[Quadレポート] Blockchain Beer Pub and Café に行ってきました! #reinvent

本記事は re:Invent 2019 で開催されている Quad の「Blockchain Beer Pub and Café」訪問のレポートです
2019.12.04

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんばんわ。大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)です!

先日参加したブロックチェーンのセッションにて 「Blockchain Beer Pub and Café」 という存在を知ったので、本日、ARIA の Quad 会場に足を運んできました。

Quad とは?

公式ページより

ARIA にある Quad は、スポンサーブース、テーマに沿ったインタラクティブスペース、デモ、ビルダーズフェア、その他のハンズオンを開催します。スケジュールが途切れたら立ち寄って、学習体験を向上させましょう。

今回は Blockchain Beer Pub and Café に行ってきましたが、その他にもコネクテッドホームや、産業用 IoT などいくつもの面白い展示が体験できます。詳細は、公式ページを参照ください。

Blockchain Beer Pub and Café とは?

こちらも公式ページより

参加して、ビールを飲んだり、コーヒーを飲んだり、Amazon Managed Blockchain、AWS IoT サービス、人工知能サービスなどの AWS テクノロジーが、今日のサプライチェーンに必要な End-to-End の可視性を提供する方法を学びましょう。これまでにない効率で生産プロセス全体を追跡します。また、これらのテクノロジーが消費者が小規模生産者や農家に報いる持続可能な選択をどのように支援するかを学ぶこともできます。

レポート

外観はこのような感じです。左側がコーヒー豆のサプライチェーン、右側はドリンクのサプライチェーンのようです。

今回はドリンクのサプライチェーンで、どのようにブロックチェーンを利用されているのかお聞きしてきました。なお、私は英語でディスカッションするほどの英語力が「まだ」ないので、一方的に話していただいた内容になっています。(ほんとは QA でいろいろお聞きしたいのですがね。勉強がんばります)

構成図

以下のような構成図をもとに、いろいろお話いただきました。(左はチョット見切れていますが「デバイス」です。今回の場合デバイスは「冷蔵庫」になります。)

「実際にサプライチェーンシステムをシミュレートしようとしています。(展示の壁を指して)あちらには出荷しているメーカー、運送会社、そして小売業者があります。基本的に、これは最も単純なサプライチェーンシステムの形態であり、この台帳システムがブロックチェーンであるということです。すべてのトランザクションはブロックチェーンとしてすぐに記録されます。それがどのように機能するかを説明しましょう。」

「(デバイスを指して)実際にはここからトリガーされています。冷蔵庫の右上隅にデバイスが設置されています。これは、AWS DeepLensです。」

DeepLens?冷蔵庫に? ということで見てみると…

たしかに着いてますね!!

「すべてのイベントを行うためにさまざまなブランドを学習させました。AI機能を備えたカメラで、カメラ自身に学習モデルが入っています。それは冷蔵庫に残っているボトルの数を検出しようとしています。」

「冷蔵庫に残っているボトルの数を検出しようとし続けます。そして、それが特定の数、例えば 10 を下回るとクラウドへのトリガーメッセージを送ります。IoT Core が最初にメッセージを受信し、Lambda をトリガーします。Lambda はブロックチェーンにトランザクションを送信するプログラムを実行します。

「ブロックチェーンは分散システムです。すべてのメンバーがこれを受け取るサプライチェーンです。したがって、一度製造業者がこの情報を受け取ると、小売業者に製品を出荷し始めます。」

「すべてのトランザクションはブロックチェーンなので正しい。サプライチェーン内の誰も不正できません。リレーショナルデータベースを使用している場合、挿入、更新、削除、ができますが、ブロックチェーンの場合、更新できません。新しいトランザクションのみを作成でき、削除することもできません。だから誰も不正することはできません。」

「また、レコードから S3 に移行します。システム全体の美しいダッシュボードを作成するために QuickSight を使用できます。これが重要なポイントだからです。」

「私たちは、現実世界の問題を解決するために、ビッグデータ、ブロックチェーン、分析、サーバーレス、IoTのようないくつかの AWS テクノロジーを1つの本のようにまとめようとしています。」

最後はアツい思いを語っていただきました。「現実世界の問題を解決するために、AWS のテクロジーを本のようにまとめるんだ」すごく良いメッセージですね。(今度、どこかで使おう φ(・

さいごに

私の英語力が足りないためにブロックチェーンとして深くお聞きできてはいないのですが、ひとつのユースケースとして参考になりました。個人的には最後のメッセージがとても響きました。ブロックチェーンだ、サーバレスだ、コンテナだ、と言っておりますが結局1つ1つは手段であって、それらを組み合わせて「何をやるか」が一番大事なんですよね。

もう一方のコーヒー豆の事例については、残念ながらスタッフの方が戻って来られずでお聞きすることが出来ませんでした。また滞在中に機会があればアタックしてみたいと思います!

以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!