【iOSDC Japan 2023 レポート】「SharePlayの歴史と進化 – そしてvisionOSへ」を聞いてきた。
はじめに
年に一度のiOSエンジニアの為のお祭り iOSDC Japan 2023に参加しています。
せっかくなので、参加したセッションのレポートを書きたいと思います。
SharePlayの歴史と進化 - そしてvisionOSへ
登壇者
- tokoromさん
概要
iOS15で登場したSharePlayについては iOSDC Japan 2021でも紹介しました。
そして先日のWWDC23で念願のApple Vision Pro/visionOSが発表され、SharePlayの一連の仕様はこのためだったのか!と全てが繋がりました。
このトークセッションではSharePlayを未知のかたでもわかるようSharePlayの歴史を振り返り、SharePlayについて簡単に復習した後、後半のメインディッシュはApple Vision ProでSharePlayはこう使われる/使える!という部分にフォーカスし、SharePlayについて堪能する20分をお届けします。
- SharePlayの歴史
- SharePlayを復習
- Apple Vision ProとSharePlay
- visionOSアプリでSharePlayを使ってみよう!
引用: fortee
資料
感想
SharePlayに今まで触ったことがない(と思っていた為)ので全ての内容がとても興味深かったです。 といっても、よくiPhoneをAppleTVとスクリーンシェアリングは良くするので、実は知らず知らずのうちにSharePlayを触っていましたw
元々、登場当社は「FaceTime通話中に離れた場所の知り合いとアプリのコンテンツを共有」というキャッチだったのに、今では近くの方とコンテンツを共有できるようになっているようでした。
特にiOS 17+からはAir Dropを使ってSharePlayができるようになるとのことで、今自分がやってみたいことととても合致したので実際に触ってみてどのようなことが出来るのか可能性について探ってみたいとワクワクしています!
また、GroupActivitySharingControllerという未だ触れたことのないAPIとの出会い。こういう出会いもiOSDCのセッションの醍醐味ですね。
また、Visin Pro時代でSharePlayが120%の力を発揮できるようになりそうです。画面の共有から、人物ペルソナの共有、相手がどこを見ているのかだったり、このセッションを聴くと、Vision Proが提供してくれる世界がますます楽しみになりました。
「SharePlayはVisionOSで使われる為に生まれてきたのでは?」
このセッションを聞くと確かにそんな気がしてきました。
最後にセルフQ&Aがあり、「もしSharePlayの共有相手がアプリを持っていなかったらどうなるの?」という話で、Apple Storeでのダウンロードを促すような表示が出る挙動みたいです。これは一つのアプリをダウンロードさせる動線に繋がりそう。
終始、「2万人」というワードで会場が盛り上がり、いろいろな側面で面白いセッションでした。
おわりに
SharePlay触る。