[レポート] CTD325 新サービス!AWS Elemental MediaConnectの紹介 #reinvent
はじめに
清水です。AWS re:Invent2018にてセッション CTD325「[NEW LAUNCH!] Introducing AWS Elemental MediaConnect」を聴講してきたのでレポートします。
セッションの概要は下記になります。
AWS Elemental MediaConnect is a new service that makes it easy for broadcasters and other video providers to reliably ingest and distribute live video in the AWS Cloud. In this session, learn how customers of all sizes, from small outlets covering local sporting events to large national broadcast television networks with 24x7 live TV channels, ingest content from sources like stadiums or TV studios into the AWS Cloud – and then securely transmit video to multiple destinations with broadcast-grade reliability and operational visibility. Once video content is inside AWS, it becomes easier to use AWS for broader media workloads, such as storage, transformation, and machine learning, using AWS Media Services or Amazon Rekognition, for example. See firsthand how customers save money with cloud vs. traditional video distribution methods, and gain scale and agility in supporting new revenue streams.
スピーカーは下記のお三方です。
- David Griggs - Senior Product Manager - Media Services, AWS Elemental
- Alex Dunlap - General Manager, AWS Elemental
- Adrian Golding - Head of Applications and Software, Arqiva
レポート
ライブビデオの転送について
- 今日のライブビデオ転送
- ライブビデオは、放送番組の重要な要素となっている
- オペレータは堅牢で安全なライブビデオトランスポートが必要としている
- クラウドベースのワークフローは、運用上および商業的に魅力的になっている
- コンテンツ所有者がより広い地理的な視聴者を発見している
- オペレーターは、コスト効率のよいソリューションを見つけることに圧力をかけられてる
- 今日のライブビデオ転送の課題
- インフラの提供:管理されたネットワーク、ファイバ、および衛星
- 自己管理型IPベースのソリューション
AWS Elemental MediaConnectの紹介
AWS Elemental MediaConnectは信頼性が高く安全で柔軟性の高いライブビデオのトランスポートサービスで、顧客は変換とグローバルな配信ワークフローを迅速かつコスト効率よく構築できるサービス。
- 顧客はどのようにAWS Elemental MediaConvertを使うのか?
- Contribution
- コンテンツをAWSネットワークに確実に取り込み、クラウドベースのライブビデオ処理ワークフローを実現
- Distribution
- AWSネットワークの内外の複数の宛先にコンテンツを安全に配信
- Contribution
AWS Elemental MediaConnectの主な機能
- 4つの重要な信条
- 信頼性
- セキュリティ
- 敏捷性
- 透明性
- 堅牢なライブビデオトランスポート
- 高可用性プロトコル
- RTP + Forward Error Correction (FEC)
- Zixi Protocolのネイティブサポート
- 最初と最後のマイルにとらわれない
- マネージド/非マネージドなネットワーク
- AWS Direct Connectまたはパブリックインターネット
- メザニンクオリティのビデオ
- 最大80Mbpsのビットレート
- AVC, HEVC そしてMPEG-2 transport stream
- 高可用性プロトコル
- セキュリティ
- AES-256
- 業界標準
- end-to-endの暗号化
- AES-256
- 柔軟性と柔軟性
- マネージドなAWSサービス
- サーバレスアーキテクチャ
- セルフヒーリングとオートスケーリング
- 数分でデプロイ可能
- 使った分だけのお支払い
- オンデマンドの価格体系
- マネージドなAWSサービス
- 透明で測定可能
- ネットワークとTSレベルのメトリックス - Amazon CloudWatchのフルサポート
AWS Elemental MediaConnectの顧客ユースケース
Contribution
Distribution
Entitlements
- 直感的なコンテンツの共有
- AWSアカウントをまたいでコンテンツを安全に共有
- Entitlementsでは、AWSのアカウント所有者にライブコンテンツをサブスクライブする権利を与えることが可能
- サブスクリプションフォームをEntitlementsから分離
- あなたとサブスクライバに属するリソースを明確に定義
- Entitlementsワークフロー
AWS Elemental MediaConnectの内部
- リファレンスアーキテクチャ
- flowとは何か?
- flowの管理
- AWSマネージメントコンソソール
- API & AWS Command Line Interface (AWS CLI)
- 実行中のflowに変更適用が可能(リスタートの必要なし)
Customer spotlight
AWS Elemental MediaConnectの価格
- シンプルで予測可能な価格モデル
- オンデマンドの価格設定による柔軟性
感想
今年のre:Invent2018期間中に発表された新サービス「AWS Elemental MediaConnect」について紹介のセッションでした。MediaConnectのサービス自体はすでに簡単ですが概要を抑えていた([新サービス] AWS Elemental MediaConnectがリリースされました! #reinvent #mediaservices | DevelopersIO)つもりだったのですが、リージョンをまたいだ映像転送にも有効であることや複数箇所の転送、コンテンツ共有やAWS CLIでの操作など、情報盛りだくさんで大変充実したセッションでした。引き続き新サービス「AWS Elemental MediaConnect」について調査していきたいと思います!