【レポート】AWS Cloud9 の紹介 #reinvent #DEV320
DEV320 - NEW LAUNCH! Introducing AWS Cloud9, a cloud IDE to write, run, & debug your code
ラスベガスで開催中の re:Invent 2017 にて「DEV320 - NEW LAUNCH! Introducing AWS Cloud9, a cloud IDE to write, run, & debug your code」を聴講してきたのでレポートします。
スピーカーは以下の 2 人です。
- Ruben Daniels
- Nikolai Onken
ソフトウェア開発の三本柱
- Run
- Release
- Create
Run
- EC2
- Fargate
- ECS
- Lambda
- Aurora
- RDS
- Redshift
100 を超えるサービスがある
Release
- CodeCommit
- CodeBuild
- CodeDeploy
- CodePipeline
- CodeStar
などなど
Create
ここに登場したのが AWS Cloud9 !!
なぜ新たな IDE を作ったか
1. 開発者はクラウドを構築しているが、ローカルマシンを使用している
痛いところ
- ハードウェアや構成に依存する
- 各プロジェクトでのマルチタスクが大変
- 複数の場所からの作業が難しい
2. 開発環境をセットアップするのは面倒
- IDE やプラグインのインストール
- スタックの設定
- 環境を製品に合わせる
- ようやくコーディングが開始
人手も時間もかかる!
プロジェクトが増えるほどにかかる!
3. 開発者は簡単に共同作業でコーディングする必要がある
- お互いの画面を見るというやり方はスケールがきかない
- 画面共有ツールを使用すると、常にコンテキストを切り替えることができる
4. 既存の IDE はサーバーレスアプリケーションのニーズに追いついていない
そこで AWS Cloud9
コーディングに必要なのはブラウザだけ
新たな環境を作成するだけですぐにプロジェクトを開始できる
メンバーとリアルタイムで共同編集コーディングができる
サーバーレスアプリケーションのビルドが簡単
Cloud9 上のターミナルで AWS サービスに直接アクセスできる
デモ
デモでは以下が行われていました。
- 環境の作成
- Cloud9 上のターミナルから GitHub リポジトリのクローン
- コードの実行とログ出力
- サーバーレスアプリケーションの作成
- デバッグ
- 共同編集
- コーディング
- チャット
- デプロイ
以下のブログにもこれらについて書かれています。
ぜひご覧ください。
【速報】Lambdaファンクションを共同編集!AWS Cloud9を使ってコラボレーション開発をしてみた #reinvent
本日から利用可能
残念ながら東京リージョンはまだありません。
利用可能なリージョンは以下の 5 つです。
- us-east-1
- us-east-2
- us-west-2
- eu-west-1
- ap-southeast-1
料金
EC2 方式
- IDE の使用は無料
- EC2, EBS は通常料金
- 実行とコードの保存
SSH 方式
- IDE の使用は無料
- EC2, EBS は使用しない
感想
デモを見た限り、かなり高速で動作していました。
実際に開発で使ってみたいですね。
Lambda のコードを書く時に試してみようと思います!