[アップデート] Amazon RDS の自動バックアップがインスタンス削除後も残せるようになりました。

これまで Amazon RDS の自動バックアップはインスタンス削除時にすべて失われてしまうため、スナップショットを残したい場合は手動スナップショットを取得する必要がありましたが、本日のアップデートで、自動バックアップも残せるようになりました!

対象データベースエンジン

自動バックアップが保持されるデータベースエンジンは下記のとおりです。Aurora は含まれていませんでした。

  • MySQL
  • MariaDB
  • PostgreSQL
  • Oracle
  • Microsoft SQL Serve

さっそく試してみる

今回は RDS for MySQL で試してみました。以下のとおり、手動スナップショットと自動スナップショットが1つずつあります。

この状態からインスタンスの削除を行います。削除画面に Retain automated backups という項目が追加されています。デフォルトでチェックが入っている状態になっています。(今回は検証目的のため、手動の最終スナップショットは取得していません)

インスタンスの削除完了後、スナップショット メニューを開くと、自動スナップショットが残っていることが判ります。

復元

それではリストアしてみましょう。スナップショット メニューの スナップショットのアクション には スナップショットの復元 はありますが、特定時点への復元 はありません。

特定時点への復元 を使いたい場合は、Automated backups メニューの スナップショットのアクション から操作する必要があるようです。尚、最初に開いたときは Active タブが選択されていますので、一瞬、「あれ!?ないやん。。」となりますが、落ち着いて Retained タブを開いてください。

あとは、通常の復元画面と同じように進めるだけで、正常に復元されました!

注意!

インスタンス削除後も自動スナップショットは残せるようになりましたが、手動スナップショットのように無期限に保持されるものではありません。削除画面に記載のとおり期限があり、Determines whether retaining automated backups for 7 days after deletion と書かれています。つまりこのインスタンスの場合は7日間しか保持してくれません。

また、この日数はユーザーガイドに記載(English)されていますが、該当のインスタンスのバックアップ保持期間に依存しますので注意してください。以下、ユーザーガイドより抜粋。

Automated backups are retained for a set period of time, regardless of whether you chose to create a final snapshot. They are retained for retention period that was set on the DB instance at the time you deleted it.(自動バックアップは、最終的なスナップショットの作成を選択したかどうかにかかわらず、一定期間保持されます。それらは、削除した時点のDBインスタンスで設定された保持期間にわたって保持されます。)

さいごに

これまでインスタンス削除後に復元したい場合は、手動スナップショット一択でした。手動スナップショットでは、取得時点に復元することはできても、特定時点に復元することが出来なかったのですが、保持期間はあるものの、自動スナップショットが残せるようになったことで、インスタンス削除後も、特定時点への復元が出来るになりました。

また、うっかり削除してしまった場合も自動スナップショットが残ってるのは安心ですね!(delete meまで入力する、うっかりが存在するのかわかりませんが。。)

以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!