AWS Organizationsで管理しているAWSアカウントにタグが付けられるようになりました

AWS Organizationsがタグをサポートしました。これによってAWS Organizationsで管理しているAWSアカウントに対して、人間が識別しやすい情報をタグとして付けることができます。
2019.06.10

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こんにちは。サービスグループの武田です。

先日、AWS Organizationsでタグのサポートが発表されました。これによってAWS Organizationsで管理しているAWSアカウントに対して、人間が識別しやすい情報をタグとして付けることができます。

AWS Organizations Now Supports Tagging and Untagging of AWS Accounts

使い方はとても簡単です。さっそく試してみました。

前提

少なくとも、AWS Organizationsが有効になっているAWSアカウント(=マスターアカウント)が必要です。試す場合は準備をしましょう。

やってみた

それでは実際に、マスターアカウントでマネジメントコンソールにアクセスしてみます。

リストからタグを編集したいアカウントを選択します。右ペインの下部にタグメニューが表示されます。

[タグの編集]リンクを選択すると、編集用の画面が表示されます。

ここでは例として、キーにstage、値にdevelopmentと入力してみます。どちらも大文字/小文字を区別しますので気をつけましょう。入力できたら[変更の保存]ボタンを押下します。

正常に追加できるとタグメニューに設定したタグが表示されます。

この状態でもう一度[タグの編集]リンクを選択すると、タグの追加や削除が行えます。UIを見る限り、値の変更は後からも可能ですが、キーの変更は新しいタグを追加するしかないようです。ここでは右側に表示されている[削除]ボタンを押下してみます。

完了するまでは戻せるようです。削除するタグに間違いがなければ、[変更の保存]ボタンを押下することで削除できます。

まとめ

簡単にですが、実際にタグの操作をしてみました。これまで社内のAWSアカウントをスプレッドシートなどで管理していた方は、タグの利用を検討してみてください。