[レポート]オンプレミスとクラウドをまたぐデータ保護と移行の新提案!Veeamクラウド・データ・マネジメント #AWSSummit

2019.06.12

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AWS事業本部インテグレーション部のいわほりです。

本記事はAWS Summit Tokyo 2019のセッションレポートです。

概要

  • セッションタイトル:オンプレミスとクラウドをまたぐデータ保護と移行の新提案!Veeamクラウド・データ・マネジメント
  • スピーカー:ヴィーム・ソフトウェア株式会社 システムエンジニア本部 ソリューション・アーキテクト 高橋正裕様
  • ヴィーム(Veeam)とは?:仮想マシンのバックアップの機能を提供に始まり、現在はクラウドデータマネジメントにおけるリーダー(現在、42四半期連続業績向上中!)
  • 概要:以下のとおり

バックアップデータをクラウドに移し、オンプレミスとクラウド環境全体でデータ保護を行う必要性が増す一方、その困難に直面するケースも散見します。Veeamでは、AWSにおけるEC2、RDS、DynamoDB、EBSのデータ保護と、AWSとオンプレミス間のポータビリティを実現できる新ソリューション「Veeam Availability for AWS」を提供しています。インスタンスのバックアップやリストア、そしてクラウド間マイグレーションが、どのようにシンプルに実現できるのかをご紹介します

昨今のクラウド案件の重要テーマの一つである、オンプレからクラウドへの移行についてのセッションです。

重要テーマ

  1. クラウドデータの保持
  2. クラウドモビリティ
  3. AWSのデータ保護

以下、テーマ毎にレポートします。

1.クラウドデータの保持

  • ポイント
    • オブジェクトストレージ(S3)との連携
  • お客様の課題
    • データの増加への対策
      • 34%の企業が今後1年の間に49%のデータ量の増加を見込んでいる
    • コンプライアンス要件
      • 法務・法令対応
      • データの長期保存
      • 必要時の迅速なアクセス環境保持
    • ハードウェアストレージコストの削減が需要になってきている
  • Veeamでできること
    • Veeam Cloud Tierを提供
      • Amazon S3とオンプレストレージとのネイティブオブジェクトストレージ連携

      • 無制限キャパシティ
      • 二重課金無し
      • ベンダーロックイン回避

2.クラウドモビリティ

  • ポイント
    • 簡単なリストア。2Stepでの移行が可能
  • モビリティが重要となってくる背景
    • 2020年までに23%のバックアップデータがクラウド環境に格納される見込み
  • 重要なユースケース
    • 保持するデータの復元
    • バックアップデータを用いたテストや開発
  • Veeamでできること
    • Veeam Cloud Mobilityを提供
      • Veeamリポジトリにバックアップを保存することにより、2Stepでのリストアが可能になる

3.AWS上のデータの保護

  • ポイント
    • クラウドネイティブの時代に向けてAWS上のデータ保護は重要
  • 責任共有モデル
    • 「クラウド」自体はAWSによって保護されるが、「クラウド内のデータ」の保護はユーザの責任
  • バックアップ&リストアはどこまでやるべきか?
    • マルチリージョン、マルチAZでのデータのレプリケーション、バックアップ、リストアは、決して簡単ではない
  • Veeamでできること
    • Veeam Backup & Replication for AWSを提供
      • AWS MarketplaceにおけるNo.1バックアップソリューション
      • シンプル
      • 高い信頼性
      • 柔軟性
      • エージェントレス

感想

オンプレからクラウドへの移行において、必ず考慮が必要となるデータ関連の最新技術を勉強することができて有益でした。

関係者の皆さまに感謝いたします。