(レポート)[JAWS Festa 2016] 金融クラウド&FINTECH最前線~AWSで金融からイノベーション! #jawsug #jawsfesta

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はじめに

本レポートは2016年10月22日(土)に開催されたJAWS Festa 2016のオープニングセッション「金融クラウド&FINTECH最前線~AWSで金融からイノベーション!」のレポートです。

最初にJAWS FESTA 東海道 実行委員長の筒井さんからご挨拶がありました。

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本セッションのスピーカーは一般社団法人クラウド利用促進機構運営委員及び一般社団法人FinTech協会会員の渥美 俊英さん。

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レポート

今日お伝えしたいこと

・金融は縁遠くない。この1、2年でデベロッパーにどんどん近くなっている。
・特にFINTECHによって急激に接近した。
・その背景を伝えたい。

FINTECHとは?

・FINancialとTEChnology。
・金融と技術の取り組みは昔からあったが、FINTECHは根本的に違う。
・FINTECHはマイクロサービス的、小さな会社でも取り組みが出来るもの。
 ・ここ半年で小さなスタートアップがどんどん出てきている。
・FINTECHによるITの民主化。
 ・行動力があれば大きな会社より新しいことが出来る。
 ・FINTECHによってITの民主化が加速している。

背景にあるもの

・国内の取り組み。
 ・家計簿、決済、クラウドファンディング、保険、融資、など。
 ・続々と新しいスタートアップが誕生している。
 ・去年、一昨年は、日本はすごく遅れていると言われていた。
 ・この1年で随分追いついてきたのではないかと思う。
・何が米国で起きたのか。
 ・リーマンショックによるエンジニアの流出。
 ・低所得者層はお金を借りれない、という金融機関への不信感。
 ・スタートアップがそこを埋めた。
 ・海外では圧倒的の数のサービスが生まれ、伸びてきている。
 ・金融機関を脅かすほどのサービス拡大。
・金融庁の危機感。
 ・欧米で起きたことは日本でも必ず起きる。
 ・メガバンクの合併と地銀の減少。
 ・「決済業務の高度化」スタディWGが2014年に立ち上がった。
 ・内容を傍聴可能。
 ・メガバンク、金融機関、大学の先生、弁護士、スタートアップが同列で議論。
 ・金融庁も、本気で膝詰めで議論が必要だと考えた結果。
 ・報告書の内容。
  ・クラウド事業者が金融機関にとって脅威になる。
  ・エンジニアも海外と同じような開発は出来ない。
 ・FISC安全対策基準第8版追補改訂のリリース。
  ・この2年で2回改訂。
  ・金融機関におけるクラウド利用、の項目がある。
  ・リスク管理の方法として、SOC監査報告書を活用するための考えが記述されている。
   ・自分が全て審査するのではなく、SOCの仕組みをうまく使う。
 ・2年あまりの結果、今年3月にFinTech関連施策という、行動するための考えが示された。
  ・FINTECHによるイノベーションが強調された。
  ・具体的な活動計画、日程も記載されている。

メガバンクの取り組み

・今年になって、大手銀行が一斉に対応し始めた。
・エコノミスト7/5号から抜粋。
・3つのメガバンクが、代表的なFinTechスタートアップと連携。
 ・この中でAWSの公開事例は?
  ・WealthNavifreeeMoneytree
  ・MoneytreeはJAWSサムライとして記事にもなっている。
  ・WealthNaviは3つの銀行と連携、住信SBIネット銀行とも新サービス開始予定。
・AWS Summit 2016で語られたこと。
 ・ネット銀行からはジャパンネット銀行。
 ・FINTECHからはfreee。
 ・メガバンクからは三菱東京UFJ銀行。
 ・3社の登壇があった。
 ・Enterprise Dayでは野村総研、三菱東京UFJ、ドコモ、日経のパネルディスカッション。
  ・「クラウドは安いからではなく企業文化を変えるために使う」
 ・三菱東京UFJはOpen Innovationとしてハッカソンを開催。
  ・MUFGアクセラレータの立ち上げ。
  ・ハッカソンで5社を選定。
  ・MUFGグループ各社と連携して新製品・新サービスの開発をサポート。
  ・連携する時はベンダーを銀行に呼ばない。呼ぶとベンダ扱いになる。
  ・すぐ近くに専用のオフィスを作って打ち合わせ。
  ・メガバンクとして、FINTECHを本気でやっていく、という申請の表れ。
・ここ1年でメガバンクが本気になった感がある。

海外の動き

・元Googleのエンジニアと銀行出身者が一緒になってコアバンキング基盤を開発。
 ・ブロックチエーンを活用し、柔軟でスケーラブルな基盤を構築。
 ・2年で開発予定。
 ・この基盤でFINTECHの流れがまた変わる。

FINTECH協会

・国内でFINTECHを推進。
 ・スタートアップの支援、政策提言。
 ・コンプライアンスや銀行APIの分科会を立ち上げ。
  ・2週間に1回くらいの早いスピードで開催。
 ・金融庁、FISC、内閣府、AWSも参加している。
 ・FINTECHのポイントを抑えたガイドラインを策定中。
・FINTECHではコミュニティが重要。
 ・API meetup、東京ビットコイン会議、e.t.c.
 ・勉強やビジネスメイクをしている。
・FINTECHのビジネス規模は拡大中。今後も増加を予測。どんどん加速している。
・FINTECHで一番使われているのはAWS。実現するのはエンジニア。

さいごに

FINTECHの昨今の動向がわかりやすく抑えられていて、とても勉強になりました!