[速報] AWS Well-Architected レンズに新しい SaaS Lens が登場しました! #reinvent

2020.12.04

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AWSのベストプラクティスガイダンスであるWell-Architectedフレームワーク。それを特定分野のワークロードに焦点を当てて説明する「レンズ」という概念があります。

現地時間で12/3、re:Invent 2020開催まっただ中のこの時間に、新しいレンズ「SeeS Lens」が公開されました!
これは、AWS上でSaaSを構築・運用する上で重要なベストプラクティスを提供するものといえます。

これまでW-Aレンズには以下の6つがありましたので、7番目のレンズということになりますね。

  • ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
  • サーバーレスアプリケーション
  • IoT
  • 機械学習(ML)
  • 分析
  • 金融サービス業界

発表されたのがちょうど、AWS Partner Keynoteが終わるか終わらないかの時間だったので、タイミングを合わせたものと思われます。

SaaS Lens

ここでは簡単に、概要だけお伝えします。
SaaS Lensのドキュメントは、他のレンズと同様に下記の大項目から構成されています。

  • Abstract(概要)
  • Introduction(導入)
  • Definitions(用語の定義)
  • General Design Principles(一般的なデザイン原理)
  • Scenarios(シナリオ)
  • The Pillars of the Well-Architected Framework(W-Aの柱)
  • Conclusion(まとめ)
  • Contributors(コントリビュータ)
  • Document Revisions(改訂履歴)
  • Notices(注意事項)

「シナリオ」としては下記が記載されていました。

  • Serverless SaaS(サーバーレス SaaS)
    • Preventing Cross Tenant Access
    • Layers Hide Tenant Details
  • Amazon EKS SaaS
  • Full Stack Isolation(シングルテナント/占有インフラ構成)
  • Hybrid SaaS Deployment
  • Multi-Tenant Microservices(マイクロサービスによるマルチテナント)
  • Tenant Insights(SaaS内での各テナントの稼働把握)

SaaSを実際に構築・運用されている方、これからされようとしている方にとっては、ひっかかるワードがあるのではないでしょうか?
もしそうであれば、是非ご一読ください!

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