Amazon FSx for Windowsをバックアップ &リストアしてみた #reinvent

Amazon FSx for Windows File Serverのバックアップとリストアについて確認し、Workspaces環境で試してみました。

バックアップの仕様

Amazon FSx for Windows File Serverは、Volume Shadow Copy Service (VSS) を使いファイルシステムの一貫性を確保します。 バックアップは直近のバックアップからの変更分がS3に保存されるため、バックアップストレージを節約できます。

取得方法について、手動取得と自動取得があります。 自動取得は、世代を0から35の間で指定します。0の場合、自動取得は行われません。 1日1回、ユーザーが決めた30分間のバックアップウィンドウ中に実行されます。 バックアッププロセスが初期化されている間(通常は数秒間)、ストレージI/Oが一時的に一時停止されることがあるため、アクセスの少ない時間帯などにバックアップを取得することが推奨されます。

設定したバックアップウィンドウについては、コンソールから確認できます。

自動バックアップで取得する世代については、AWS CLIで確認できました。 以下の例では7世代です。

$ aws fsx describe-file-systems --file-system-ids fs-04fbbefeb44a7b631 --region us-west-2 --query FileSystems[].WindowsConfiguration
[
    {
        "ThroughputCapacity": 8,
        "CopyTagsToBackups": false,
        "WeeklyMaintenanceStartTime": "1:13:30",
        "AutomaticBackupRetentionDays": 7,
        "DailyAutomaticBackupStartTime": "12:30",
        "ActiveDirectoryId": "d-92672a3864"
    }
]
$

世代やバックアップウィンドウの変更はAWS CLIで行います

手動バックアップの取得

手動バックアップを取得してみます。 ファイルシステムを選択し、Actionから選択できます。

バックアップの名前を入力し、取得します。

バックアップのステータスは、USER_INITIATED → CREATING → Availableと変化します。Availableになるまで待ちます。 タイプ列をみると、ユーザーが取得したバックアップ(User-Initiated)か自動取得(Automatic)されたのかわかります。

バックアップを選択し、リストアしてみます。

ファイルシステム作成時と同様の内容を入力します。

別のファイルシステムとしてリストアされます。

ファイルシステムの変更

Workspaces Windows 10で、ファイルシステムをリストアしたものに変更してみました。 まずは、net use E: /deleteで切断します。 net useコマンドを見ると、Eドライブで接続していたコネクションが切れたことがわかります。

PS D:\Users\abe.koki> net use
New connections will be remembered.


Status       Local     Remote                    Network

-------------------------------------------------------------------------------
OK           E:        \\fs-04fbbefeb44a7b631.abemethod.local\share
                                                Microsoft Windows Network
The command completed successfully.

PS D:\Users\abe.koki> net use E: /delete
E: was deleted successfully.

PS D:\Users\abe.koki> net use
New connections will be remembered.

There are no entries in the list.

PS D:\Users\abe.koki>

リストアしたファイルシステムに再接続すれば、完了となります。 コマンドプロンプトでnet use DriveLetter: \\fs-012345678901234567.ad-domain.com\share /persistent:yesコマンドを実行します。 参考までに、/persistent:yesとしておけば、Workspacesの再起動後も自動的に認識されました。

おわりに

Amazon FSx for Windows File Serverのバックアップ&リストアについて確認し、Workspaces環境で試してみました。 世代の確認や変更などはまだコンソールに対応していないようです。 必要な場合、AWS CLIで可能です。 リストアすると、新しいファイルシステムが作成されました。 多くの場合でクライアントの変更が必要になるかと思います。 Workspaces Windows 10の場合は、net use E: /deleteで既存のファイルシステムとの接続を切ったあとで、新しいファイルシステムに接続できました。

参考