[広告配信サーバ]EC2にRevive AdServer環境を作る
Revive AdServerをEC2でセットアップ
今度は某氏より、「EC2でReviveサーバよろしく」と依頼されたので、 EC2でReviveをセットアップしました。 ※今回はRDSは使わずMySQLをEC2にインストール
EC2インスタンスのセットアップ
まずはAWSコンソールを使って、EC2インスタンス(Amazon Linux)を起動します。 microだとメモリが足らなくなる可能性もあるので、一応t2.smallで起動しました。 セキュリティグループは22番ポート(SSH)と80番ポート(HTTP)を開けておきましょう。
ミドルウェアのインストール
インスタンスが起動したらSSHログインします。 そして、Apache/MySQL/PHP環境をセットアップしましょう。 ここと同じようにいけるかなと思ったのですが、依存ライブラリとかで エラーがでてしまってうまくいきませんでした。 そのため、ここを参考にセットアップしました。 以下EC2での作業ログです。
yumの更新とmysql,apache,phpのインストールをおこないます。 そしてwwwグループを追加し、一度ログアウトしてから再度ログインします。
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo yum update -y [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo yum install -y httpd24 php56 mysql55-server php56-mysqlnd [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo groupadd www [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo usermod -a -G www ec2-user [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ groups [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ exit //一旦ログアウト [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ groups //wwwグループがあるのを確認 ec2-user wheel www
適切な権限に変更し、phpinfo.phpを追加します。 http://<EC2のip>/phpinfo.phpで、PHPが適切に動作しているのを確認しましょう。
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo chown -R root:www /var/www [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo chmod 2775 /var/www [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ echo "<!--?php phpinfo(); ?-->" > /var/www/html/phpinfo.php
次にMySQLを起動後、初期セットアップをします。rootパスワード等、適切に変更しておきましょう。
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo service mysqld start [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo mysql_secure_installation //mysql初期セットアップ
Reviveのインストール
MySQLのセットアップができたら、以前と同じようにReviveのインストールをおこないます。 Apacheを再起動してhttp://<EC2のip>/reviveにアクセスし、ウィザードに従ってセットアップしましょう。
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ wget http://download.revive-adserver.com/revive-adserver-3.2.1.tar.gz [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ tar -xzvf revive-adserver-3.2.1.tar.gz [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ mkdir /var/www/html/revive [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ cp -R revive-adserver-3.2.1/* /var/www/html/revive/ [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo service httpd stop [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo service httpd start
初回は権限エラーがでるので、下記コマンド実行後、再度Reviveのウィザードを実行します。
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/var [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/var/cache [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/var/plugins [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/var/templates_compiled [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/plugins [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/www/admin/plugins [ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ chmod -R a+w /var/www/html/revive/www/images
これでEC2上でReviveのセットアップができました。