【参加レポート】【DevLove】DX: Developer Experience (開発体験)が良い環境づくりとは? 〜VPoEのリアルなお仕事〜

2018.09.21

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サーバーレス開発部の阿部です。

9/18に開催された【DevLove】DX: Developer Experience (開発体験)が良い環境づくりとは? 〜VPoEのリアルなお仕事〜にリモート参加しました。

組織改善への一歩踏み出し方

最初はSansanのVPoEをされている宍倉 功一さんのセッションでした。

SansanではVPoEの役割をエンゲージメントと生産性の向上と位置付けて、CTOとCPO(Chief Product Officer)とでそれぞれフォーカスするところを変えて組織改善に取り組んでいる、とのことでした。

取り組みの中で役に立った概念はストレングスファインダーとエニアグラムとのこと。どちらも名前だけしか知らなかったので、本を読んでみたいと思います。 また、VPoEとして力をいれていることは、エンジニアリングマネージャの育成とのことでした。VPoEが会社全体を見て、各組織にブレイクダウンした実行をエンジニアリングマネージャが担うという役割のようです。

現場で役立つ1on1の原則 〜ヒトと向き合うコツ〜

次は安西 剛さんのセッションで、1on1の原則についてでした。

今のチームに対しては私も今月から1on1を始めたのですが、目的を明確にして実施しないと形骸化しやすい(ともすればマネージャのみの自己満足)になりやすいイベントだと感じています。私は、評価や進捗確認から切り離したところに目的(個人の成長の支援やマネジメントへのフィードバック)を置くようにしています

。個人の成長の支援については、個人のビジョンと会社の方向性がなるべく近いベクトルで仕事できるのが幸せ度合いが高いので、マネジメントから様々に支援できるところがないか、を話し合う場として機能すれば、と思っています。

セッションを聴きながら私が特に重要だと感じたのは以下の点です。

  • 信頼関係を築くために自己開示からはじめる
  • モチベーションは関心の量に比例する
  • オープンクエスチョンで質問する
  • 事実と意見を分ける
  • 自分で決める、が大事
  • 認められてる相手には本音を言う
  • 信じて任せる
  • 成長できると信じる

まとめ

zoomとslidoを使ってリモート参加の体制を整えていて、参加者目線では特にトラブルもなかったです。 slidoで匿名だと私が普段参加している勉強会よりも質問が多かったように感じます。私もどうしても拭えないところがあるのですが、質問のレベルと自分が紐づいていないというのが功を奏しているような気もします。運営ツールの面でも参考になりました。

また、1on1については今のチームに対しては今月から始めたばかりで、まだ手探りの段階なのでいいタイミングでセッションを聞けました。良い1on1ができるように今回のセッション内容を参考にしていきたいと思います。