Trailheadの「Lightning Experience の操作方法」はLEX未経験者にオススメです

Trailheadのトレイル「Lightning Experience の操作方法」を試してみたので紹介します。
2018.07.07

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はじめに

 こんにちは、久しぶりに最新ハード(Switch)に触れて感動している井手です。マリオカート8 デラックスを買ったんですが酔いそうです。
今回は、LightningExperience(LEX)の調査の為にTrailheadを利用し、今更ながら軽い衝撃だったので(Salesforce業界では遅れている?)ご紹介します。

LightningExperienceとは何か

 約3年程近くに追加されたSalesforceの新UIの名称です。
 ※リリースノート
  UIと書いてますが、UIと合わせて旧UI(classic)では出来ない様々な新機能が追加されていて、大きな流れとして今後LEXが主流になる予定かと思います。

なぜ今LEXか

 前述のように、LEX自体はリリースされてからそれなりに時間が経っています。ただ、私自身の経験の話で恐縮ですが以下の点により今まで殆どLEXの経験がありませんでした
 
・UIが大幅に変わったことで旧UIで出来たことが出来ない
・画面遷移は少なくなったが、ちょっともっさりしている(主観)
・バグを踏むこともあり怖い
 
 要は過渡期にあり、結局classicに戻してしまう、という状況でした。
 しかし、最近はUpdateがほとんどLEXのみだったり、面白そうな機能が増えている印象を持っていました。今後LEX化の流れは変わらないとした時に、改めて移行できるか調査してみようと思い立った為今回調査しました。  

なにをやったか

 そうと決めたら、やる事はただひとつ、みんな大好きTrailheadです。
LEX関係のトレイルは沢山あるんですが、「まずは操作方法だろう」という事で選んだのがLightning Experience の操作方法です。

オススメの理由

 ・UIのパーツが対比として紹介されていて分かりやすい。
 以下の画像のように、新旧UIを対比に紹介されていて視覚的に分かりやすいです。  
 
 ・メモが適切
  かゆい所に手が届く、フォロー的なメモが助かりました。  
 
 ・通常の操作の簡潔な網羅
 このトレイルは以下画像の2つのモジュールから成り立っています。

1つ目がLEXだけの機能を踏まえながら基本的操作の紹介、2つ目がタイトル通り生産性向上に役立ちそうな便利な使い方の紹介のような構成となっており、また主に、ユーザ目線の内容になっており、使い方に焦点が当てられ細かな設定が省かれた簡潔な記載になっています。

LEXの機能の紹介

 実際、LightningExperience未経験のSalesforceユーザはこのトレイルを試してみて頂きたいのですが、ここではいくつかこのトレイルに記載がある機能をご紹介します。

・最近参照したデータの一括インライン編集

classicでもビューを指定すると一括編集を行う事が出来ましたが、LEXではタブをクリックした後の「最近参照したデータ」のビューでも編集、一括編集が出来るようになりました。
レコードをよく編集する方にとってこれはけっこう嬉しいのではないでしょうか。
また、classicでは1項目1ポップアップの形だったのが、インライン編集になった事で日々の編集業務でのクリック数は相当減りそうです。

・グローバル検索後の絞り込み検索の改良

classicでも再検索は出来ましたが、LEXでは、左側に検索項目が表示され視認性が向上しています。検索周りはユーザが頻繁に使う機能なのでこういった改善は助かります。

まとめ

今回、このトレイルを行った事でLEXに良い印象を持ちました。大きくUIが変わっているので、切り替え時は面倒な点はあると思いますが慣れの部分も大きいので、食わず嫌いせず、まずは今回のトレイルから始めてみてはいかがでしょうか。