「IoTは作らずに創る!!すぐに使えて組み合わせ自在の #SORACOM ビルディングブロック」をお話しました #devio2020
ども、ゲストのソラコム大瀧です。
クラスメソッドの年次技術イベント「Developers.IO 2020 CONNECT」の6/23(火)のライブセッション1本目にゲストスピーカーとして参加しました。
本セッションでは、クラウドでのシステム開発でよく用いられる"ビルディングブロック"という考え方がIoTにも適用できること、IoTプラットフォームSORACOMではIoTのビルディングブロックとして使えるデバイスやサービスを数多くご提供していることを事例を交えてご紹介しました。動画と資料が公開されているので、Q&Aと併せて本記事でご報告します。
登壇動画
他のセッションなどクラスメソッドさんのYoutubeチャンネルには動画がたくさんあります!
SORACOMもIoTに関するいろいろな動画をアップしているので、こちらのチャンネルも一緒にご登録ください!
Q&A
SORACOMでは、カメラの映像などを安く通信できるようなSIMのラインナップはありますか?(上りの大容量を安く通信できるようなSIM)
大容量アップロード用SIM plan-DUというプランがあります。上りに特化しており、今回のような用途にマッチするかもしれません。
SIMでは、山奥など、どのエリアまで通信が可能なのか等の情報は公開されていますでしょうか。
お使いのサブスクリプション(SIMの種類)によって、対応するNTTドコモ様、KDDI様のエリアを確認ください。
カメラの映像をエッジ側で処理して通信容量を節約する様な構成に興味がありますが、使えそうなサービスはありますか?
S+ Camera Basicがオススメです。
GPSマルチユニットは一度の充電でどのくらいの期間使えますか?
取得するセンサーの項目とデータ送信間隔に依りますが1〜2日、長ければ1週間以上もつことがあります。
追加でセンサーをつないで使いたい場合にお勧めの基本構成はありますか?どの様なIFをもったセンサーがつなぎやすいでしょうか?
動画中でもご紹介したGroveスターターキット for SORACOMがオススメです。Groveセンサーキットは多くの市販センサーがあり、ブレッドボードなど不要で手軽にマイコンに接続しクラウドにデータ送信することができます。なお、Wio LTE JP Versionは3.3Vのセンサーにのみ対応する点にご留意ください。
登壇資料
まとめ
プログラミング、コマンド実行なしで利用できるIoTデバイス、GPSマルチユニット SORACOM Editionをメインに、ビルディングブロックとして利用できるSORACOMサービスとデバイスをご紹介しました。IoTになじみのない技術者の方でもはじめやすい仕掛けをたくさんご用意していますので、巣ごもり/リモートワークの今こそIoTにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。