無料になった Pull Panda を GitHub に導入すると、Pull Requestのやり取りが自動化されて便利に!!
少し前ですが、「GitHubにPull Pandaが加わり無料化された」というニュースがありました。
無料になったことですし、便利そうなのでプロジェクトに導入して使ってみましたブログです!
- クラスメソッド創立記念日(7月7日)おめでとう! <--> 七夕 <--> 笹の葉 <--> パンダ <--> Pull Panda
GitHub acquires Pull Panda—a better way to collaborate on code reviews
公式サイトにて、Pull AssigneとPull Remindersが2020年10月14日に廃止されると告知されました。GitHub公式の同機能をお使いください。
目次
Pull Pandaとは
GitHubの関連ツールであり、3つの機能があります。
名称 | 内容 |
---|---|
Pull Reminders | プルリクエストをSlackにリマインドできる |
Pull Analytics | プルリクエストに関するアレコレを分析できる |
Pull Assigner | プルリクエストのアサインを負荷が集中しないように割り振る |
現時点ではGitHubのTeamsアカウント(Owner権限)のみ導入可能です。
Pull Pandaを導入する
公式サイトにアクセスし、「Add to Slack」を押し、続けて「インストール」を押します。
GitHubアカウントでのログインを求められるため、ログインを行います。
以後、イイカンジに進んで導入します。
完了すると、個人毎にPull Reminders用のDMチャンネルが作られます。
Pull Remindersを設定する
上記DMにある「Review DM Settings」を押すと、ブラウザで設定画面が表示されます。
大きく2種類があります。
項目 | 内容 |
---|---|
Team reminders | 特定のチャンネルで、指定時間にリマインドする |
My DM settings | 個人宛のDMで、リアルタイムにリマインドする |
My DM settings
の設定も忘れずに行いましょう!!(個人毎に設定が必要です)
Team reminders
指定したチャンネルで、指定時間になるとPull Requestが通知されます。(Pull Requestが無ければ通知はされません)
Pull Requestが無ければ通知はきませんが、レビュー待ちのPull Requestがあると@username
でレビュワーに対して通知されます。
また、「レビューが完了したPull Request」も作成者に通知がきます!
「レビューでコメントして承認されなかった」ときは、再レビュー時に明示的にレビュー状態にしてあげないと、通知されません。 (下記を押せばOKです)
My DM settings
個人毎に詳細な設定ができます。 (とりあえず全部通知させて、邪魔ならOFFにしようの精神)
主に下記の通知が便利です!
- レビュワーになったとき
- Pull Requestが承認された、コメントされた、変更要求があったとき
レビュワーになったとき
次のように、リアルタイムで通知されます。 Pull Requestを承認すると、自動で取り消し線が引かれるため、分かりやすいです!
Pull Requestが承認されたとき
次のように、リアルタイムで通知されます。
さいごに
今までは、Slackで
- xxxさん、レビューお願いします!
- コメントしました〜〜
- 修正しました、再確認お願いします
- OKです!(リアクションする)
みたいなやり取りをしていましたが、リアルタイムで通知してくれるようになったため、これらが不要になりました。
また、「週明けに見よう」と忘れがちなPull Requestも通知してくれるので、漏れが無くなりますね!
↓今となってはもう懐かしい光景