SlackのワークフロービルダーでSalesforceの問い合わせ用フォームを作ってみた

2019.10.16

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はじめに

 こんにちは、福岡オフィス所属、IT推進室の井手です。以前から予定されていたワークフロービルダーがリリースされました。公式の機能紹介ページには、いくつか例が紹介されていますが、ちょうど社内のSalesforce問い合わせChannelが自由入力だったので、カスタムフォームが使えないか試してみました。結論、Salesforce全然関係無い内容になってしまいましたが、すぐにでも汎用的に活用できるシーンがある機能かと思いました!

ワークフロービルダーが新登場 : Slack で簡単にタスクを合理化

やってみた

作り方

ツールなので作り方は公式を参照された方が良いと思います。以下のページで手順通り作成でき、10分もあればとりあえず動作確認が出来ます。

ワークフロービルダーで毎日のタスクを自動化
ワークフロービルダーガイド

完成品

完成品、という程でもなくサクッと出来てしまうのですが以下のように出来ました。

作成後はChannel上部のアクションボタンからワークフローを選択します

一例

投稿後

まとめ

すぐにでも使えると思ったのはカスタムフォームによる定形問い合わせ受付利用です。試したばかりですが、以下のような効果を期待しています。

  • 社内問い合わせが初見でできるようになる
  • フォーマット化することで問い合わせのブレ(背景が無い、手順がない 等)がなくなる
  • 履歴が追いやすくなる(フォーム入力者宛にフォーム内容をメンションも可)

他にChannelジョイン時やemojiによるリアクション時にトリガでき、工夫次第で活用範囲が広がりそうですが、まだ3つなのでトリガ自体の種類のアップデートも期待したい所です。また、もう少し表現力があると良いなと思いましたが、そこは今後のアップデートでBlock Kitに近づいていくのを期待したいです。

さいごに

 今回のリリースは開発者というより情シスやバックオフィス業務をされている方に嬉しい機能ではないでしょうか。まだリリースされたばかりですが、今後外部連携やAppとの連携が出てくると開発者にも広がりそうな気がします。どなたかの参考になれば幸いです。