[レポート][ARC336-R] CLP Innovation:Cloud-Nativeアーキテクチャによる俊敏性の向上 #reinvent
こんにちは。芳賀です。 AWS re:Invent 2019に参加していますのでレポートします。
このブログは下記セッションについてのレポートです。
ARC336-R CLP Innovation: Increasing agility with cloud-native architectures Presented by Pubs Abayasiri(CLP)/Di Lu(CLP) In today’s tech-driven world, an organization’s architecture is a competitive differentiator. A key piece of this advantage lies in the ability to move fast. In this session, we dive into how cloud-native architecture patterns are changing the way businesses think about speed and cost of innovation. We hear from CLP Innovation Enterprises Ltd. on why it made the decision to reinvent with cloud-native services, what it learned, and benefits it has gained along its journey to modern application development.
レポート
who is CLP
- 香港のエネルギー企業
- 太陽光なども手掛ける
- 太陽光による発電が多くなっている
- EV自動車への充電も増えてきている
- 送電網や発電施設、変電施設などの管理
-
いままでは
- 発電所から大規模送電網を通り、変電所から各家庭へエネルギーが届けられていた
- 今日のエネルギーネットワークは
- 発電所から大規模送電網を通り
- 変電所から先では再生エネルギーや蓄電施設
- EV自動車の充電スポット
- 家庭用太陽光発電や風力発電がある
- エネルギーが相互利用されている
- これは商用のビルでも同様である
- Meter
- スマートメーター
- さまざまなセンサーが繋がり、センサージャングル
- それらを解決するための clpsec.com でソリューションを提供している
- IoTソリューションもあります。
- 今までは、それらをビルディングに設置したり、データセンターへ設置していました。
- スマートなソリューションではないAWSへ。
聴講者チャレンジ
- 発表者が作成した聴講者参加型のチャレンジ
- オレンジとブルーの丸が準備されたWebサイトへアクセス
- 5秒間、みんなで好きな色をタップしまくる!
- その秒間にタップされた回数が秒単位で記録された。
- このチャレンジサイトは、serverless で作られていた
- チャレンジサイトは、S3
- タップはAppSYncで計測
- 結果ダッシュボードもS3とAppSyncで表示
-
実際の生活ではどのように利用されるのか?
- 実際の事例としては、1クリックと同じようにセンサーから1個ずつのデータが届き、カウントされます
- LambdaなどServerlessを用いることでコストを低下させる
- 必要な時に必要なリソースが使える
- デマンドの話
- 電力には、受容を供給があり、発電エネルギーの余ってしまうことがある
- 余った力はバッテリーに貯め込んだりもおこなうことができます。
現在のアーキテクチャ
- IoTから3G+VPN回線でAWSIoT へ接続されます
- IoTから届いたデータをkinesis経由
- Graph DBへ格納し、LmabdaでAPI-GWを通って
- GuardDutyで監視している
次の世代では
- IoT COre, Neptune, AppSync
EdgeからCLoudへの経路
- Edge上ではUbuntu上でDockerを走らせている
- その中でデータのlocalcashとしてmongoDB
- IoTデータのやり取りとしてnode.js
- セキュリティパッチの適用やランサムウエアの監視が非常に大変
cloud nativeへ
- Ubuntu上でAWS IoT Greengrassを使い、データをShadowでCloud上と同期
- Shadow上で問題があるデータがCloud上のRulesで見つかったらSNSで通知する
- Edge上のイベントは、IoT SDK LambdaでAWS IoT Coreを経由し、Kinesisへ
今後は
- cloud nativeを目指して下記のサービスへ置き換えていく
- AWS IoT Core
- Amazon Neptune
- AWS AppSync
- AWS AppSync
- RESTfulなAPIではPath毎にLambdaがある
- AWS AppSyncの活用でクライアントからのエンドポイントは少なくすることができる
まとめ
- Smart Energy Connect powered by CLP
- このサービスでさまざまなソリューションと組み合わせる事ができます。
- より運用のコストを下げ、サービスを組み合わせて構築しましょう。
感想
日本でも電力各社がスマートメーターを各家庭につけているが、あのデバイス自体も一つのコンピューターとして捉えて運用およびセキュリティを含めた管理は途方もない労力が必要になると思う。Edgeデバイスを管理している業界は以外と多いと思うので、それらをCloud Nativeで運用管理のコストが削減できるなら、どんどん取り入れてほしい。