【パネルディスカッション】誰でも始められる IoT ビジネス。ミッドマーケット IoT で儲けるコツ

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【パネルディスカッション】誰でも始められる IoT ビジネス。ミッドマーケット IoT で儲けるコツ

6/1 (水) ~ 6/3 (金) に開催された AWS Summit Tokyo 2016 のセッション "【パネルディスカッション】誰でも始められる IoT ビジネス。ミッドマーケット IoT で儲けるコツ" のレポートです。

IoT の適用範囲は非常に広く、デバイスの数や展開領域はさらに拡大しています。現代においてユニークな IoT ビジネスは誰でも始めることが可能と言えるでしょう。しかし、その IoT を構成する要素は多岐にわたり、標準化もまだ先であるため、アプローチの仕方も含め試行錯誤が求められています。本セッションでは AWS を活用するお客様、IoT の各プレイヤーに革新的な技術とアイデア、またミッドマーケットでビジネスにするヒントについて語って頂きます。

セッション動画

プレゼン資料はこちら

モデレータ

  • 門田 進一郎(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 ストラテジックアカウントマネージャー)

パネリスト

  • 小山 武信(開仁産業株式会社 執行役員 技術部長)
  • 中村 明彦(オプテックス株式会社 R&D戦略部 部長)
  • 城山 憲明(一般社団法人 日本宅配事業推進協会 理事)
  • 久野 祐輔(株式会社システム計画研究所 事業本部第3事業セグメント システムプランナー)

ディスカッション

自己紹介

門田

IoTやてってる人ー?(会場ほとんどいない)

小山

開仁産業は38名、零細ソフトウェア企業。SES中心。n次受けなので利益が少ない。技術を身につけても現場で使えるかどうかわからない。競争相手が多く儲からない。契機に左右される。 節操無く人を採用してきたw のでフルスタックで技術を多く持った人がいる、IoTを始めやすい。村田農園でやろうとしている。

門田

中村さんは前職オムロン、現在オプテックス。

中村

いつも聞くけどオプテックス知ってる人〜?(数人)色んなセンサー作ってる。スイッチの半分は弊社で作ってる。自動ドア、昔のマットスイッチから赤外線センサーをいち早く開発した。 IoTの取り組み、自動ドアの技術は飽和状態。IoTへの可能性を考えてる。

門田

城山さんは宅配事業推進協会をやろうとしてる。

城山

宅配はブラックw。ラストワンマイル物流を組織化して宅配時の再配達、人材不足、CO2削減、法令遵守、管理システム、企業とのマッチングを目指している。個人事業主が多い。

門田

久野さんは人工知能関連でプロジェクトリーダーをされてる。

久野

創立39年、画像処理などで機械学習していた、ここ数年はビッグデータ、機械学習、ディープラーニング、開発のみならずセミナーなども開催してる。今回の中では異質な感じで居る。

門田

今回は色んな人が集まっている。前半皆さん何やってるか、後半はこれからどうしてくか、を話したい。
IoTは色んな分野で広がろうとしている、シミュレーションした結果をモノの世界にもどしている。そして新しい価値を生み出すことが期待されている。 去年までは投資が必要、難しいイメージがあったがAWS IoTの登場でチャレンジできるようになった。クラウド、ネットワーク、デバイスの三層構造になっているのが特徴

前半:現在何に取り組んでいるか

小山

IoTで美味しい苺を増やそうとしている。村田農園は茨城県鉾田市にあり、千疋屋で1個1000円以上で売ってるような苺を作ってる。甘いだけじゃない、酸味もしっかりあって本当に美味しい。 テレ東のストリーミングで見れる。一緒に現地に行ってきた。

門田

すごい工程を経ている。土を作るったりCO2をどう管理するかとか。

小山

高級な苺は10%、ほかは農協で市場に出すが買い叩かれる。ハウスの個体差や何だかの条件でばらつきがあるが見える化されていない。当面は見える化を目標にしている。次に農家さんは3時に置きてCO2発生器をに火をつけている。買い物してても雨が振りそうなら帰る。農園を離れられない。最後に自動化して楽をしてもらおうと考えている。CO2と温度を管理、水を散布、ビニールの空け締めでの温度調整。38棟全部やってる。今が苺の最後のシーズン、9月苗植え、11月から6月まで取れる。次のシーズンに一緒にやろうと話している。

門田

頻繁にセンシングしようと話している?

小山

どのくらいセンサーをばら撒けばよいかはわかっていない。

門田

農家さんは裕福ではないと感じてるがハードルあるか?

小山

茨城の農協依存は30%、割りと裕福、トラクターの隣にフェラーリ持ってたりする。農協に依存している人は貧しい。

門田

彼ら農家は良いいちごを作りたい情熱は高い。それを多くつくるのがゴールですよね。

門田

メーカーなのでゲートウェイ、センサーとかの分野だが、センシングデータをクラウドに保存して‥というような動きになっている。

中村

やさしい運転キャッシュバック型。(デバイス)実はIoTじゃないw 日本の保険は非常に安い。通販型保険会社はお金がない、なので通信してない。デバイスの中でやりきってる。デバイスレイヤーの人がサービスレイヤーの人とやるのは大変、日々言葉が通じないところから始まって出来たデバイス。

門田

これが次のIoTのテクノロジーとして生かされているんですね。

中村

もっと幅広くやってる。セーフメータは昔から出してる。セーフメーターデータサービスを開発中。AWS IoTを使ってる、管理者や自分の事故防止などに役立てたい。

門田

ITとものづくりの壁はありますか?

中村

サービスと製造の考え方の違いが大きい。サービスは開発が終わって運用始まってからがスタート。

門田

売切りからストックへの変化を感じられたのではと思います。

門田

城山さん、IoTの基盤を持って市場を変えていこうと考えれれている会社

城山

ラストワンマイル物流は過酷な状況で安い。物流マッチングサービス(ドライバーの評価サイト)があるが、どこにどんなスキルのドライバーがいるか分からない、まずはそれを整理するのが協会。カルテによってスキルを可視化(グラフ)。現場の管理者が上げる情報、大手各社の研修内容、接客対応スキル、Optexのセンサーでアルコールチェックなどセンサーで安全運転スキルを機械的に情報共有できることを反映。隣に人が座って検査してたらすごいお金がかかる。 それをセンサーでAWSに集めて行ってる。それをまず行っている。

門田

まさにIoTで新しいことを行っている。ドライバーを可視化する。データの評価軸は城山さんが考えている?

城山

30年業界居るけど、いいドライバーなのかどうなのかわからない。可視化することによって基準値を行政と相談しながらOptexさんと作っている。まずどんなドライバーなのかを自身が理解する。

門田

何を評価軸、基準にするかを今やってる、そこが大事。

城山

技術がいいけど挨拶ができてないからC2Cは難しいとかわかる。

門田

機械学習、ディープラーニングそこから制御に取り組んでいる。

久野

エッジ(おそらくクラウドの手前のフィジカルな現場)の事が多い。つくばで自動走行するコンテストなどに取り組んでいる。即応性が必要な即応性が必要なもの、今後はクラウドにデータを上げて機械学習していくのが魅力的。エッジ側は強力な頭脳を持ってない。学習はエッジでクローズするのは難しい、その結果やオープンデータを集めてエッジに返す。それで1周回るのが実現出来ると考えている。

門田

人工知能(AI)は人間の仕事を奪うという話もあるが?

久野

キャッチーで話題性があるのでわかる。ただ人間の機械では出来ないことも多いので、ドラえもんや鉄腕アトムの世界はまだ難しい。データに対して新たな価値を与える。AIはデータを解析することでここに価値があるんじゃないか、などが見えてくる。それを人間が判断してビジネスを作っていくことが重要。

後半:これからどうしていくか

門田

いろんな事例がありましが、ゆるやかに繋がり始めるのがIoTでは求められる。エコシステムを作る事を視野に入れた話しをしましょう。

中村

デバイス企業なのでアウェイ感あるが、デバイス系の人ー? 居ない。IoTが入ってきてエコシステムが‥という話もあるが、色んな人とも繋がる。その中で得意な人が得意なことをやろうと思った。

門田

宅配さんは実際センサーとして作ってる。

城山

数年前、翌日配達が出来て、最近のプライムなうは1時間、ブラウニー30分‐3時間、これってもう出前サービスになってる。それを組織化してコントロールしようとすると、今の宅配のスキームだと追いつかない。人と車のスキルを可視化すると企業とのマッチングが可能。それに加えて配達環境(渋滞とか駐車場の空き、在宅状況)が伝えられるとスムーズに解決できる。 それをIoTで下支えするのが次世代物流のあり方と思う。 自分達のために作るのではなく元々ある情報も使う。

門田

他業種との連携もあるのでは?

城山

まさにそう。

門田

ビックデータで久野さんが何ができるか。

久野

1つの業界だけではなく、国土交通省、気象庁のデータをつなげて、人間が判断するための情報をBIにとどまらずに、データ同士の相関から価値を見出すのがビッグデータからのAIの使いドコロ。AIが判断する、人が判断する分野を使い分ける事が大事。

門田

BIツールとの違いは?

久野

人が見たいデータは現状もう見れる。もっと先の人間が必要と思っていた、しかし気付かなかったデータが機械学習で炙りだされてくる。

小山

最後なので単純なメッセージを持って帰って頂きたい、 新興勢力にとってのIoTはとは。既存勢力は現場のこと分かってないけどIoT使うとわかるよ、これの仕組みを作ると現場の事がわかるよ。だからがIoTは必要。 既存勢力にとってのIoTとは、このままだと進行勢力にやられてしまう、だからIoT使って現場の事がわからなきゃいけない、だからIoTが必要。だから皆IoTをやる。 2つめ来年の今頃はIoTという言葉はひょっとすると使われない。システムにデータは上がってくるオムニとかIoTとか議論の中心だが基幹システムに取り込まれるのではないか。

門田

BtoBではなく、もはやBtoBtoCに近い。農家の先のお客さんやドライバーが届けた先からのフィードバックでビジネスを変える、新しい事業もモデルができる。 日本型的なアライアンス戦略が必要なのではないか。

中村

長い間ものづくりに関わっているが、東大阪のように尖った技術を持ってる会社がある、そして1社ではなく複数社でものづくりをしてきた。それが中国行くと契約ここまでだからという話になる、日本はあうんのノリがあり、職人型気なやりかた。欧米や中国のやり方と違ったやり方がIoTには合っているんではないか。

門田

アマゾンは何ができるか。アマゾンのco.jpのようなC向けも活用して欲しい、決済、住所情報とも連携してサービス全体を使って頂く事でビジネスを拡大して欲しい。(拍手)

感想

IoTというキーワードの中に、各種デバイス、ビッグデータ、AI、クラウド、サービス運用、少子高齢化、ブラック企業‥様々な要素が見えました。それを解決するためにIoTが手助けする。IoTの幅広い世界にどう関わっていくのかが今後の鍵になりそうです。

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