[速報] AIで……キーボード!? 新デバイス「AWS DeepComposer」発表!! #reinvent
12/3追記: 発表時の動画がアップされたので追加します。
せーのでございます。
2019年12月02日〜2019年12月07日にかけてアメリカはラスベガスにてAWS最大のカンファレンス、AWS re:Invent 2019が開催されております。
クラメソチームは今年は80名という常軌を逸した人数で現地に乗り込んでおります。
現在ラスベガスでは前夜祭的な位置づけのパーティ「MIDNIGHT MADNESS」を開催中ですが、その中で我々の予想を遥かに超えたデバイスが発表されました。その名も「AWS DeepComposer」です。
そう、新しいデバイスはなんとキーボード、なんです。これは機械学習によって曲作りを補強するためのAIサービスです。
何ができるか
ではこのキーボードで何ができるのでしょう。正確に言うとキーボード自体はただのインターフェースとなり、本丸はAWSコンソールに新たに加えられる DeepComposerサービスとなります。
これはキーボードを使って、または予め録音しておいた音源をpre-trainingしておいたモデルを使ってポップ、ロック、ジャズなどの「アレンジ」ができる、というサービスです。
今までAWSが手掛けてきたDeepRacer同様、音楽を通じて機械学習の仕組みを広めよう、という試みである、と捉えました。
方法
方法は簡単。
- DeepComposerコンソール上にログインし、短い曲を演奏する
- 予めトレーニングしておいたポップ、ロックなどのジャンルのモデルを選択する
- アレンジされた曲が出来上がる
というものです。
このサービスの面白いところはこのポップ、ロックなどのトレーニングモデルを自分で作ることができる点です。これはGAN(GenerativeAdversarial Networks)という仕組みを使います。今年のre:Invent中にこのGANについてのワークショップも行われますので、詳細はそちらのブログもお楽しみください。
申し込み、予約
DeepComposer自体はこちらで予約ができます。またAWS DeepComposerサービスはこちらでプレビューを募集中です。
これは面白いことができそうですね!