Amazon Connectの個人的に魅力的だと思うBest3を発表します!

2020.05.23

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こんにちは、AWS営業部の洲崎です。 昨今の状況の中、いかがお過ごしでしょうか?

Amazon Connectにつきまして、テレワークの需要が増加するにあたって問い合わせも増えてきております。
その中で、AmazonConnectの強みだったり、メリットを聞かれる機会が多くなっています。
完全従量課金制だったり、すぐに電話番号取得~コールフロー設計まで作成出来るところは皆さんお分かりだと思います。
今回はあまり知らないであろう個人的な魅力ポイントを本ブログで紹介します。(すでに知っていたらスミマセン)
ではさっそくどうぞ!

①電話回線の考え方が自由

今までのPBXサービスは電話回線のチャンネルについて縛りがあったり、都度工事が必要でした。
例えばPRI回線をご利用の場合は1PRIボードに対して、23chまでの利用が基本だと思います。
つまり、1電話番号に対して1PRI回線の場合、最大23通話までしかできない縛りがありました。
また、PRIを追加する際は納期や工事・追加出来るかの有無等細かく確認する必要があります。

Amazon Connectはその考えがないサービスになります。
1電話番号あたり10chという基本制限はありますが、AWS社に上限緩和申請をする事で同時接続通話を増やすことができます。
1電話番号で100回線規模の実績もあります※1ので、今まで電話回線で悩まれていた方はとても楽になると思います!
また利用した分の従量課金になりますので、PRI回線の基本料金や保守料金等も勿論ありません!
固定費用を限りなく抑えつつ、多くの受電対応を行いたい場合、AmazonConnectをお勧めします。
※1 2020年5月時点になります。

Amazon Connectの機能上限については下記ご確認くださいませ。
Amazon Connect サービスクォータ

②定期的な値下げが行われている

Amazon Connectの料金ですが、何と2020/4/27に値下げが行われておりました!
Amazon Connect の日本国内への電話発信の費用が16%値下げ
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-weekly-20200427

つまり、日本国内の電話発信費用が$0.1000/分だったのが、$0.0844/分に値下げされました!
AWSはAmazon Connectに関わらず、定期的な値下げが行われるサービスとなります。
今後も値下げが行われるかもしれないので、見逃せないですね。
参考までに、2020年5月時点で料金を整理させて頂きます。

電話番号料金のみ、1日あたりで料金が発生いたします。
基本料金はAmazon Connectを利用している際に$0.018/分かかります。(番号種別問わず)
通話料金は050,03か0120の場合でタリフが異なります。

それぞれの番号料金体系は下記となります。
050,03の場合
電話番号料金 電話番号1つにつき、1日あたりの料金 $0.10/日
着信通話料金 1分あたりの着信通話料金 $0.003/分
発信通話料金 1分あたりの発信通話料金(日本国内の番号への場合) $0.0844/分

0120等のフリーダイヤルの場合
電話番号料金 電話番号1つにつき、1日あたりの料金 $0.48/日
着信通話料金 1分あたりの着信通話料金 $0.1482/分
発信通話料金 1分あたりの発信通話料金(日本国内の番号への場合) $ 0.0844/分

発信料金の単価は変らず、着信時に番号種別によって料金が異なります。

③今まで高価だった音声認識・テキスト化を気軽に行うことが出来る

コールセンター業界では、今でも音声認識・テキスト化は流行りの機能です。
流行り当初は機能に感動するものの、導入費用が高く費用対効果の面で諦める方も多かったと思います。
ただ、AmazonConnectはAWSのAmazon Transcribeと連携することで、気軽に試すことが可能です!

Amazon ConnectとAmazon Transcribeの連携については下記SINさんのブログをご参照ください!
[Amazon Connect 拡張] 通話記録( Audioファイル)をリアルタイムにAmazon Transcribeでテキスト化する仕組みを作ってみました
https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-connect-with-transcribe/

まとめ

あくまで個人的ですが、下記3点は普段のクラウドのメリットに加えて魅力的なポイントだと考えております。
-電話回線の考え方が自由
-定期的な値下げが行われている
-今まで高価だった音声認識・テキスト化を気軽に行うことが出来る

今後、本格的にAmazon Connectを検討されてる場合はお気軽に相談くださいませ。
※PoCやテレワークの相談もお待ちしております!

ではまた!AWS営業部の洲崎でした。