場所に書店『書泉ブックタワー』がございます。この書店は技術書を含め、書籍入荷が早い事でも有名で発売日の数日前に並んでいる...なんてのもザラです。

...という事で、早速視察して来た所、やはり入荷してました!という事で発売日前日の今日(2014/07/15)、フラゲって来ました!当エントリではその内容についてざっくりご紹介してみたいと思います。

isbn10-4822262960_

Amazonでチェックする

書籍の目次について

書籍の目次大見出しはこんな感じです。

CHAPTER1 システム構築をインフラから始めるには

開発者がネットワークやサーバーを構築するメリットから始まり、基本的な用語やAWSのキーワードについて解説がされています。

CHAPTER2 ネットワークを構築する

VPC周りを中心に、ネットワークの基本的な部分(サブネットやルーティング等)について触れています。

CHAPTER3 サーバーを構築する

仮想サーバ構築を行う過程でSSHや各種権限、セキュリティ周りに関するポイント等について解説しています。

CHAPTER4 Webサーバーソフトをインストールする

Webサーバーをインストールする手順の中でファイアウオールやドメイン、Route53等のトピックについて言及しています。

CHAPTER5 HTTPの動きを確認する

HTTPそのものについての解説を1章割いて行っております。

CHAPTER6 プライベートサブネットを構築する

こちらもまるまる1章『プライベートサブネット』。様々な角度からプライベートサブネットがどのようなものなのかを解説しています。

CHAPTER7 NATサーバを構築する

NATサーバーの用途と必要性、構築の手順についての解説です。

CHAPTER8 DBを用いたブログシステムの構築

WordPressを構築する手順を紹介し、その中でDBの導入手順にも触れています。

CHAPTER9 TCP/IPによる通信の仕組みを理解する

本編最終章はTCP/IPで1章。

Appendix A パケットキャプチャで通信をのぞいてみる

WireSharkを使って通信内容をどのように見ることが出来るのか、どういう通信がAWS上で成されているかという点について解説しています。

Appendix B ネットワークの管理・運用とトラブルシューティング

付録章2つ目はトラブルシューティング。AWSを使い始めた時にはぶつかるであろう諸々の局面について、その打開策となるであろうツールの使い方やケーススタディ等について書かれています。

本書の対象読者について

書籍『まえがき』には以下のような記載がありました。

本書の対象読者は、インフラにあまり詳しくない方であり、本書は『自分でネットワークやサーバーを構築できるようになる』事を目指して作った書籍です。何か新しいものを学習するときには、インプットだけでなくアウトプットを行う、つまり実際にやってみることで学習効果が高められることは皆様も実体験として感じていられると思います。クラウドは学習教材としては最適で、学んだことを実際にすぐ試してみることが出来ます。個人であっても、サーバーやネットワーク機材やデータベースを購入しなくても、すぐにそのようなリソースを作成したり編集したり削除したり出来るのです。

書籍タイトルにも『さわって学ぶクラウドインフラ』や『基礎からの』とあるように、AWSを通じてインフラ周りを学びたい、という人を対象読者としています。これまでインフラ周りの仕事に携わっていたけどAWSには触った事がない、或いはそもそもインフラ周りについての知識や経験があまり無い、という人にとってまさにうってつけの書籍となるのではないでしょうか。

書籍内で紹介されているキーワードについてもとても丁寧に解説がなされていますので、これまでAWSに携わっている方々にとっても、改めて知識の再確認を行うという意味で一読してみるのも良いのではないでしょうか。

本書の著者について

当書籍の著者は玉川 憲氏(アマゾンデータサービスジャパン 技術本部長)、片山 暁雄氏(アマゾンデータサービスジャパン ソリューションアーキテクト)、今井 雄太氏(アマゾンデータサービスジャパン ソリューションアーキテクト)の計3名。玉川・片山両氏は『Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド/実装ガイド』の執筆にも携わっておられました。

Amazonでチェックする Amazonでチェックする

AWS Summit Tokyo 2014でも書籍販売がある模様。

Twitterを眺めてみると、こんなつぶやきが!

7/17〜7/18にAWS Summit Tokyo 2014に参加される方はセッション参加の合間に定価2700円+税を握り締めて書籍発売ブースへ!

読んで試して、◯◯◯◯◯◯までが...?

先程紹介した『まえがき』には、以下のようなコメントも記されていました。

最近の優秀なエンジニアは、すぐに試す能力が高いだけでなく、それを周りに広めていく能力も高いと感じています。読者の皆様が試したらブログなどでぜひその軌跡を残して頂けると良いと思います。

『家に帰るまでが遠足です』『家に帰ってブログを書くまでが勉強会です』というようなフレーズは昨今良く聞かれる事と思います。この書籍についても『読んで試してブログに書くまでが「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築」でのクラウドインフラ学習です』と言ったところでしょうか。

AWSを学んでみたい、インフラを学んでみたいという方は是非読んでみることをお勧めします!