フィリピンでのリモートワークって実際どんな感じなの?平日のスケジュールをまとめてみた

2018.10.15

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はじめに

こんにちは、中山です。

セブ島に来てからはや2週間が経過し少しずつ生活パターンが固まってきました。実際どんな感じで海外でのリモートワークを過ごしているのか興味を持っている方もいらっしゃるかと思います。本エントリではその様子をご紹介します。海外での生活に興味を持っている方の参考になれば幸いに思います。

平日のスケジュールをざっと整理するとこんな感じです。最近は基本的にほぼ毎日このような流れで生活しています。

  • 06:00 - 07:00: 起床/準備
  • 07:00 - 07:30: GrabでJ Centre Mallへ移動
  • 07:30 - 08:30: ジムで運動
  • 08:30 - 09:00: J Centre Mall内のお店で朝食
  • 09:00 - 09:30: GrabでThe Companyに移動
  • 09:30 - 13:00: 仕事
  • 13:00 - 14:00: 近場で昼食
  • 14:00 - 18:30: 仕事
  • 18:30 - 19:30: 夕食
  • 以降は自由時間

それぞれ写真を交えてどんな感じなのかご紹介したいと思います。

起床/準備

私は現在マンダウエ市のアパートに住んでいます。バス・トイレ・ベッドなど一通りの家具がついて1ヶ月22050ペソ(約4万4000円)です。ウィークリーで部屋の清掃も料金に含まれてます。私は東京にいたときに月6万円のシェアハウス(ベッドが1つ入るぐらいの広さ)に住んでいたのですが、それと比較するとだいぶ快適な空間に感じます。

  • 生活感を醸し出す我が家

すぐ近くにスーパーやセブンイレブンがあるので日用品に困ることはありませんし、マックや超群(チョーキン)を始めとしたファストフードのお店も充実しています。また、家のすぐ近くにあるA.S. Fortuna Streetには日本食を始めとするお店が充実しているので、住居事情はとても満足しています。

GrabでJ Centre Mallへ移動

みなさんはGrabというアプリをご存知でしょうか?要するにUberのようにアプリから自分がいる場所にタクシーを呼べるサービスです。2018年3月にGrabがUberの東南アジア部門を買収したことから分かるように、フィリピンを始めとする東南アジア地域ではGrabが普及しています。

  • Grabタクシー

時間帯や場所にもよりますが、アプリからタクシーを呼ぶと大体数分以内に来てくれます。私の住んでいる場所から中規模ショッピングモールであるJ Centre Mallまで車で5分ぐらいですが、約100ペソ(約200円)です。フィリピン庶民の足、ジプニーを利用すればもっと安い(7ペソ)のですが、朝の通勤にはGrabを使うことが多いです。

あと毎日重宝しているのがGrapPayという決算サービス。タクシーの乗車料金をキャッシュレスで支払えるサービスです。これを使うと降車時にいちいちお財布から現金を出す必要がありません。乗ってそのまま降りるだけでOKです。乗車料金は事前に登録しておいた決算サービス(私の場合はクレジットカード)に請求されます。毎日の移動に利用している私のような立場にとっては非常に便利なサービスです。

ジムで運動

私は日本にいるころから朝のランニングを日課にしてきました。フィリピンに来てもこれは続けたいと考え、当初家の周りにあるA.S. Fortuna Street沿いをランニングをしていました。が、ホコリや車から出る排気ガスがひどすぎてとてもじゃないですがランニングできるレベルではありません。まだ日本のように法整備が追いついていないのか目に見えるレベルで排気ガスやホコリが道路を俟っています。

  • A.S. Fortuna Streetの日常

どうしたものかと考えていたのですが、J Centre Mall内にGold's Gymが存在することを発見。すぐに契約して毎日利用しています。1ヶ月3800ペソ(約7600円)でした。日本でGold's Gymを利用したことがないため比較はできないのですが、ランニングマシーンやエアロバイク、筋トレ用器具などなど一通りの用具はそろっている模様です。

下の写真はGold's Gymの入り口です。平日は朝6時から夜12時まで営業しています。

入り口にいつもゆで卵やバナナが10ペソで売ってます。うまい。

J Centre Mall内のお店で朝食

運動が終わった後は朝食です。

アラサー系男子のため人並みに健康を気づかっています。フィリピンに来ると分かりますが、日本ほど生野菜を食べる習慣がないのかサラダを食べられる機会がかなり限られます。私は自炊を全くしないので日本にいる頃はいつもコンビニでサラダを購入していました。しかし、あの水準のものは気軽に食べられないと思った方がよいでしょう。フィリピンのセブンイレブンにもサラダは売ってますが、日本のものとは全く別物です。

そんな中、近場でおいしいサラダを食べられる数少ないお店がここです。J Centre Mallの一回、ATMの手前にあります。

サラダは数種類用意されていて、いつもそれとケバブを頼んでいます。下の写真はギリシャ風サラダとチキンケバブです。うまいです。

GrabでThe Companyに移動

続いて出社です。

仕事場としてThe Company Cebuというコワーキングスペースを利用しています。ここは日本に本社があるZero-Tenという会社が経営しているコワーキングスペースです。

  • The Company Cebuの玄関の写真

セブ島には他にもさまざまなコワーキングスペースがあります。すでに現地に住んでいる方が利用していて評判も良かったため今回はこの場所を利用させてもらっています。エンジニアの私にとって特筆すべきはそのネットワーク環境です。フィリピンのネットワーク事情はあまりよい評判を聞かないですが、この施設に限っていうと仕事をする上で全く問題ないレベルで利用可能です。リモートワークの場合、ネットワーク帯域を大きく消費しがちなビデオ会議を頻繁に利用します。しかし、このThe Company CebuではGoogle Hangouts、ZoomやSkypeであっても全く遅延なく使えています。すごい。

中の様子です。私はたいてい奥にある長い机(専用スペース)かもしくは手前に点在している机(フリーアドレス)を使って作業しています。

この他にも小規模オフィスとして利用できるようにスペースで区切られた空間が用意されています。以下の写真は2人席のスペースです。もう少し広いオフィスもいくつか用意されています。

複数人で行うミーティングスペースも用意してあります。

ビデオ会議には無料で使えるこのスペースを使ってます。1人で利用する上では全く問題なく使えます。デイリーミーティングの時は立ったまま、もう少し長い会議の場合は椅子を持ってきて使っています。

契約プランはいくつか用意されています。私の場合休日もここに来てパソコンをいじっていることがあるので、24/365で施設を利用可能なプランであるDedicatedにしました。1ヶ月で8000ペソ(約1万6000円)です。

近場で昼食

The Company Cebuの周りにはローカルな食べ物から日本のお好み焼き屋、そしてフィリピンの国民食Jollibeeまで結構充実しています。流石に東京は秋葉原レベルでさまざまなランチを選べるとはいきませんが、お店の選択肢はなかなか広いです。

  • ローカル飯屋

  • 近くにあるお好み焼き屋

  • どこにいってもあるJollibee

夕食

夕食に関していうと、A.S. Fortuna Streetには日本食を始めとしたさまざまなお店が点在しています。先日連れて行っていただいたMatsunoyaはほぼ日本の居酒屋でした。料理の写真を取り忘れてしまったのですが、メニューやお店の雰囲気は日本の居酒屋そっくりです。

  • 座敷席

  • 昔風のポスターが貼られてます

まとめ

いかがだったでしょうか。

セブ島でのリモートワークの様子をご紹介しました。まだこちらに来てから2週間しか経過していませんが、(私の生活パターンにとっては)日本とほぼ変わらない水準の生活ができています。

フィリピンを始めとする東南アジア地域に興味関心のある方の参考になれば幸いに思います。

東南アジア地域でのキャリア形成に興味はありませんか?

私は現在1人で現地に滞在していますが、できれば同じく東南アジア地域に興味のある仲間と一緒に働きたいと思ってます。フィリピンを始めとした東南アジア地域でのキャリア形成に興味がある方はいませんか?今回私はリモートワークというある種「裏技」的な方法で現地に暮らしていますが、同じ志を持った仲間と仕事をしたいというのが本音です。

クラスメソッドには複数人同じ地域に居住している社員がいるとオフィスを作るという伝統があります。人が集まることで可能な活動範囲が広がります。単に海外で日本の仕事をするのではなく、自立した組織・チームとして仕事ができる可能性があります。

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