Firebase App Distribution で Android アプリを配布してみた

Fabricのアプリ配布機能は、Firebaseに移行中ですが、Firebaseコンソール上ではすでに使えそうでした。 ということで、実際にFirebase App DistributionでAndroidアプリが配布できるのか、試してみました。
2019.11.05

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私が担当しているプロジェクトでは、Fabricを利用してAndroidアプリを配信しています。

ロードマップによると、この機能はまだFirebaseに移行途中ですが、Firebaseコンソール上ではすでに使えそうでした。

ということで、実際にFirebase App DistributionでAndroidアプリが配布できるのか、試してみました。

なお iOS版は下記です。

Androidアプリの準備

適当に新規作成しました。すでにある場合はSkipです。

Androidアプリの新規作成

Firebaseプロジェクトの準備

Firebaseプロジェクトの新規作成

AppDistributionSampleという名前で新規作成しました。すでにある場合はSkipです。

Firebaseプロジェクトの新規作成

Firebaseプロジェクトにアプリ追加 & ビルド準備

Firebaseプロジェクトにアプリを追加します。すでに完了済みの場合はSkipです。

Firebaseプロジェクトにアプリを追加

手順に従って、google-services.jsonをダウンロードし、Androidアプリモジュールのルートディレクトリに追加します。

google-services.jsonの取得と組込

続いて、手順に従ってFirebase SDKを追加し、最後に「Sync now」をクリックします。

Androidアプリのビルド

buildメニューのBuild Bundle(s) / APK(s)Build APK(s)を選択してビルドします。

AndroidアプリのAPKファイル作成

Androidアプリの配布

APKファイルのアップロード

作成したAPKファイルをFirebase App Distributionにドラッグ&ドロップします。

APKファイルのアップデート

なお、Android App Bundle (aabファイル)はアップロードできませんでした。

App Bundleはアップデートできない

テスターの追加

適当にテスター(メールアドレス)を追加します。

テスターの追加

リリースノートの記入

適当にリリースノートを記載します。(画像取得を忘れてました……)

Androidアプリを配信する

最後に配信します。(画像取得を忘れてました……)

成功しました!

App Distributionした様子

Androidでアプリをインストールする

メールを確認し、Accept invitationを選択します。

Accept invitationを選択する

続いてサインインすると、さきほどアップロードしたアプリのダウンロードボタンが表示されました。 ポチッと押してダウンロードします。

アプリをダウンロードする

Androidでファイルアプリを実行し、ダウンロード画面からさきほどダウンロードしたアプリを選択し、インストールします。

アプリをインストールする

インストールが完了し、無事に実行できました!!!

実行成功!

App Testerアプリ

メール以外でも、このアプリを使うことで、最新版の確認とダウンロードができます。

最初に受信したメールでAccept invitationを選択し、表示された画面の下部からApp Testerのダウンロードとインストールが可能です。

App Testerのダウンロード

アプリはこんな感じです。迷うことなく使えそうですね。

App Testerの様子

App Testerの様子

App Testerの様子

まとめ

まだアルファ版みたいですが、Gradleから配布できるみたいです。 ビルドプロセスに組み込めるので、超便利になりそうですね。

特に問題無さそうなので、実際の案件でもぼちぼち移行してみたいと思います。

参考