[アップデート]Amazon Connectにリアルタイム顧客音声ストリーム機能が追加されました

2019.01.16

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こんにちは、中村です。

Amazon Connect にリアルタイム顧客音声ストリーム機能を追加されました。今までは顧客との通話は通話録音機能を利用して、終話後にのみ聞くことができました。今回のアップデートにより、どこからでも自動的にストリーミングができるようになりました。使用するとAmazon Kinesis Video Streamsに送られて、統合済みの機能(感情分析や文字起こし)などを利用できます。

やってみた

顧客音声ストリーム機能を開始する作業は、対話フローにて開始ブロックを追加です。その前にインスタンスの設定をします。インスタンスのデータストレージ内にあるライブメディアストリーミングを有効化して項目を入力し、ライブメディアストリーミングの設定と全体の設定の保存をします。

サンプルで利用しているSample inbound flowに操作内のメディアストリーミングの開始を追加し保存して発行をします。今回は触れませんが、メディアストリーミングの停止ブロックもあるのでフロー内で取得する必要がないものは停止が可能です。

これで設定は完了です。実際に電話してみましょう。 Kinesis Video Streamsのダッシュボードでストリームが確認できるはずです。

ストリームが作成が確認できました。このストリームを利用してサービスに統合します。 設定時にメッセージが表示されていましたが、呼び出しごとに1つのストリームが使用されるためKinesis Video Streams自身の制限に注意する必要があります。実際に利用する場合は、想定トラフィックを検討してサービスの上限緩和申請をしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 この機能を利用することで、リアルタイムな顧客分析(ComprehendやTranscribe)や体験をリッチにすることもできると思います。

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