AWS re:Invent 2019 Midnight Madness 会場で配布されたLEDリストバンドを分解してみた #reinvent

ラスベガス開催された AWS re:Invent 2019の初日夜に盛大に開催されたオープニングイベント"Midnight Madness"では、来場者にリストバンドが配布されました。このリストバンドにはLEDが内蔵されており、イベントの進行に応じて様々な色で点滅して会場の雰囲気を盛り上げることに一役買っていました。

分解してみた

リストバンドはネジ止めで組み立てられており、かんたんに分解できそうだったので開けて中身を調べてみました。

リストバンド外観

リストバンド全体は、白っぽいシリコンのような伸縮性のある素材でできていました。

リストバンド回路基板(表)

「AWS re:Invent」ロゴのある面の回路基板は以下のようになっていました。基板中央にLEDが一つ実装されています。写真上の上側にはプッシュ式のスイッチが付いています。

リストバンド回路基板(裏)

回路基板の裏面は以下のようになっていました。CR2032を2つ重ねて接続する電源端子と、左右に一つずつLEDが実装されています。

回路を調べてみた

基板表面の左上には、8ピンのICが実装されています。ICパッケージ上には「CMT2200LC」と型番が記載されているので、Googleで検索すると「CMT2200LCW」というICが見つかりました。315/433.92 MHzのRFレシーバーICのようです。見つかったデータシートを参考に基板上の回路を見てみると、アンテナと思しきパターンがたしかにあります。イベントの進行に合わせたLEDの色や点滅パターンの変化の指示は、きっと315MHzもしくは433.92 MHzの電波を使用して行っていたのでしょう。基板右上のICには、型番等の記載が見当たらず、用途がよくわかりませんでした。CMT2200LCWを制御するためのマイコンか何かなんでしょうか。一方、左下のICには、パッケージ表面に「662K」と記載されています。これは三端子のレギュレータのようです。

まとめ

Midnight Madnessでは、目算で数百メートル四方の会場に数千〜1万人くらいの参加者がひしめき合っていました。参加者に配布されたリストバンドはイベントの進行に応じて、同時に同じ色・パターンで点滅しており、その点滅の制御にはBluetoothやWi-Fiではなく、315MHzもしくは433.92 MHzの電波が使用されていたようです。

参考