【小ネタ】知っていましたか?RDSを別のVPCに移動できることを

2017.03.02

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ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

小ネタです。今回はRDSのVPC変更について書かせていただきます。 VPCを跨いだRDSの移動を行えることを知りませんでした。 非常に簡単に変更することができましたので、ここに書かせていただきます。

やること

同じAWSアカウントにVPCを2つ用意して、それぞれDBサブネットグループを用意します。 ここではdb1-subnet(移動元)と、db2-subnet(移動先)とします。

RDS_move

db1-subnetからdb2subnetへ移動したいと思います。

それでは移動してみる

AMC(AWSマネジマントコンソール)からRDSの画面を開きましょう。

対象のDBインスタンスを選択>インスタンスの操作>変更を押します。 ネットワーク&セキュリティから移動先のサブネットグループを選択します。 また、移動先VPCで適用するセキュリティグループを選択しましょう。

RDS_·_AWS_Console_2

赤枠で囲った部分にしっかりとかいてありました。 詳しくはこちらをご参考ください。

すぐに適用にチェックをいれて、変更をしましょう。

移動中

移動中は「moving-to-vpc」と表示されます。 マスクしていますが、エンドポイントは変わりません。

RDS_·_AWS_Console_1

移動完了

移動が完了してサブネットの表示がdb2-subnet(移動先)になっていることがわかります。

RDS_·_AWS_Console_4

ログには以下のように出力されます。

RDS_·_AWS_Console

最後に

あまり機会はないかと思いますが、 誰かのお役に立てれば幸いです。