[iOS 10] iOS 10.1で追加されたiPhone 7 Plusの「ポートレートカメラ(Beta版)」を試してみた

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こんにちは!おおはしりきたけです。10月25日にiOS 10.1がリリースされ、iPhone 7 Plusで「ポートレートカメラ(Beta版)」という機能が追加されました。このアップデートでは、カメラと写真機能に以下のアップデートがありました。アップデート内容は以下になります

・被写界深度エフェクトにより背景をきれいにぼかし被写体にピントを合わせた写真が撮影できる“ポートレートカメラ”(Beta版)をiPhone 7 Plusに導入
・“写真” Appのピープルの名前がiCloudバックアップに保存されます
・“写真” Appで、グリッド表示時の広色域写真の表示を改善
・“カメラ” Appを開いたときに、画面がぼやけたり、フラッシュしたりする問題を修正
・iCloud写真ライブラリをオンにしたときに、“写真” Appが終了する問題を修正

ポートレートカメラ(Beta版)機能とは

ポートレートカメラ機能について

ポートレートカメラ機能は、「被写界深度エフェクトにより背景をきれいにぼかし被写体にピントを合わせた写真が撮影できる」という機能です。これがiPhone 7 PlusのiOS 10.1から利用できるようになりました。

使い方は簡単!

使い方はいたって簡単です。カメラアプリを選択すると「ポートレート」が選択できるようになっています。暗い場合、近い場合、遠い場合は案内をだしてくれるので、ユーザーはその案内に従って操作をすれば良いだけなので、いたって簡単です!

暗いときは、「もっと明るさが必要です。」という案内が表示されます。

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被写体が近いときは、「離れて下さい。」という案内が表示されます

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被写体が遠い場合は、「被写体を240cm以内に配置して下さい。」という案内がでます。適切な距離も表示してくれるのでわかりやすいです!

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色々撮影してみた

せっかくこんな面白い機能ができるようになったので。我が家の愛犬、花、モノなどで色々撮影を撮影してみました!ポートレート機能で撮影すると通常の撮影のバージョンとエフェクトがかかっているバージョンの2枚の写真がカメラロールに保存されるので、元の写真と比較するのも楽しいです。

犬:全身(カメラ横)

早速公園に行って我が家の愛犬を撮影してみました!

通常版

被写体が良いので(親バカ)これだけでも十分可愛いと思います!

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ポートレート版

後ろがボヤけることにより、被写体であるウチの愛犬にスポットが当たることでより可愛くなりました!

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犬:アップ(カメラ横)

今度は、被写体をアップにして撮影してみました。

通常版

非常に凛々しくて可愛いのですが、背景にも目が行ってしまいます。

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ポートレート版

凛々しさが増しましたね!このつぶらな瞳は何を見ているのでしょうか。

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犬:全身(カメラ縦)

今度は、カメラを縦で撮影してみました。左が通常、右がポートレート版になります。

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犬:全身(カメラ縦)

ちょっと後ろの背景を変えて撮影してみました。ポートレート版の方がウチのワンコの寂しげな表情が際立っていますね。とにかく撮影しまくってたので嫌気がさしていたのでしょうか。。。

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花:カメラ縦

うちのワンちゃんが撮影に飽き飽きしてたので、公園にあったバラを撮影してみました。カメラとか全くの素人なんですが、それっぽい写真が取れるのは本当おもしろいです。

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エメマン:カメラ縦

缶コーヒーを撮影してみるとどうなるのかと思い、やってみたら被写体にスポットがあたりより「高級豆使用」の文字が目立ちます。

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最後に

ポートレート機能はiPhone 7 Plusのみの機能となりますが、正直この機能は凄くイイと思いました。日常でこういう写真を撮りたいという場面は意外とあると思います。一眼レフを常に持って歩いていることも少ないでしょうし、iPhone 7 Plusのカメラ機能はかなり高機能なので、お手軽にこういった写真が撮影できるのは良いですね。