[Twilio]Twilioを簡単に使用するためのツール#11[Twimlets]
TwiMLを返したりするためのツール
いままでTwilioを使用し、いろいろな機能を試してみました。APIを使用してTwilioの機能を使いましたが、 外部サーバ(記事では主にHerokuを使用)をたてて、TwiMLを返してTwilioの動作を定義することが多かったと思います。 実際のアプリであればTwiMLを返すアプリ&サーバを用意すべきだと思いますが、とりあえずTwiMLの動作を確認したかったり、 外部からアクセスされても問題ない場合、ここにある、Twimletsを使用することができます。
Twimlets
TwimletsとはTwilio機能を簡単に使用するためのツールです。 ここがTwimlets用ページですが、 SMSを送ったり、IVR用メニューを生成したりする機能があります。 今回は、Twimletsのecho機能について紹介します。
Twimletsのecho機能は、以前の記事で使用したことがあります。 「http://twimlets.com/echo?Twiml="返したいTwiML"」といった形式でリクエストすると、TwiMLを返してくれます。 以前はjavascriptでTwiMLを作成し、エンコードして指定しましたが、下記のようにechoページで返したいTwiMLを入力すると、urlを生成してくれます。 図ではSayタグで、電話をかけるとメッセージが流れるように指定しています。(日本語もOK)
生成されたurlを番号管理ページのVoice Request URLに設定して電話をかけると、メッセージが流れます。
Saved Twimlets
先ほどはクエリストリングでTwiMLを指定していました。 しかし、Twimletのurlを生成するだけでなく、url短縮を使用して、それを保存することができます。 urlを保存して使いまわしたい場合、My Twimletsを使いましょう。 ※ログインが必要です
ドロップダウンから作成したいTwiMLの種類を選択し、「create New Twimlet」ボタンを押します。 今回もechoを選択しましょう。
テキストエリアに生成したいTwiMLを入力し、saveボタンを押します。 最後に、生成するurlに付け足す名前を入力すれば、短縮urlが生成されます。
短縮urlが生成されると、My Twimletsの画面に追加され、管理することが可能です。
まとめ
今回は、Twilio機能を使用したり、TwiMLを返すためのツールを紹介しました。 わざわざサーバを立てるまでもない場合に使用しましょう。 また、Twilio Labsには他にも役立ちそうなツールがあるので、確認してみてください。
参考サイトなど
- 公式: http://kddi-web.twilio.jp/
- Github: http://twilio.github.io/twilio-node/
- Twilio Labs: https://www.twilio.com/labs