任意の接続先のファイル&フォルダ操作をCSA Data Uploader経由で行える「エクスプローラ」機能をリリースしました

2022.04.20

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はじめに

※ 本機能は「ファイルマネージャ」機能としてリニューアルしました。「ファイルマネージャ」については次の記事を参照してください。
・任意の接続先のファイル&フォルダ操作をCSA Data Uploader経由で行える「ファイルマネージャ」機能をリリースしました

クラスメソッドが展開しているデータ統合基盤サービス『CSアナリティクス』(以降"CSA")のプロダクト群の1つ、『Data Uploader』をメジャーバージョンアップ(v2.0)しました。バージョンアップの内容はジョブ画面のリニューアルによるUI改善、エクスプローラ機能の追加となります。

今回は追加した機能となるエクスプローラ機能について紹介したいと思います。

エクスプローラ機能とは

クラウドやリモートコンピュータ上にある任意の接続先のフォルダやファイルを表示し、それらを操作するための機能となります。以下の操作が可能です。

  • ファイルやフォルダの表示
  • フォルダ作成
  • 削除
  • 移動
  • リネーム
  • ダウンロード
  • ファイルをアップロード

エクスプローラ機能の実践

実際にエクスプローラ機能を実践してみたいと思います。今回は接続先としてS3を選択しました。

事前準備

接続設定については、あらかじめ作成しておく必要があります。S3の場合、接続設定については以下の記事を参照ください。

クラウドストレージへのファイルアップロード&ETLツール『Data Uploader』の入力にAmazon S3環境のファイルを指定する #データ統合基盤 #CSアナリティクス

エクスプローラ画面の表示

エクスプローラ画面を表示します。画面上部の[エクスプローラ]を押下することでエクスプローラ画面に遷移します。

次に、接続先となるデータソースに接続し、フォルダやファイルを編集してみます。

データソースへの接続

[データ接続先]欄にてデータソースに接続するための設定を行います。まずは[データソースを選択してください]よりデータソースを選択します。現時点では以下のデータソースが選択可能です。

  • S3
  • GCS
  • FTP
  • SFTP

今回はS3を選択しました。[設定を選択してください]より、データソース毎の接続設定を選択します。

データソースに[S3][GCS]を選択した場合、[バケットを選択してください]が表示されます。接続したデータソースにあるバケットより、任意のバケットを選択します。入力した文字列に一致するバケットが検索されるので、そこから選択することが可能です。

バケットを選択すると、画面下部のエクスプローラ欄にバケット内のフォルダやファイルが表示されます。

フォルダ作成

フォルダを作成します。[フォルダ作成]ボタンを押下します。

フォルダ名を入力するダイアログが表示されるので、任意のフォルダ名を入力して[作成]ボタンを押下します。

フォルダが作成され、エクスプローラ欄に表示されました。

作成されたフォルダを押下すると、そのフォルダ内に移動することができます。移動した際、ボタン下部にあるパスも変更されます。

削除

選択したフォルダやファイルを削除します。エクスプローラ欄より任意のフォルダやファイルを選択し、[削除]ボタンを押下します。

確認のダイアログが表示されるので、確認して[削除]ボタンを押下します。データソースより選択したフォルダやファイルが消去されます。

移動

選択したファイルやフォルダを移動します。エクスプローラ欄にて任意のフォルダやファイルを選択し、[移動]ボタンを押下します。以下の例のように、複数を選択することも可能です。

移動先を選択するダイアログが表示されるので、任意のフォルダを選んで[選択]を押下します。

元の画面に戻ると、選択したファイルは移動されたため消えています。移動先のフォルダを押下し、そのフォルダ内に遷移します。

異動先のフォルダ内に、ファイルが移動されています。

リネーム

選択したフォルダやファイルの名前を変更します。任意のファイルを選択し、[リネーム]を押下します。

変更後の名前を入力するダイアログが表示されるので、任意の名前を入力して[保存]ボタンを押下します。データソースの選択したフォルダやファイルの名前が変更されます。

ダウンロード

選択したファイルをローカル環境にダウンロードします。任意のファイルを選択し。[ダウンロード]を押下します。データソース上の選択したファイルがダウンロードされます。

ファイルをアップロード

ローカル環境よりファイルをアップロードします。エクスプローラ欄でアップロード先のフォルダに移動し、[アップロード]ボタンを押下します。

ローカル環境のOSのエクスプローラが開くので、任意のファイルを選択します。選択すると、ファイルがアップロードされます。

まとめ

CSA Data Uploaderに追加されたエクスプローラ機能の紹介でした。

なお、CSA Data UploaderのUI改善については、メジャーバージョンアップ(v2.0)のタイミングで以下の画面・機能についても対応を行っています、合わせてご覧頂けますと幸いです。

CSA Data Uploaderは1ヶ月間のトライアル利用が可能となっています。興味をお持ち頂いた方は是非無料版ダウンロードページからインストーラを入手頂き、お試し頂けますと幸いです。