そこそこの英語力の人がRe:Inventを満喫する方法 #reinvent

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こんにちは、せーのです。無事ラスベガス出張が終わり、帰国いたしました。 Re:Inventはとてもエキサイティングな体験で、後半につれてアメリカでの暮らし方にも慣れてきてどんどん楽しくなってきました。 私はそんなに英語が得意な方ではないので、そんな私くらいのスキルの人間でもRe:Inventが楽しめるようにする方法をご紹介します。

私の英語力

私の英語力は

  • 読み: 文法は大体だいじょうぶ。単語はその都度ググッて何とかするタイプ。
  • 書き: 自信なし。単語が出てこない。言い回しもあまり。調べて何とかする。
  • 聞く: キーワードとなる単語と知ってる言い回しは聞き取れる。you knowとかreallyとか入っただけでちょっと詰まる。
  • 話す: 事前に勉強しとけば日常会話は何とかいける。自分の言いたいことを100%伝えられているか、というと自信がない。

こんな感じです。普通に日本の学校で英語を勉強してきた日本人は大体こんな感じなのではないでしょうか。 さて、今回はこれくらいの英語力の人がRe:Inventを楽しむためのちょっとしたTipsです。

最前列は意外と空いている

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Re:GrowthはKeynote, Breakout Session, Hands-On Labs, Hackathon, BootCamp, GameDay等色々なカテゴリに分かれていますが、私は主にKeynoteとBreakout Sessionに参加しました。 人気のあるセッション、当日発表された新サービスのセッションは30分以上前から長蛇の列が出来ます。列が重なりすぎてどこがどこだかわからないこともあります。 どこの列かわからない時は確認して並びましょう。例えばIoTのセッションに並びたい時この列がそうなのかは最後尾の人に

Is this line IoT?(この列はIoTの列ですか?)

と聞けば大体教えてくれます。私の時は"Venetian H"という会場に並びたかったのですがよくわからなかったので「Is this line "H"?」「Yep, this line is H.」その前の人「Yeah, I need a double check. Is this Line H means IoT session, right?」「Yeah! IoT's line!!」と何故か盛り上がってしまいましたが。。。まあ、そんなこともあります。

私の場合はセッションのレポートブログを書くという都合上なるべくスライドが表示されているプロジェクタの前に行くのですが、どんなに混んでいるセッションやキーノートでも、何故か最前列は空いています。最初は運がいいのかと思いましたが、どんなセッションでもそうなので、多分穴場なんだと思います。Breakout Sessionでは真ん中にスピーカーの方、左右にスライドが表示されていて、席も大体3ブロックに分かれているのですが、ちなみにスピーカーの前、真ん中のブロックは最前列までぎっしり埋まります。でも左右のブロック、スライドの前は空いてるんです。 たまに一つだけぽこっと空いている席があったりしてここに人がいるかどうかわからない時は隣に座っている人に

Can I sit here?(ここ座ってもいいですか?)

Is Someone here?(ここ誰か座ってますか?)

と聞いてみましょう。

スライドは写真に撮る必要なし

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さて、席についたらしばらくするとセッションが始まります。英語はスピーカーによってまちまちで、すごく早口でついていくのに必死なタイプの人、ノンネイティブでも非常に聞き取りやすいスピードで話す人、色々です。でもスライドは総じてとてもわかり易く、スライドをきちんと見ていれば言いたいことはだいたい伝わりました。 最初のうちはどのスライドがブログに使えるかわからないので全てのスライドを写真に撮っていましたが、スライドがネット上にアップされるのは相当早いです。恐らくその日の夜か次の日には大体上がっています。

http://www.slideshare.net/AmazonWebServices/presentations

さらにスライドを撮るのに気を取られていると肝心のスピーカーの話が中途半端に流れてしまいます。流し聞きでも聞き取れる英語力の人はそれでいいかと思いますが、私はまだまだ一生懸命聴いていないと聞き取れないので、これでは返って逆効果ということに気づき、途中からスライドを写真に撮るのをやめました。ただDemoは動画に収めるようにしました。

録音が役に立つ

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スライドを写真に撮らなくなったのでスピーカーの話に集中することが出来るようになりました。でも私くらいの英語力ですと「考えなおす」事ができません。スピーカーの方は当然60分しゃべりっぱなしですので「あれ、今なんて言った?」とか「え、そうなの?そんなドライバがあるの?」とかちょっとでも考えるとどんどん先に進んでいってしまってその後の言葉がよくわからないまま進んでいく、、、ということがよくあります。聴きとった英語を英語のまま理解する、くらいの覚悟が必要で、日本語での意味を考えると置いて行かれます。 そこで写真に撮らない代わりに録音することにしました。機材はなんでもいいです。私はiPhoneに入れておいたレコーダーアプリを使いました。ホントはケータイは空けといた方がいいのでICレコーダーとかあると最高でしたね。 録音しておくことで

  • 聞き逃しても後で聞き直せる、という精神的安定があり、その場での聞き取りの集中力が上がる
  • 後でアップされるスライドと一緒に聞き直すことで理解が深まる

という効果があり、後々便利です。「ここポイントだぞ」という部分は英語のまま聞き取って意味はさておき英語のまま覚えておいて、後で録音を聞き直し、一致したところを改めて日本語でどういう意味か考えるのが私の場合一番理解が深まりました。

なぜ録画ではなく録音なのか、というと、録画は常にスピーカーやスライドの方にカメラを向けておく必要があり、三脚でも立てないかぎり身動きが取れなくなります。録音なら膝の上にレコーダーを置いておくだけですので特に支障はありません。 またBreakout Sessionはスライドの横にスピーカーが置いてあり、話している声はマイクを通してスピーカーから聞こえてきます。スライドの前の席は空いているので、それはつまりスピーカーの前の席が空いている、ということを示します。他の参加者の話し声が極力入らずに大きめのボリュームでスピーカーの声を録音できるので便利なんですね。

鉄は熱いうちに打っておく

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Re:Inventはとにかくめまぐるしいです。新サービスも山のように出ますし、色々な場所で色々なことが同時多発的に行われており、その場その場はとても楽しいのですが、下手するとそのまま記憶が流れていってしまい楽しかった思い出だけが残って何を学んだかはよくわからない、という事態にもなりかねません。 気になったことはiPhoneか手帳に必ずメモ(Evernoteに写真を撮っておくでも可)し、その日のうちに必ず調べておく、という癖をつけておくと良いかと思います。 3日も経つとその間に別の出来事が山のように訪れて、気になっていたことがそのままになってしまいます。必ずその日のうちに手を付けておいたほうがいいです。 アウトプットが出来る環境があるとベストだと思います。私の場合はこのブログがありますのでここにわかりやすく伝えるためにはどこがポイントだったを調べ直す事で「学び」になっています。 ブログ以外でもFacebookでもTwitterでもいいですし、スライドを作っておいてどこかの勉強会で発表するのもいいかと思います。

※ちなみに私も明日勉強会があり発表することになっています。自分を追い込むためにハードルをがっつり上げたタイトルを付けてみました。笑

Youtubeは英語字幕をONに

howtoenjoyreinvent4

スライドほど早くはないですがそれでも数日〜数週間後のタイミングでセッションの映像がYoutubeで公開されます。

https://www.youtube.com/user/AmazonWebServices/playlists?sort=dd&view=50&shelf_id=15

自分の参加したセッションをもう一度見てみましょう。この際に大事なのは「英語字幕をONにしておく」ということです。 Youtubeには字幕機能というのがついています。Googleが音声認識で映像内の音声を聴き取り、字幕として表示するというものです。これをONにしておくことで聴き取りが苦手な人でも文字を追いながらセッションを聞き直すことができます。 ただ当然ながら機械による音声認識なので間違っている単語も多々あります。例えば上の写真の字幕で言うと本当は

Let’s sweet little bit talking about protocols. Now being IoT, MQTT is really one of the de-facto standard for protocols ….

さて、プロトコルについて素敵な話をしましょう。IoTではMQTTというのはデファクトスタンダードとなっています。。。

のようなことを話しています。字幕とはちょっと違いますね。別にアイオワ市をぶん殴る話はしていません。 現場で聞き、その日のうちに音声で聞き直し、スライドを見ながらもう一度音声を聞いて要点をまとめた上でこの映像を見ると字幕のほうが間違っていることに気がつくようになります。なんとなく「俺、英語わかってきた感」が出てきて楽しくなってくると思います。

予定を詰め込みすぎず、楽しむことを優先する

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Re:Inventは朝7時近くから会場に行き、夜18時くらいまでぶっ続けで色々なセッションを聞きまくるイベントです。おまけに朝食、昼食は会場で出ていますが、正直日本人の口には100%満足できるものではないと思います。 おまけにKeynoteで新サービスが発表になるとその後にBreakout Sessionにその新サービスについてのセッションが大幅に挿入され、立てていた予定が一気に崩れます。昼食の時間もセッションは行われているため、気が付くと何も食べずに朝から晩までセッション聞きっぱなし、ということも充分ありえます。ここらへんは野外フェスなどに参加したことのある方にはわかる感覚かと思います。これを2日間やると時差も加わって疲れきってしまい、セッションに出ることが目的になってしまって何も中身を聴いていない、という最悪の状況にもなりかねません。

Re:Inventには展示会場がありスポンサー企業の製品が見られます。そこでは様々なプレゼントが配られていて、1周するだけでも軽くTシャツ10枚は手に入ります。 またこういう所にも最先端のサービスや実験がゴロゴロ転がっているので

  • 予定はつめ込まない。特に昼食の時間、休憩の時間はマストで確保する
  • 展示会場に立ち寄ってぶらぶらする
  • 看板や柱に書いてある事、Twitterの#reinventのTLを細かくチェックして、非売品のプレゼントを逃さないように

これらを頭に入れて、まずは楽しむことを重視しましょう。

よくつかった英語

最後に「これ覚えておいたらなんとかなった」という英会話を載せておきます。

お店で

必ず挨拶されます。日本でいう「いらっしゃいませ」のようなものなんだと思いますが「May I help you?」という人は1人もいませんでした。「Hi.」「How's you doing?」「Hello. How are you?」とかこんな感じです。 なので「Good. How are you?」「Pretty good. But little bit sleepy. And you?」等何か返しておきましょう。

道に迷う

会場はヴェネチアンというラスベガスのホテルなのですが、とにかく広く、さらにパラッツォという別のホテルともつながっているので、行きたい所にいけないことが良くあります。なので「Could you tell me the way to the ◯◯?」「Which way is ◯◯?」は本当によく使いました。 またものすごい勢いで早口で説明してくれる方がたまにいます。ホテルの地図がフロントに置いてあるので必ず持っておき「Can you show me the way on the map?」と言って地図を出すと大体の人が「ああ、こいつ英語苦手なんだな」とわかり、しゃべるスピードが遅くなり、地図を指しながら教えてくれます。

時間に間に合わない

アメリカの人は基本のんびりしています。歩くスピードもかなり遅いです。ですがセッションとセッションの間は15分しかないので、場所によっては間に合わないかもしれないことがあります。 また空港などの食事、ホテル内でのコーヒーショップも出てくるのが遅いです(コーヒーだけだとやたら速い)。セッションならまだしもこれがフライトの時間だったりすると大問題です。 なので「Excuse me, I gotta go by ◯◯(時間), maybe not make it in time. when do my order comes?」みたいな事を言うことはよくありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。来年のre:Inventは11月に開催のようです。来年は私達と一緒に楽しみましょう!