[アップデート] Amazon Quick の Research(研究)が PowerPoint や Excel ファイル出力をサポートしたので試してみました

[アップデート] Amazon Quick の Research(研究)が PowerPoint や Excel ファイル出力をサポートしたので試してみました

Amazon Quick の Research(研究)が PowerPoint・Excel 形式でのファイル出力に対応しました。プロンプトで形式を指定するだけで、調査結果をそのまま提案資料やワークシートとして出力できます。実際に試してみた結果をご紹介します。
2026.06.26

クラウド事業本部の石川です。Amazon Quick の Research(研究)をお客様の前でデモしていたところ、今週の初めにデモしたときにはなかった PowerPoint や Excel 形式でのファイル出力に対応していることを発見しました。

従来の Research(研究)は画面上のレポート表示が中心でしたが、調査結果を PowerPoint のスライドや Excel のワークブックとしてそのまま出力できると、提案資料やデータ整理の成果物に展開しやすくなります。ということで早速試してみます。

Amazon Quick の Research(研究)とは

Amazon Quick は、自然言語での対話を起点に、調査・分析・資料作成などの業務を支援する AI エージェント型のワークスペースです。

その中の Research(研究)は、入力したプロンプト(研究目標)から調査計画を立て、Web やスペースに登録したデータを根拠として収集し、出典付きのレポートを自動生成する機能です。これまで生成されるレポートは画面表示や PDF / Word が中心でしたが、今回 PowerPoint(.pptx)や Excel(.xlsx)形式での出力が利用できることを確認しました。

アップデート内容

今回、東京リージョン(ap-northeast-1)の Amazon Quick で確認できた挙動は以下のとおりです。

  • Research(研究)の成果物(アーティファクト)として、PowerPoint・Excel 形式のファイルが出力されるようになりました
  • 研究の一覧画面に「アーティファクト」列が追加され、PPT / Excel のアイコンで出力形式を判別できます
  • プロンプトでファイル形式を明示的に指示すると、その形式(Excel / PowerPoint)で出力されます
  • 研究モードは「高速(5〜10 分)」と「詳細(20〜30 分)」があり、「PowerPoint ファイルと Excel ファイルにより時間がかかります」との注記が表示されます

出力形式の決まり方を整理すると、以下のイメージです。

なお、PowerPoint・Excel をはじめとするドキュメント/ビジュアル作成自体は、公式には Amazon Quick の「document and visual creation」機能(2026 年 4 月発表)として案内されています。ドキュメント上は主に Quick chat 向けの機能として説明されていますが、今回 Research(研究)の出力でも同様にこれらの形式が利用できることを確認しました。

やってみた

前提条件

  • 検証環境: 東京リージョン(ap-northeast-1)
  • Research(研究)の対象として、ファイル名に「北海道大学-学部紹介.pptx」が含まれるスペースを指定し、北海道大学の学部に関するレポートを作成します
  • [研究を始める] ボタンを押してレポートを作成します
  • 研究モードは 高速(5〜10 分)を選択しました ← 実はこれも新機能かも

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研究モードのプルダウンには「高速(5〜10 分・中程度の詳細、短めの出力)」と「詳細(20〜30 分・高度な詳細、長めの出力)」が用意されており、「PowerPoint ファイルと Excel ファイルにより時間がかかります」と明記されています。

プロンプトに出力ファイル形式なしの場合

プロンプトに 北海道大学の学部について調査してください。 を指定しました。

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約 4 分でレポートが作成されました。従来通りの画面表示のレポートが出力されています。

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なお、スペースの内容によっては、形式を指定しなくても自動で Excel ファイルが出力されました。この場合は、従来のフォーマットで出力したくてもできませんでした。

プロンプトに Excel ファイル形式を指定した場合

プロンプトに 北海道大学の学部について調査してください。excelでレポート出力してください。 を指定しました。

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約 10 分でレポートが作成され、Excel 形式のレポートが出力されました。Executive Summary は、不本意ながら英語になっています。

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生成された Excel ファイルの本文は日本語で作成されており、6 つのシートで構成されていました。「大学概要」シートは、見やすくレイアウトされていることが確認できます。

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シートによっては、図や表と合わせて解説が記載されています。

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プロンプトに PowerPoint ファイル形式を指定した場合

プロンプトに 北海道大学の学部について調査してください。powerpointでレポート出力してください。 を指定しました。

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約 13 分でレポートが作成され、PowerPoint 形式のレポートが出力されました。

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12 ページからなるスライドが作成されました。タイトル・概要・学部紹介・入試制度など、見やすくレイアウトされていることが確認できます。

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確認できたまとめ

Research(研究)の際、設定したデータに応じて従来の画面表示や Excel 形式で出力されるようになっていました。今回の検証では、プロンプトでファイルフォーマットを明示的に指示すると PowerPoint や Excel ファイルとして出力できることを確認しています。

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研究の一覧画面でも、アーティファクト列に PPT / Excel のアイコンが表示され、どの形式で出力されたかがひと目で分かるようになっています。

なお、所要時間は標準レポートが約 4 分だったのに対し、Excel が約 10 分、PowerPoint が約 13 分でした。研究モードの「PowerPoint ファイルと Excel ファイルにより時間がかかります」という注記のとおり、ファイル形式での出力は生成に時間を要する点に留意してください。

最後に

Amazon Quick の Research(研究)が PowerPoint・Excel 形式でのファイル出力に対応しており、プロンプトで形式を指定するだけで、調査結果をそのままスライドやワークブックとして受け取れることを確認しました。標準レポートよりも生成に時間はかかりますが、提案資料やデータ整理の下地として十分に活用できそうな品質でした。

調査結果を成果物として展開する機会が多い方は、Research(研究)のファイル出力を試してみてはいかがでしょうか。


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