[iOS 8] iOS 8がついにリリース!クラスメソッドブログにiOS 8の記事を200本公開します!

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はじめに

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本日、日本時間の9月18日午前2時に、ついにiOS 8がリリースされました。iOS 7の時と異なりAPIの情報はDeveloper以外も情報を得ることができたため、WWDC14の直後から新機能が至る所で紹介されているので、iOS 7の時ほどのインパクトはないにしても、「クラスメソッドさんは今年iOS 8の8にちなんで、80本出すんですか?期待しています!」と言われることも多く、期待されている以上やるしか無いということで、今年も特集ページを作りました!今年は80本ではなく100本にしました!そして今後さらに100本を随時追加して最終的に200本を目指しています!

 iOS 8特集ページはこちら

何が変わったの?

iOS 7のAppleからのメッセージは「モバイルOSをまったく新しい観点から」という内容でした。その通り、iOS 7ではデザインがフラットデザインになり、ユーザーにわかりやすい部分で機能も色々変わりました。今回のiOS 8では「デベロッパに、圧倒的な可能性を。使う人みんなに、圧倒的な体験を。」という言葉が使われています。iOS 8はデベロッパに取って様々な可能性を秘めているOSです。そしてデベロッパによって作られたアプリはユーザーに圧倒的な体験をもたらせます。どんな部分がわかっているのかは、特集記事を読んでいただければと思います。

  • メッセージの機能改善
    • Tap to Talkで音声、ビデオ、または写真をスワイプするだけで送信
    • グループメッセージのオプションによりグループチャットに名前を付けたり、チャットから離れたり、宛先の追加/削除が可能に
    • “おやすみモード”、位置情報の共有、および添付ファイル表示を含む新しい“詳細”表示
  • 写真の機能改善
    • スマート編集ツールでライトやカラーをスワイプで調整
    • 微調整コントロールで露出、明るさ、コントラスト、ハイライト、シャドウなどの調整が可能
    • 日付、撮影地、またはアルバム名での検索や、スマート候補を使用可能
    • スローモーションビデオ、バースト、パノラマ、タイムラプス用のスマートアルバム
    • 他社製の写真フィルタや編集ツールを“写真”Appで直接サポート
    • iPhotoの写真とメタデータは“写真”Appに移行されます。ブック、ジャーナル、およびスライドショーは、写真のみを含むアルバムに変換されます。iOS用
    • iPhotoは、iOS 8以降が搭載されているデバイスではサポートされません。
  • カメラの機能改善
    • タイムラプスモード
    • タイマー機能
    • 写真撮影の前に指を上下にスライドするだけで露出を調整することが可能
    • iPhone 5sの前面側カメラでのバーストモード
    • iPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルでのパノラマ撮影
  • QuickTypeキーボード
    • あなたの文章のスタイルに合わせてパーソナライズされ、受信者やAppを基にカスタマイズされる予測入力
    • “予測”は、英語(オーストラリア、カナダ、英国、米国)、フランス語(カナダ、フランス、スイス)、ドイツ語(ドイツ、スイス)、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、タイ語で利用可能
    • 他社製キーボードをサポート
  • ヘルスケア
    • 新しい“ヘルスケア”Appを使って、健康やフィットネスのデータをダッシュボードで見やすく表示
    • 健康データをほかのAppと共有して、健康やフィットネスをまとめて管理
    • アレルギーや病状などの情報を含むメディカルID機能を追加。ロック画面からメディカルIDにアクセスできるようにするオプションも用意
    • iPhoneおよびiPod touchで利用可能
  • ファミリー共有
    • iTunes、iBooks、およびApp Storeで購入した項目を最大6人の家族と共有
    • 家族の買い物の支払いを1枚のクレジットカードにまとめ、子供の買い物は“承認と購入のリクエスト”で承認が可能
    • 家族の写真、カレンダー、位置情報などを簡単に共有
  • iCloud Drive
    • すべての書類をiCloudに保存して、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、またはPCからアクセス
    • 同じファイルを複数の対応Appで共有
    • 1つのデバイスで編集した内容を、すべてのデバイスで自動的にアップデート
  • iPhone、iPad、およびMacでの作業がこれまで以上にシームレスになる連係機能
    • Handoff機能で進行中の作業を1つのデバイスから別のデバイスに引き継ぐ事が可能
    • iPadやMacでの電話の発信/着信、SMSまたはMMSメッセージの送受信がiPhoneの携帯電話接続を使って可能に
    • Instant Hotspot機能により、ほかのデバイスからiPhoneのインターネット共有を自動的に利用してインターネットに接続可能
    • OS X YosemiteのAirDropとの互換性を追加
    • iPhone 5以降、iPad(第4世代)、iPad Air、iPad mini、iPod touch(第5世代)で利用可能
  • Spotlightの機能改善
    • Wikipediaの記事、近くの場所、映画(米国のみ)、人気のWebサイト、App Store、iTunes Store、およびiBooks Storeからの候補を表示
    • Safariで、トップヒットや検索エンジンの候補に加えて、Spotlightの検索候補もサポート
    • 米国、英国、オーストリア、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、スペイン、スイスの言語をサポート
  • メールの機能改善
    • 下書きを下にスワイプするだけで、下書きと受信トレイ間を簡単に移動可能
    • カレンダーイベントや連絡先の候補をインテリジェントに検出
    • VIPスレッド
  • Siriの機能改善
    • 反応性、信頼性、精度を改善
    • デバイスが電源に接続されているときに“Hey, Siri”と話しかけて、音声だけでSiriを起動
    • ストリーミング音声認識
    • “流れてる曲は何?”と尋ねるとShazamを利用して曲名を回答
    • iTunes Storeからコンテンツを購入
  • Safariの機能改善
    • DuckDuckGo検索エンジンをサポート
    • プライベートブラウズをタブごとに設定
    • “共有リンク”にRSSフィードを登録
    • カメラを使って、クレジットカード情報をスキャンして入力
  • マップの機能改善
    • Flyoverツアー
    • 電話および連絡先でマップの場所カードを使用可能
    • カレンダーイベント内での地図表示や移動時間の通知が可能に
  • App Storeの機能改善
    • 新しい“コンテンツ”タブで、カテゴリを簡単にブラウズ
    • 最もよく検索されている語句を“検索”タブに表示
    • 検索結果をスクロール
    • Appのビデオプレビュー
    • “スタッフのおすすめ”バッジ
  • マルチタスク表示から重要な連絡先にすばやくアクセス
  • メッセージ、メール、カレンダー、リマインダー、および他社製の対応Appのインタラクティブな通知
  • 新しい“ヒント”AppでiOSデバイスをさらに活用可能
  • iBooks AppをiOSに標準インストール。自動夜間モードや、ブックをシリーズごとにグループ化できる新機能
  • Podcast AppをiOSに標準インストール
  • Appごとのバッテリーの使用状況
  • iCloudキーチェーンで、保存されているWebサイトのパスワードを使って、関連Appに簡単にサインイン
  • FaceTimeオーディオで割込通話
  • “メモ”Appでリッチテキスト編集をサポート
  • ピア・ツー・ピアでAirPlayデバイスを検出して再生
  • エンタープライズ機能
    • メールおよび他社製Appに加えて、データ保護の対象をカレンダー、連絡先、メッセージ、リマインダー、およびメモに拡大
    • メッセージごとにS/MIMEを制御
    • 改善されたUIで、デバイスのリモート管理の把握が容易に
    • Exchangeアカウントの自動返信を設定可能
    • カレンダーの出席依頼を送信するときに空き時間や多忙な時間を確認
    • MDMの管理中のブックをユーザに自動的にプッシュ可能
  • アクセシビリティ機能
    • 片手での制御や、ピクチャ・イン・ピクチャなどの複数のズームモードを搭載し、デザインを刷新したズーム機能
    • アクセスガイドでの内蔵のタイマーやTouch IDのサポート
    • “画面の読み上げ”で、ジェスチャやSiriコマンドを使って画面上の内容を読み上げ
    • Alexのボイスオプションや点字入力サポートなどのVoiceOverの機能改善
    • MFi補聴器でマルチデバイスをサポートし、ペアリングされた複数のiOSデバイスをシームレスに切り替え
  • 中国向けの機能
    • ベクターベースのマップ
    • ターンバイターンのナビゲーション
    • 中国暦カレンダーのサポート
    • 予測入力の改善
    • 天気データの改善
  • 言語サポートの拡大
    • 新たに22言語で音声入力をサポート:クロアチア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ギリシャ語、ハンガリー語、インドネシア語、マレー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル)、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ベトナム語
    • 新しいキーボードを追加:英語(インド)、ベンガル語、フィリピノ語、マラッタ語、スロベニア語、ウルドゥー語
    • ヒンディー語ローカリゼーションをサポート
    • 選択した単語の定義の対応言語を追加:ロシア語、ポルトガル語(ブラジル)、タイ語、トルコ語
    • スペイン語-英語バイリンガル辞書
    • トルコ語のスペルチェック
    • “テキスト読み上げ”とVoiceOverでヘブライ語をサポート
  • デベロッパ向けの新機能
    • 拡張性。Appへの新しい共有オプションの追加や、ウィジェット、“写真”Appの写真フィルタ/編集ツール、および他社製キーボード(入力機能)の作成が
    • 可能
    • Metal。ゲームプロバイダ向けの新しいグラフィックステクノロジー。これを利用して、据え置き型ゲーム機並みの3Dゲームをモバイルデバイスで実現
    • SpriteKitとSceneKitにより2Dや3Dのゲームを魅力的に
    • HealthKit。健康やフィットネスの管理App同士でデータを共有可能
    • HomeKit。自宅内のサポートされているデバイスをSiriで制御するという新しい方法が可能に
    • Touch IDを他社製Appでサポート可能に
    • CloudKit。完全でスケーラブルなバックエンドソリューションにより、サーバサイドのコードの作成やサーバの維持が不要
  • バグの修正

 一部の機能は、国や地域によっては利用できないことがあります。

どのように変わったのか?

iOS 8のページには以下のように書かれています。

デベロッパのみなさんにとっても、使う人にとっても、iOS 8はこれまでで最も大規模なiOSのバージョンアップです。でもその大きさが目標だったわけではありません。私達はシンプルに、最も自然な体験を作ることを目指してスタートしました。すべての改良は目的を持っています。全ての新機能は、新機能としてふさわしいものです。すべての機能についてさらに熟慮し、すべての操作のステップをさらに効率のよいものにしました。そのすべてが積み重なって、さらに優れた体験が生まれるのです。初めて触れた時にはうれしい驚きがあり、気づかないうちに完全に手放せなくなる体験が。

新機能

以下の機能が大きく変わっています。特にコントロールセンターは、非常に便利な機能です。代表的な新機能を以下に書きます。

  • 写真
  • メッセージ
  • アプリデザイン
  • キーボード
  • ファミリー共有
  • iCloudDrive
  • ヘルスケア(健康)
  • iPhone⇔iPad⇔Macの連携
  • Spotlight

太字がiOS 8からの新機能になります

ファミリー共有

ファミリー共有は、iTunes、iBooks、AppStoreで購入したアイテムが共有されます。端末はAppleIDに紐付いている必要がありますが、最大6人まで家族のアカウントを共有することができます。親の端末に子供が、何を買おうとしているのかという情報がPush通知で届きます。そしてそこから許可/不許可を選択することができます。最近問題になっている子供が勝手に購入してしまうという問題を防ぐことができます。

設定 > iCloud > ファミリー共有を設定から設定できます。

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共有できるのは便利だと思いますが、何でもかんでも共有されちゃうとそれはそれで別に事件がおきるかもしれません。

iCloudDrive

ファイル共有サービスは、既にたくさん出ていますが、ついにAppleがファイル共有に本格的に参入してきました。私もDropBoxなどを利用していますが、iPhoneで撮った写真をいちいちアップする行為が面倒でした。iCloudDriveは勝手にアップロードされ、そしてMacからも見れるので、iPhoneを利用しているユーザーからの使い勝手という点では、群を抜いているのではないでしょうか。

ヘルスケア

様々なヘルスケアアプリが出ており、それぞれ特徴があります。そんな中ついにAppleが健康情報をまとめに入ってきました。ヘルスケアアプリやウェアラブル端末から直接情報を収集し、運動した時の消費カロリーや心拍数、食事をした時のコレステロールなどの栄養の情報が一括で管理されます。ヘルスケアの詳しい機能については、こちらから御覧ください。

 

新API

iOS 8では4000のAPIもが公開されました。

  • Touch ID
  • PhotoKit
  • Camera API
  • HealthKit
  • HomeKit
  • CloudKit
  • SpriteKit
  • SceneKit
  • Metal
  • Swift

特に開発者にとって面白そうなものを以下に紹介します。

Touch ID

touchidiPhone5sで搭載されている、指紋認証の機能Touch IDがサードパーティアプリにも開放されました。Touch ID導入後はパスコード利用が8割以上に増加したということで、非常に利用されている機能になります。また、指紋データは、システムに保護されたまま、システムを経由してiCloud Keychainに保存された情報をアプリに返すということなので、安全に利用できます。

PhotoKit

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iCloud の写真アセットを含め、「写真」アプリケーションで管理されている写真/ビデオアセットと連動する新しい API を利用することができます。

CloudKit

cloudkit従来は、サーバサイドに開発者が各自組み込んでいたロジックや認証、ストレージ、検索などをiCloudが肩代わりしてくれるということで完全にmBaaSですね。今のところは無料ということですが、リミットありです。料金については、今後明らかになると思います。

HomeKit

homekitHomeKit はネットワーク経由で外部機器と連携する家電向けに、iOS端末とやりとりする共通の規格を与えるためのフレームワークで、iOS端末から家電、照明、鍵、カメラ、各種スイッチなどを管理できる機能で、個別のリモート操作やグループ化のほか、Siri での音声操作も可能です。

HealthKit

healthkitあなたの健康も管理できます。そう、iPhoneならね。ということでHealthというアプリとHealthKitというAPIが提供されました。HealthKitは、健康、フィットネス関連アプリ同士の連携や情報共有を実現するものです。それによってユーザーは、自分の健康状態をより包括的に管理できるようになります。

Extensibility

Extensibility

iOSでは、アプリはサンドボックス上で独立して動作しています。Extensibilityは、iOSが中継することで、セキュアなままデータのやりとりや機能単位での呼び出しが可能になります。

新言語Swift

swiftiOS 8の中で一番話題なのが、Swiftではないでしょうか。これにより、開発者の敷居を下げることができたのではないでしょうか。実際、Objective-Cの壁は結構高かったと思います。ただし、結局のところ、初級を脱出するにはObjective-Cでの開発を必要とします。また、Swift自体も成長中の言語ですので、安定するSwiftはいつなのか?いつからSwiftをやったほうが良いのかは、開発者として判断が難しいところかもしれませんが、やるなら今だと思います。

iOS 8特集ページについて

この記事では、iOS 8の概要、機能、APIの代表的な部分を抜粋して紹介させていただきました。デベロッパにとっても、iOS 8は圧倒的な可能性が見いだせるOSだと思っております。クラスメソッドでは、iPhoneアプリに特化した事業を行っています。そこで、iOS 8の特集として様々な記事を書かせていただきました。まずは、100本を一気に公開しました。最終的には200本を予定しております!是非iPhoneユーザー、iOSアプリ開発者の方には、ご覧いただければと思います。

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