Scala 関西 Summit 2019に本当にちょっとだけ参加してきた

2019.10.28

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はじめに

Scala 関西 Summit 2019にちょっとだけ参加してきたので、懇親会やアンカンファレンスの内容を中心にレポートしたいと思います。

Scala 関西 Summit 2019について

公式サイトによるとScala関西 Summit 2019は関西最大級のScalaカンファレンスらしいです。

1日目(10月27日)はグランフロント大阪タワーのヤフー株式会社様のオフィス、懇親会と2日目は同建物内のさくらインターネット株式会社様のオフィスにて開催されました。

私は1日目から会場には居たのですが諸々の事情でセッションはほとんど参加できず、懇親会と2日目の途中までの参加でした。 しかし後述のスレッドプールの話など業務に関係した話が多く聞けたので参加してよかったと思います。

懇親会

いきなり懇親会からです。前述のとおり、懇親会はさくらインターネット様のオフィスにて開催されました。 スタッフの皆さんが焼くたこ焼き頬張りながら、セッションの話の続きや質問をしたり、LTを行なったりとても賑やかだったと思います。 個人的には今回の大阪滞在で食べたたこ焼きの中で懇親会のたこ焼きが一番美味しかったです。

会場の様子です。

おしゃれで眺めがいい!!(35階です)

2日目 アンカンファレンス

2日目はアンカンファレンスでした。 タイムテーブルはこんな感じ。

私は移動の関係で以下の2つのセッションに参加しました。

実践Monix入門

Monixの概要、歴史的な経緯、詳細なAPIの説明や既存のプロジェクトにどうやって組み込んでいくか、などセッション名通り非常に実践的な内容でした。 これまでcats.effect.IOを素のまま使っていましたがMonixを使わない手はないなと思いました。 (特にリトライ処理や非同期境界の扱いなどが簡便になっているのが便利)

ForkJoinPoolとFixedThreadPoolの使い分けの深堀り

前日の「Java 5.0時代の非同期処理技術から学び直すScala/Java非同期処理」というセッションで、私が「ブロッキングIOにはForkJoinPoolではなくThreadPoolを使うべし、とされているのは何故?」と質問したのを受けて@takesectionさんがこのセッションを企画してくださいました。ありがとうございました。

セッションではこちらの資料 「FutureとThreadPool」やJDKのコードを参照しながらForkJoinPoolとThreadPoolの違いについて説明されていました。

まとめ

セッションに参加している実質的な時間は非常に短かかったですが、懇親会やアンカンファレンスでカジュアルにScalaについての話ができたのがとても楽しかったです。 会場の雰囲気も暖かかったので、機会があれば自分たちのチームでの取り組みなどを話してみたいなと思いました。