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AWS re:Invent 2015 Keynote 1 リアルタイムレポート #reinvent

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おはようございます!AWS re:Invent 2015、現地ラスベガスからリアルタイム中継でお届けしています。re:Invent 2015の最新情報はこちらでチェック!

さて!本日はみなさんお待ちかねのKeynoteです!現地時間で10/7(水) 8:30amから、日本時間では10/8(木) 0:30amからです。

本記事では、可能な限りリアルタイムにKeynoteの様子をお伝えしたいと思います。ただ、現地の無線の電波の状況などもありますので、場合によっては全くリアルタイムにはならないかもしれません。その際にはご容赦ください。

それでは、Keynoteの時間にまたお会いしましょう!

追記:基調講演の動画がYouTubeで早速Upされていたので当エントリでも共有します!

開始前

会場入り口。すごく人が多いです。

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良い席取れました!

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リアルタイムレポート

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イントロ

8:30am - スタートしました !Andy Jassyの登場です。 第4回のre:Inventへようこそ! 1年の中で最も素晴らしいイベントです。 この会場には19000人、ライブストリーミングにも35000人が見ています。 このイベントはマーケティングのイベントではありません、教育的なイベントです。 様々な業界からAWSについてのたくさんの学びがあります。 ハンズオン、セッション、たくさんのイベントがあります。 aws-reinvent-keynote1_002

1年前、こんな話をした。 クラウドはニューノーマルになっている。 EC2、S3、利用量がどんどん増えている。 データベースサービスも急増している、127%増。データベースビジネスは何十億ドル規模になっている。 前年比で70億ドル、81%増のビジネスに育った。 マルチビリオンダラーなカンパニーの状況を見てみよう。AWSは年間成長率81%。エンタープライズカンパニーの中で最速、最大に増加している。 2015ガートナーレポートでも、AWSはリーダーとして評価されている。私たちのリーダーシップは他者の追随を許さない状況で育っている。 たくさんのスタートアップカスタマーに使ってもらっている。グローバルなエンタープライズ企業にも使ってもらっている。 パブリックセクターもそう。2000の世界中の官公庁が使っており、大学も5000、NPOモ9000以上のユーザーがAWSを使っている。 そしてたくさんのシステムイテングレーター。これだけのシステムイテングレーターがAWSをこれまでのインフラと同じように使うための手助けをしている。 さらにISV、SaaSプロパイダ。AWSにオールインワンで最初から移行している。

awsマーケットプレイス。ISVプロパイダが自分たちのソフトウェアを簡単に提供し、ワンクリックでデプロイできるようになっている。800以上のISVが35のカテゴリで提供。143ミリオンの時間、ECが稼働している。

なぜクラウドなのか?6つの理由がある。変動コストを安く抑えることができる。スケールアップもシームレスでできる。ピークトラフィックにための余分なキャパシティを確保する必要がない。クラウドに移行することで驚異的なアジリティを確保できる。サーバの構築に何週間もかける必要がない。 システム構築を遅延させることなく、データを損なうことなくフレキシブルに構築ができる。

なぜ、人々はこんなにもクラウドをエキサイティングだと思うのか? 自由が得られる、自分の運命が自分たちでコントロールできる。ビルダーたちはなかなか自分たちでコントロール可能な環境を提供しない。最も良いアイデアは開発者の頭の中にあり、解放されることを待っている。CIOも自分たちのインフラがセキュアで提供されることを願っている。

開発者に対して、自由、希望、自分の運命をコントロールする手段を与えること。それがAWSの使命だ。そしてクラウドがこれら基本的な自由を提供する。今日は7つの自由の話をしよう。 aws-reinvent-keynote1_006

『7つの自由』その1.足枷なく構築

1。足枷なく構築すること。クラウドはそもそもそういう設計になっている。AWSはより早く、障害や障壁を取り除くことがある。早くプロビジョニングできる。何千というサーバを数分で用意できる。そして堅牢なインフラストラクチャを自分たちの手元におくこと。それがアジリティだ。AWSのインフラストラクチャを使えば自分たちでインフラを構築する必要がない。

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11のリージョンが世界に展開されており、複数のデータセンターで構成されている。サーバ、データストア、DBエンジン、キャッシュ、ネットワーク、ストリーミング、モバイル...AWSには様々な構成要素がある。プレミアムサポート、テクニカルマネージャー、ソリューションアーキテクト、プロフェッショナルサービス、トレーニングもある。

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AWSは単にたくさんのサービスがあるわけではない。幾つかのサービスを紹介しよう。コンピュート、データベース、暗号化、アクセスコントロール。コンピュートには様々なタイプがある。RDSにはたくさんのDBエンジンがある。昨年新しいDBエンジン、Auroraを提供した。こんなにたくさんのDBエンジンを提供しているサービスは他にない。暗号化、KMSをいろんなサービスで使っているし、CloudTrailで監査でもきる。アクセスコントロール、非常に細かいIdentity管理ができる。AWSを使えば、シアトルの本社のスティーブが、ビジネス時間だけ使うような、細かいコントロールが可能。こんな制御は他のプロパイダではできない。

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アナリストの言。Lydia Leong,Gartner。IT企業はIaaSサービスをコモディティのように使ってはならない。IT企業は一つではなく全ての機能が欲しい。足枷なく構築したい。自由が欲しい。

革新的な金融企業があります。顧客に価値を提供している。紹介しよう、キャピタルワンのCEO、Rob Alexander!

事例紹介 - CAPITAL ONE

8:51am - Rob登場。キャピタルワンはクレジットカードの企業であり、アメリカ最大の銀行。創業20年のデジタルバンクとして知られている。デジタルは銀行にとって新しい視点。最も顕著なのがモバイルだ。渡したしの顧客にとって、モバイルは最も大きなチャネルになっている。私たちはモバイルによって顧客に素晴らしい体験を提供しなくてはならない。

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私たちはテクノロジーカンパニーだ。オープンソースファーストで行動し、コミュニティに貢献している。100%アジャイル、DevOpsでデリバリーを最速化。またマイクロサービスベースでシステムを開発している。 ここ2,3年の間、AWSは我々にとって最も重要なインフラになっている。私たちはたくさんのプロダクトを開発しており、AWSを活用している。開発環境、試験環境だけでなく、本番環境もAWSを使うようになった。2014年に8つのデータセンターがあったが、2016年末までに5つへ、2018年は3年まで減らす。

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私たちのスピード、生産性のために、クラウドと柔軟性はとても重要だ。サイバーマンディ対応など、柔軟にインフラを変更する必要がある。またサイバーセキュリティ対策もAWSと連携し、よりセキュアなインフラを運営している。可用性の高いアプリケーションもAWSで実現している。最も重要なのは、AWSは私たちの人材育成に役立っている、ということだ。

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私がなぜここで話しているのか?素晴らしいエンジニアに、キャピタルワンで働いて欲しいと思っているからだ。我々はAWSをどのように使っているか紹介しよう。私たちはモバイルアプリケーションを開発している。iphone向け、Android向け、近々iPad向けも提供する。APIオーケストレーション、APIゲートウェイ、マイクロサービスで構築している。私たちのエンジニアが素晴らしい機能を作ってくれた。簡単なデモ映像をお見せしよう。(デモ映像)

私たちの素晴らしいストーリーを見てくれてありがとう。ぜひ私たちのサービスを使って欲しい。

『7つの自由』その2.たくさんのデータから真の価値を見つける

8:58am - Andy returned. 素晴らしいセッションでした、キャピタルワンが私たちのパートナーで素晴らしく思っている。

2つめの自由。たくさんのデータから真の価値を見つける自由。データは宝物が隠されているが、なかなかマイニングが難しかった。しかし、クラウドで安価に簡単にできるようになった。オブジェクトストア、ハイパフォーマンス。HadoopやSparkで自分でアナリティクスできる。そしてお客様が自分で直接アナリティクスができる。そして先週ローンチしたElasticsearch service。ストリーミングダータにはKinesisも使える。 たくさんの大きな企業がビッグデータアナリティクスにAWSを使っている。

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新サービス『Amazon Quicksight』

どのようにたくさんの企業が暗黒から抜け出しているのか?古い世界では、古い企業が使いづらいアプリケーションを提供していた。早く、より安価に、使える必要がある。 Amazon Quick Sight!!

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革新的なBIツールだ。最初の可視化が60秒でできる。革新的な分析エンジンSPICE。クエリー時間を短縮することができる。魅力的なビジュアル化が可能。サービスは統合化されている。従来のBIツールの1/10のコストで提供している。Quicksightのデモをしよう。

サービス解説 - Amazon Quicksight

9:06am - AWSのDr.Matt Wood。

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このBIツールは多くの皆様に簡単に使える。重要なのはBIは簡単に使えることが重要だ。QUickSightは権限があればRedshit、EMR、S3のデータを簡単に見つけることができ、データタイプの関係性を見て、自動的に最適の可視化ができる。

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もう1つ、データをできるだけ早く可視化することだ。早く、並列に、インメモリ、なエンジン。それがSPICEだ。リッチなマルチパスデータストアを可能とする。これらの機能を拡張し、ユーザーが自由にアクセスできる。QlikVIewやTableauなど。

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3番目のフォーカス、できるだけ簡単にデータのストーリーを共有すること。QuickSightのライブダッシュボードを作り、様々なデータを集計し可視化できる。ネイティブアプリ、モバイルアプリでも可能だ。

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デモを紹介しよう。QuickSightには様々なグラフが用意されている。様々なデータタイプ。自動的に最適なグラフタイプを選択してくれる。SQLを書かなくてもプログラムを書かなくてもビジュアライズできる。データ項目をドリルダウンしてサブ項目を見ることも簡単だ。シングルクリックで見たいデータ、見たいグラフが変わる。大変簡単で自動的。グラフの中でドリルインしてデータを見ることができる。予測しえなかったピークをクリックし、フォーカスし、周囲のデータを一緒に見る。フィルタもできる。ビジュアルで直接細かい分析が可能。QuickSightの中で、グラフを組織内で簡単にシェアできる。キャプチャじゃなくライブデータをシェア可能。社内の様々な同僚にシェアして、同じライブデータを見て、状況の分析ができる。パブリックなWebサイトに掲載することも可能だ。

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QuickSightをぜひ活用してほしい。

9:15am - Andy returned. 実にエキサイティングな製品だ!ワクワクするね。

『7つの自由』その3.簡単にクラウドからデータを出し入れする

3番目の自由。簡単にクラウドからデータを出し入れする理由。人々がこれまでどうやってクラウドからデータをやり取りしていたか?AWSでは、Direct Upload、Direct Connectによって、直接AWSと連携できる。しかし全てのユースケースに対応できるわけじゃない。様々な場所にあるデバイスとデータ連携する必要がある。2年前、私たちはAmazon Kinesisを提供した。リアルタイムデータストリーミングを処理するサービス。お客様は様々なアプリケーションを対応させてきた。様々なセンサーから提供されるデータをAWSに格納したい、というニーズが多い。しかしKinesisでは難しい。簡単なサービス。Amazon Kinesis Firehose!

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新サービス『Amazon Kinesis Firehose』

このサービスは、簡単にストリーミングデータをAWSにロードするサービスだ。何ができるか?Single Put APIでAWSに簡単にデータをAWSに遅れる。オートマチックにスケールする。高い柔軟性。データのConcatienationができる。データの圧縮も可能。オプションで暗号化も可能。入ってくるときも出て行くときもセキュア。これはKMSで実現。

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新サービス『Amazon Snowball』

さて、大量のデータがあるとしよう。そして早くクラウド上に移行したい場合。これは簡単な問題ではない。大変なことだ。GB/secの回線でも、全てのデータを飽和することなく、簡単にAWSに移行する、というのはなかなか出来ない。100日かかる。非常に長い。ではどうするか?例えばFedExのトラックで大量に配送させたり...AWS Import/Exportというサービスで使えるようになっている。しかしこのサービスには課題があった。全てのディスクをユーザーが自分で用意しなくてはならないし、まずデータをディスクに乗せなければいけない。時間がかかる。暗号化の問題もある。配送の問題、パッケージ化、配送処理、配送先の住所を書いたり...ヒューマンエラーがありがち。

より簡単に安全にデータを送るのはどうしたらいいか?Amazon Snowball!

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Snowballは物理デバイス、50TBまで対応、シンプルなサービス。セキュア。シンプルな配送。100TBのデータをAWSに移行する場合、Snowballが2つあればすぐ可能だ。

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サービス解説 - Amazon Snowball

9:23am - Bill Vass from AWS登場。

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多くのエンプタープライズなお客様は、セキュアに、早く、簡単に、大量のデータを、安くクラウドに送りたいと願っている。様々な要件があるだろう。帯域が細いの問題もある。

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SnowballはPetabyteにスケールする、データ転送サービスだ。Eリンクでシッピングされたラベル。背面にケーブルコネクタ。雨にもホコリにも対応。落としても問題ない(落とした!) お客様はsnowballにデータをセットし、エンドツーエンドでAWSに配送される。 10個のSnowballは100Gのネットワーク接続と同等だ。

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9:20am - Andy returned.

『7つの自由』その4.データベースとのリレーションシップ

4つ目の自由。データベースとのリレーションシップ。古い世界では、高く、プロプラエたりで、ロックインされていた。

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我々はAmazon Auroraを発表した。MySQLコンパチで、高いパフォーマンスを保ち、高い可用性をもち、安い。そしてAuroraがGAになってから、たくさんのお客様がAuroraを使っている。Auroraの拡大に関して。重要なのは、たくさんの選択肢があることだ。MariaDB!すぐ使える。 aws-reinvent-keynote1_405

それからDBをクラウドへマイグレートすること。アプリケーションのダウンタイムをどうするか。アプリケーションの規模が多ければダウンタイムは何時間にもなる。企業はそのために非常に大きなコストがかかる。新しいサービスを発表する。

新サービス『AWS Database Migration Service』

AWS Database Migration Service!このサービスによって、簡単にAWS上のDBにデータを移行できる。このツールは継続的にソースDBからAWS上のDBに複製可能だ。またどんなサイズにも対応。リアルタイムにモニタリングできる。オンプレミスのデータベースからRDSのエンジンに、早く簡単に安くデータが転送できる。コスト的にもアジリティ的にも優れている。

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新サービス『Schema Convertion Tool』

別DBエンジンへのマイグレーション。これは大変なことだ。6ヶ月から1年くらいかかるだろう。AWS Schema Convertion Tool!よりオープンなDBに移行させたい、という要望に応える。

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マイグレーションの最初にこれを試してほしい。データの変換が簡単。データベース上に格納されたデータをコピーできる。そしてストアドプロシージャ、ファンクションなど。それを他のDBに移す、同様のものがなければ近いものを探す。自動で85%はコンバートできる。DBのマイグレートにかかるコストが古い時代と比べてとても低くなるだろう。

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『7つの自由』その5.マイグレート(移行)

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5つめの自由はマイグレートだ。多くのやり方はあるが、たくさんのエンタープライズのお客様は、パターンとしてこんな形でマイグレートする。まずはDev&Test、次にWebサイトやモバイル、アナリティクス。そのあとミッションクリティカルなシステムで使い始め、最後にデータセンターをマイグレーションする。多くのユーザーがこのような形で移行しているし、すでにたくさんのエンタープライズ企業がオールインしている。

まだ自分たちのデータセンターを持っているお客様はたくさんいる。そしてAWSとシームレースに同期させたいと願っている。ハイブリッドなクラウド、AWSにはたくさんの成功事例がある。

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9:44am - GEのCIO、Jim fowler登場。GEはデジタルインダストリアルな企業。今後、いろんな企業はデジタルになっていく。GEのコアビジネスで得た知見を組み合わせ、世界における最先端のデジタル企業になっていくだろう。いろいろな変化をしている。変えなければいけないのは3つ、1つは人材。この10年間、私たちはあまりにアウトソースしてきた。もう1つは調達仕様。差別化としてAWSを強く推進している。今後3年で9000のワークロードをAWSに移行していく。AWSは信頼できるパートナーだ。コアなアプリケーションの50%が既にAWSで動いている。良い効果がでている。これは我々にとっては実験、テストではない。AWSは可能ではなく絶対。絶対に移行するということだ。

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9:52am - Andy returned. GEとパートナーできることはAWSにとってとても光栄なことで、エキサイティングだ。本当にたくさんの企業の人が、社内でのケーパビリティがないと、なかなかGEのようなマイグレーションができない。Accentureから紹介しよう。(Accencuteのオマーンさん登壇)

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The Accenture AWS Business Group。様々なサービスをAWSで利用できる。エンタープライズにおいてクラウドはより重要になる。既に18000の人々がクラウド領域で働いている。クラウドファーストはAccentureにとって重要だ。私たちはこのグループでAWSのビジネスを活性化させる。実際にお客様の声をお聞きして、クラウド、ビッグデータ、セキュリティ、IoTなどにおいて、このグループを活用していただきたい。

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9:56am - Andy returned.

これは私の14歳の娘の写真だ。彼女は散歩に行くというが、シアトルは少々心配になる環境だ。そうすると私は決断しなくてはならない。いかせるか、止めるか。CEOは同じような決断を常にしなくてはならない。私たちのビルダーが早く移行したいと行ったとき、やらせるのか、やらせないのか。

『7つの自由』その6."自分のケーキを確保し、自由に食べる"

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6つ目の自由。自分のケーキを確保し、自由に食べる自由。セキュリティとクイック。私たちはお客様の声を受けて、様々なセキュリティの認定を受けてきた。私たちは高いセキュリティを提供している。サブネットわけ、VPN通信など。昨日ローンチしたのがWAFだ。

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それから暗号化、そしてアイデンティティ。粒度の細かいアクセスコントロールが可能だ。コンプライアンスサービスとしてここ2,3年発表している。Service Catalogを昨年発表した。CloudTrail、Config。

AWS Configで何ができるか?AWSリソースの全てのリレーション、コンフィグレーションがわかる。ライブストリームで通知を受けることもできる。多くのお客様に利用いただいている。しかし、もっといろんなルールを設定したい、と言われる。

新サービス『AWS Config Rules』

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ここで発表したい。AWS Config Rules!何ができるか。コンプライアンスルールを設定できる。ルールが満たされていなければ通知がされる。例えば、組織の中でEBSボリュームが暗号化したい、されてないのであれば知りたい、という場合。簡単なスクリプティングで、Lambdaサービスを使って暗号化したいといった要望もある。 他の例。全てのEC2はVPCでローンチしたい、そうでなければTerminateしたい。あるいは、EC2のタグが正しく設定されているかどうかの確認。タグが設定されていなければ通知するなど。こういったルールがConfig Rulesで設定できる。ダッシュボードの色分けで識別可能。独自のカスタムルールを作ることが可能だ。

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新サービス『Amazon Inspector』

ではもし、何か問題が起きる前にアクションを起こしたい場合には?Amazon Inspector!

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Inspectorは自動化されたセキュリティアセスメントだ。セキュリティやコンプライアンスの問題を発見する。潜在的な問題を探す。ネットワークやOS、アプリケーションの設定など。AWSではこういったアセスメントを9年やってきて、そのノウハウを提供する。ここで提供されるのは詳細なレポートだ。結果はCloudTrailに保管される。

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クラウドの素晴らしい点。より早く、よりセキュア、のどちらかではない。どちらもだ。セキュリティは、クラウドで、むしろ良くなる。

事例紹介 - Stripe

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10:08am - StripeのManager、Jorge Ortiz。AWSはStripeの成功にとって非常に重要だった。Stripeは決済をWebとモバイルアプリケーションで実現する会社だ。何十万という企業がStripeを使っており、何十億という決済がされている。そして私たちはインフラをAWSで構築した。重要な3つの決定。AWSはワールドクラスのインフラだ。AWSは私たちだけでは解決できなかった問題を解決してくれた。インフラのセキュリティを確保するためにはBCPが重要だ。AWSを使うことで、物理的なネットワークを監査することで、非常に簡単にセキュアな環境が作れた。 2つめ、シームレスなスケーリング。Stripeは4年間大きく成長してきた。AWSが私たちと一緒に歩んでくれた。インフラについて心配することはなかった。 3つめ、開発者が生産性を高めるための手伝いをしてくれた。マニュアルなどが必要な作業を自動化してくれた。AWSでなければこんなインフラは作れなかっただろう。私たちのお客様は何も心配する必要がない。

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『7つの自由』その7."Yes"と言う自由

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10:12am - And returned. 最後の自由。Yesという自由。より企業が成長するにつれ、保守的になることがある。新しい会議で、新しいアイデアにノーと言ってしまう。Amazonは新しいアイデアにYesという会社だ。様々な会社が革新的なサービスを使っている。一般的な企業も遅れないように様々な取り組みをしている。AWSによってオンプレミスと比べて大きなコスト削減を実現している。AWSを使うことで新しいアイデアにYesと言えるようになった。最後の登壇者を紹介しよう。MLBAMのCTO、Joe Inzerillo!

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10:16am - MLBAMのCTO、Joe Inzerillo登場。 昨年、私たちはStatcastを紹介した。それから1年。今パイロットしているのはCamだ。動画だけでなく、様々な分析をするものだ。ホームランやピッチャーの分析など。テレビでどのように使っているのか?デモを紹介しよう。(デモ映像)

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StatcastはWebやタブレットで見ることができる。来年はどうなるのか?3Dでデータを活用することを考えている。試合のシミュレーションができる。すべてのデータを3Dで分析し、走者の走りや球の速度などが見える。クールな機能を考えている。3Dカメラでプレイの周りを見ることができる。非常に面白いことができるようになる。

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OTT、ストリーイング映像のサービスだ。ケーブルテレビを契約しなくても見ることができる。これは長い間、自分たちのためにやってきた。何百万というサブスクライバがおり、様々なデバイスに提供することを考えている。昨年WWEで提供した。Playstation, HBENOW、PG Tour。早くアジリティを充実させる。

早くYesというのが、私たちにとって重要だ。NHLと提供した。ナショナルホッケーリーグ。シーズンオフが今夜始まる。MLBとNHLが提携し、ベストなものを提供する。これは他の分野にも飛び火している。はっきり言えるのは、どのような形でも、私たちはAWSで提供する、ということだ。私たちのPaaSは全てAWS上で提供する。

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10:23am - Andy returned. MLBAMが高度なテクノロジプロバイダ、ということがわかっただろう。私の基調講演を締めくくるにあたり、TicketmasterのJody Mulkeyの言葉を引用しよう。AWSのAPIは戻ってこないとは絶対に言わない、と。Ticketmasterのエンジニアは自分たちのWebサイトを自分たちのものだと思い始めた。これが自由だ。私たちは皆さんにインパクトを与えたい。ビジネスを改善する、向上するために、自由を与えたい。これから自分たちのビジネスを変えていく機会を、学んでほしい。

楽しんでください!

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